大坂選手が全米プロオープンテニスで優勝した。2年くらい前からこの若嬢はやるぞと期待をしていた。何しろサーブが錦織と同じくらいのスピードがあった。サービスが強烈なのはテニスにおいて圧倒的優位に立つ。ただ、単純ミスも多かった。ミスをすれば投げやりになっていた。勝負に対して淡泊だった。この若嬢、頭が軽いのではと思ったほどだ。それが今回は落ち着いていたし、ショットもサーブも100%ではなく80%の力で打っていたような感じを受けた。それでも相手に取っては強烈なボールになった。ミスも少なかった。丁寧にテニスをした。それだけ潜在能力がある若嬢なのだ。その潜在能力を引き出したのは新しいコーチだという。人間は指導者によって大きく変わってくる典型なのか。ここ何年もテニスをしていないが、この冬はテニスをして身体を動かそうかと若嬢大坂君を見て思ったほどだ。
若嬢と言えば畑岡君のゴルフもいい。19歳とかだが19歳と言えば俺がニセコに来た時期に生まれた若嬢だ。俺は彼女の年齢の2倍以上の年数を掛けてゴルフをしているのに俺より圧倒的に上手い。ゴルフは年数や回数ではないのだ。大坂と違って体力的には劣るが小さいなりにパワーを持っている。頂点に立ちたいという意識もある。ゴルフが好き、ゴルフで喰っていくんだという決意も見える。二人に共通しているのはここ当分活躍出来そうな年齢だ。女性の世界はトップに立ったら直ぐに落ちてしまう選手も居るがこの二人は数年大丈夫だろう。
久しぶりにニセコゴルフコースのバックからプレイする。ニセコに来て直ぐにバックから76というスコアを出したが、昨日は10個も余分に打ってしまった。でも、バックティからのプレイ、新鮮だった。
9月15日朝。20歳で世界の頂点か。子供をその道に向かわせた親も先見性があるのだろう。