感動と涙

▲テレビを点けたらパリオリンピックの閉会式だった。オリンピックが終わる訳だが、パリオリンピックで感じたのはどの会場も観衆で一杯だったこと。観衆の声援が､特に当然ながら仏国の関係者に多かったことだろう。メダルを獲った選手達の言葉で｢オリンピック最高｣とか｢楽しかった｣との声も多い。それだけ成功した大会だったのか。東京大会に比べ飯が不味いとかの選手の声もあったようだが、和食がフレンチよりは美味しいと言うことだろう。
▲色々な感動も､涙も頂いた。どれだけ選手達がこのオリンピックに向けて練習、鍛錬したか、選手達の言葉で分かる。どれだけ練習しても勝てずに去って行く選手もいる。世界との差を実感した選手もいるだろう。トップ3になってメダルを獲った選手は金を取れずとも喜びが大きい､大いに喜ぶべきだろう。上には上があると。金を獲った選手も喜ぶのは分かるが、そんなに大喜びはするな、一人になったときに大いに喜び、勝利の実感を味わえと。
▲以外と残念な結果は男女のバレーとバスケット。それと水泳で銀一つとはちょっと期待外れ。逆に期待以上だったのはレスリング。特に四国にレスリング道場をつくり､初めて金メダルをもたらした4人の四国出身者達、関係者は大喜びだろうし、彼らに続く子供達にも影響大だろう。｢誰々さんに影響され始めた｣という子供達が出てくるのは間違いない。そういった子供達を作れなかった幻の札幌オリンピック、つくづく残念だ。

8月12日朝。今朝の羊蹄山、変な雲が覆っている。真狩村のユリ街道。