人に会う

▲久しぶりに札幌に行く。往き帰りとも道路は空いていて運転も楽、ストレスがかからない。北海道の運転中の良さの一つは渋滞がないこと、自然の中を走れることがある。黄葉には未だ早かったが、森の中を走るのは快適だった。
▲用事が三つほどあって、一つは人に会うこと。札幌に来られる際は是非会いたいという方が居て、その方に会ってきた。その方は俺をどんな人間なのか話しながら観察しているし、俺も同様だ。だいたいは服装とか、顔の表情とか、話し方とか､現在､過去の仕事とかで判断するのか。会う前に｢車は運転しない｣との連絡が入った。北海道で車なしでやっていけるのか、と。
▲直腸ガンを患い、｢俺は死ぬな｣と覚悟をした、その時に｢酒、タバコ、車等｣をやめたとのこと。その後、回復し、東北に4店舗あった、貴金属の店を閉め、知り合いがやっている不動産屋を手伝っているとのことだった。俺より一つ上の、若く見える方だった。貴金属をやっている時に知り合いだった方と俺が繋がったようで一度会いたいとなったようだ。
▲俺のジャケットから少し腕が見えたのか、｢腕真っ黒ですね、サーフィンとかですか｣と聞いてきた。小声で｢ゴルフ｣って言ったら｢仲間居るんですか、羨ましい｣とのこと。ゴルフも止めて10年以上経つらしい。そうなんだ、ゴルフは1人でもできるが、仲間が居ないと面白くない。その点、ニセコには沢山の仲間がいる。ホント、有り難いことだと熟々思う瞬間だ。

9月28日朝。