ママ

昨日は数日前の春めいた感じからは想像も出来ないほどの冷え込み、今期一番寒かったのではないか。昨晩、札幌の町を歩いたが寒かった。飲んでいないのに寒さで顔が赤くなるほどだ。

札幌に来る楽しみはニセコから札幌に移った年配のママが店を出した小料理屋に行くこと。だが、何ヶ月前に小料理屋をやめて、「バー」に衣替えするとの連絡をもらっていた。小料理屋のメニューを考え、作ることが年齢的に「大変」らしく、手軽なバーと考えたようだ。そこで様子を見に行こうと先日電話を入れたら「バーをやめて、うどん屋をやろうと店を改造している」とのことだった。「bar」も「うどん屋」も俺にとっては魅力ない。小料理屋だから魅力的だったのだ。年をとりすぎ体力的に持たないのだろう。ニセコでも最終的にはうどん屋さんだった。ちょっと魅力はないな。

でも、一人で札幌に来て、夜の９時過ぎから飲み出すって、馴染みの店でないと中々入りづらい。小さな店でママさんや親父さんとカウンター越しに座り、酒を呑みながら話しが出来る、そんな店を探さないと楽しみがなくなる。札幌にも手軽に行ける小さな居酒屋、ママや親父さんが魅力的な店を探さないと。

昨夜も３時間の授業を受ける。題して「転換期の日本経済」。どうにか舟を漕ぐこともなく聞けた。終了後、熱燗で一杯引っかけようかと思ったがホテルに帰り、缶ビールとウィスキィの水割りでいい気分になる。まあ、こんなモンでいいのかな。

２月３日朝。札幌のホテルで。