めったに買わないカップ麺を大量購入。
大型スーパーを訪れたときの店内アナウンスがきっかけです。
「東西の食べ比べをしませんか?」
昨日はかみさんの誕生日。
知らない町への近距離ドライブで「美味しいもの」を食べようと出発。
南の岡山・倉敷でなく、また北の米子・境港でもなく、我が町からは東部の真庭市・津山市へ。
昼食は真庭市で夫婦大好きな寿司を食べたあと、鏡野町の大型スーパーへ。
広い店内で雑貨を探しているとき流れた店内放送。
「東西のカップ麺の食べ比べをしませんか?格安提供です。」
その放送に反応したかみさんと私。
特設販売スペースに置かれた多数のカップ麺。「どん兵衛」です。
関心を示す人もなく、我々だけが商品を物色。
ゆっくりとカップ麺のラベルを見ながら選べました。
かつて転勤族だった私たちに、東西の味付けの差を思い出させました。
東京赴任直後、新宿駅の立ち食いうどんで初めて見た「真っ黒な」うどん出汁。
薄口醤油と濃口醤油の食文化の差です。
味付けだけでなく、全国のうどんの多様性も。
秋田の「稲庭うどん」には感動しました。生産者名が入っていることにも。
「腰の強い」讃岐うどんに比べ、「ふにゃふにゃ」博多のうどん。
寒さ対策のラードの「蓋」スープの旭川ラーメンと九州の「こってり」トンコツラーメン。
そばも磨き抜いた白い「更科」系と皮ごと砕いた黒い「出雲」系。
正月の餅も、東の「切り餅」と西の「丸餅」。調理法も「焼き」餅と「煮」餅。
東の鮭と西の鰤は「ソウルフード」。朝食の東の「納豆」と西の「生卵」も。
狭い日本でこれほどの差とこだわり。
転勤がなければ、食べ物の東西の差を感じることも無かったでしょう。
ただ 度重なる転勤は、家族へ、特に子供たちへの「贖罪」の気持ちを。
長女には、小学校3校、中学校2校、高校2校もの転校を強いたからです。
次女・三女・四女も同じような経験が。
引っ越し前、友達と「涙」で別れを惜しむ姿をまじかに見たとき、胸が痛みました。
転校を「強要」した私のエゴで子供たちに、トラウマが刻まれたのではないかと心配も。
一番長かった東京で学校を卒業し、就職したため、全員が東京住まい。
東西の食べ比べは、味だけでなく、昔の子育ての時代を思い出させます。
画像 昨日買い求めた菊 黄色は元気をくれます
どん兵衛 六種 きつねうどん、天ぷらそば、カレーうどん 東西二種づつ
ガンダム 途中の道の駅「久米の里」で見つけた大きなZガンダム
ごんご(河童)バス 津山で交差点で隣に、河童のことを津山地方では「ごんご」
とい言うらしい
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