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続く「奇跡」

2021年06月06日 | ふるさとの母親

母親の入院している病院からの着信履歴あり。

折り返しの電話をする間、不安でした。

 

施設から緊急搬送されたのが2週間前。

若い内科医の下した診断は、肺炎とまさかの脱水症状。

「血液検査の結果、厳しい状況です。」との宣告。

重ねて、延命措置をどうするかの確認も。

 

今まで、「今回は・・」と言われながら、そのたびに五度も「復活」した母親。

しかし 今回 立ち会った妹も、私とおなじように覚悟を決めた瞬間でした。

家に帰り、万が一の場合の緊急連絡先のリストを再チェック。

セレモニーホールの状況確認も・

 

コロナ対策から、面会謝絶の病院。

午前7時過ぎに、母親の病状確認をする毎朝。

当直の看護師が電話に出る間、ドキドキする時間の長いこと。

 

電話相手の「日替わり」の看護師の態度・口調は様々。

親切な看護師と事務的な看護師の差がくっきり。

「詳しいことは、主治医からの電話をお待ちください。」

 

そのような中での、医師からの電話。

「症状が安定し、点滴は中止し、栄養の開始と塩分補給の継続中。」

「酸素マスクも外せました。」とホッとする言葉でした。

 

一昨日、入退院担当の看護師から、「症状も安定したので、退院可能です。」

「施設と話し、退院日程の調整をします。」と。

施設からも電話があり、退院日が決定しました。

 

覚悟を決めた今回の緊急入院。

しかし、再び「奇跡の再来」。

8年前、脳内出血で倒れ、施設入所後も、入退院を繰り返した母親。

98歳の高齢ながら、認知にもならない強靭な意思と体力。

 

母方の祖父が99歳、祖母が94歳まで生きたDNAは母親にも。

100歳超えの未来の可能性も。

とはいえ、高齢が故の急変もあるかもしれません。

 

八百万の神や、仏の加護に感謝する「俄か信者」の私です。

 


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