元ベース弾きの田舎暮らしは

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「支障木(ししょうぼく)」

2015年03月09日 | 住まい、場所
ウィークデイに、半日 有給休暇を取りました。
「支障木」の伐採現場の進捗確認のためです。

我が家には、わずかですが先祖の残してくれた山林があります。
家から遠い山林の木の現状は知りません。
ただ 近隣の民家に接している山林の中には、「支障木」と言われる木があります。
近隣とのトラブルを避けるため、伐採の必要のある木です。

民家や敷地の上部に伸びた枝が、葉っぱを落とし、瓦を痛めます。
枯れ木が屋根を傷める前に手を打つ必要があります。

今回伐採したのは三カ所。

①崖の上の「ケヤキ」や「ヒノキ」ほか
 30メートル下にある民家の屋根に葉っぱが降り注ぎ瓦を痛めている現場

②70~80年経った栗林のなかの栗の木数本
 あふれるほどのイガグリを民家や墓にまき散らしている現場。
 最近栗も拾って食べることが少なくなりました。

③我が家の敷地内にある、のび放題の植木
 三階建ての高さまで伸びた外来の松、2階の高さの梅やキンモクセイの木
 葉っぱが樋を詰まらせます。

素人が、手を出せないレベルの立木の伐採のため、森林組合に依頼しました。
専門的な技術と保険料が加算されるため、かなり高い見積もりでした。

     

二日間に渡る作業。
まずどちら側に倒すかの検討と判断。時間がかかります。
倒す方向に張るワイヤーとその固定の高さと強度。
切り倒すのではなく、「寸止め」するチェーンソーの技術。
下から見上げた木が、倒れるとどこまで来るかとの見極め。熟練の技。

我が家に伐採の法的責任はないものの、近隣との良好な関係構築のために必要なこと。
出費は痛いのですが・・・。
コメント (2)
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