元ベース弾きの田舎暮らしは

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「ようやく咲いた稲の花&施餓鬼法要」

2014年08月21日 | 農業
広島の災害に「自然の猛威」を見ました。
亡くなられた方に、哀悼の意を表します。

前職の新入社員時代に、安佐南区に住んだことがありました。
独身時代、「寮」扱いの中層のマンションに同僚と一緒に。
当時も静かな住宅街、しかしもっと平地で、山側の開発はまだ進んでなかった記憶が。

災害をもたらすのも自然、収穫をもたらすのも自然です。

毎年盆頃には、出る稲の穂が、今年は遅れました。
やきもきしましたが、一昨日から穂が目に映りました。
籾一粒一粒から出ている「芸術的」な、ミニチュアのような白い花。
この花の命はわずか数時間。

田んぼの穂が一斉に出揃うために、稲が吸い上げる水は大量。
そのため取水口は全開。
もう一月たたないとわからないけれど、背丈の伸びた稲は、豊作の予感。
刈り入れが楽しみです。



盆過ぎの日曜日、菩提寺の「慈眼寺」にお参り。
曹洞宗の檀家の我が家、住職から声を掛けられたためですが・・・。
準備したのは「お布施」と米一升、位牌堂の先祖へのお菓子などなど。

寺に着くと受付があり、お寺の総代が世話役。
見回すと見知った顔が、ちらほら。

なんと七人の僧侶による「施餓鬼」法要の開始です。
檀家の人たちおよそ60人。ほとんど壮年以上。
初盆を迎える檀家の名前・戒名を次々に読み上げます。
それ以外は、名字に続き、「・・・先祖代々」の省略。
経を読む声が、男声合唱のようで眠気が増します。

お寺とは「厳かで懐かしい」存在に感じます。
私も来世に近づいた証拠でしょう。
コメント (3)
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