元ベース弾きの田舎暮らしは

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音楽が縦軸の人生
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「ヴァージンロード」

2012年07月17日 | 娘達・家族
雨上がりの東京・恵比寿。
いよいよ長女の結婚式当日。

うれしさと寂しさが半々の複雑な気持ちの朝。
近くのホテルから結婚式会場に向かうと、スタッフがお出迎え。
新郎新婦の両親はVIP?スポンサーは大切にされます。(苦笑)

開業間もない式場なのに、あえて古く見せるデザインや装備。
逆に中に入るとハイテクの塊。
入り口の壁の一部が娘たちのスナップ写真にかわります。それもマルチの画面。
会場内は、上半分が全周スクリーン。まるでディズニーランドのアトラクション会場風。

ヴァージンロードのお勤めは、緊張しながらも無事終了。意外に冷静。
動揺したのは、披露宴のさなか。
お色直しの長女が司会者に促されエスコート役を選んだとき。
司会者「さあ、新郎の代わりに誰をエスコート役に選びますか?大きな声で呼んで下さい!」
長女が呼びます。「お母ーさーん!!」

その瞬間、タイムスリップして、子供時代の長女が現れたような気がしました。
かみさんを大声で呼ぶ長女を見たのはもう二十年前。
それを聞いた瞬間、涙で周囲がぼやけました。こんなところで泣かせるな。

披露宴最後の両親への感謝の手紙とワインのプレゼントは「織り込み済み」の涙です。
かみさんも口元にハンカチを当て、涙をこらえています。

こんな気持ちをあと3回も体験しなくてはならない四人姉妹の父親です。
でも幸せそうな長女を見ると素直に「おめでとう」と言えました。

画像  披露宴会場
コメント (5)
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