元ベース弾きの田舎暮らしは

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「一日で屋根の瓦が・・・」 新築物語⑫

2012年05月23日 | 住まい、場所
たった一日で瓦が葺かれました。

朝 新築現場を確認したときには、瓦の「姿」もなかったのに。
夕方には、屋根全体に瓦が。
このスピードには、驚かされました。

昔は瓦職人が数日かけて、葺いていた記憶が。
最近まで、アルミのハシゴ状の運搬器具で、ワイヤーで揚げていたのに。
このやり方では、一度に揚げられる量は少なく、時間がかかっていたようです。

今回は、大型クレーンで一挙に揚げたようです。
屋根の上では10人近くの職人達が数にものを言わせ、完成させたと母親の言。
昨日は暑かったせいか、ジュースやコーラの空き缶20本以上が残されていました。

全体予算がタイトな中、一時は「和瓦を葺くこと」を諦めていました。
ローコストの洋瓦か鋼板しか、予算内に収まらなかったのです。
材料には、もともとこだわらなかった私です。

ただ建物全体では「和」の要素が多く、建設会社はデザインのバランスに苦慮したらしい。
「瓦屋と交渉し、和瓦を予算内に収めたから」と設計士から連絡があり、ありがたく受諾。
瓦には、生産地や土や焼きかたにより、多くの種類があるとか。
素人の私には、瓦のランクや効能がよくわかりません。

瓦を揚げた後、建物をそのまましばらくおいて、重力による沈みが安定するまで待つそうです。
そのあと、内装・外装の調整すると精度が出るらしい。 

ほとんど毎日、小さな決断が必要な新築の進捗状況。
施主支給としたキッチン・バス・洗面の仕様も大至急詰める必要があります。
前職の会社がこれらの商品も作っており、懇意な流通が親切に面倒を見てくれます。

定年退職してもう数年も経つのに、便宜を図ってくれる昔の得意先に感謝です。



コメント (2)
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