元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
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「戻ってきた財布」

2012年02月21日 | 好きなこと、もの
岡山に買い物に行った翌日、財布をなくしたことに気づきました。
家中探してもないので結局落としたのだとわかったのです。

思い当たるのは岡山・倉敷の3店でのショッピングと、2店の飲食店。
慌てて電話をして、財布の落とし物がないか尋ねても見つかりません。

落とした財布の中身は、わずかな札のみ。
お金は諦めるにもしても、免許証・保険証・クレジットカードなど大切なものが心配。
再発行の手続きの煩雑さを考えると憂鬱な気持ちに。

又この財布そのものが大切な思い出の品。
退職記念で娘たちが、名刺入れとセットで買ってくれた「バーバリー」社製。
私の持っている唯一のブランドもの。
娘たちに顔向けができないなと少し落胆。

しかし 夜遅く嬉しい電話が。
「財布が出てきました。」とのお店の人からです。
ここからが摩訶不思議な話です。
財布の色や形は教えてくれたのに、私のものか確認にきてくれとの担当者の話。

中に免許証があるから確認してくれと言うと、
「個人情報保護のために、私たちは中を見る事ができません。」
「えっ?」と驚く私です。
「新見に住んでいるため、確認と言っても岡山まで遠いので・・・」
でも中を見てくれる気配はありません。
私のものだとわかると安心できるのに。

結局 岡山まで行き私のものだとわかり、無事返してもらいました。
嬉しい顛末。世の中捨てたものではないとわかった今回の件です。
ただ 個人情報保護とは何なのかも考えさせられたことは事実。

でもこの店で大きな買い物をしようと思いました。
対応が悪い訳ではなく、職務に忠実な店員がいることがわかったからです。

コメント (4)
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