元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「私にできること」(東北・関東地震)

2011年03月16日 | 日常
ブログ開始以来、今回ほど日記のアップをためらったことは初めて。
地震発生から6日。心の奥底の「重い停滞感」が邪魔をします。

被災者の酷い状況をテレビで見たときが始まり。
増え続ける死者や行方不明者の数。そして原発事故。
中継映像の中の家族を探し続ける人たち、気力を無くしたシニアたち。

ブログを書く気力が萎えてしまい書けないのです

変わらない日常生活を送っている自分がなぜか恥ずかしかったのです。
内容はともかく、それを書く「したり顔の自分」を許せそうにありません。
「なぜか?」この数日間、その理由を考え続けて得た結論めいたものは・・・。

「気の毒、かわいそう、頑張って」の感情のレベルにしか居なかった自分。
行動を伴わない思考のみの自分に、アラームが鳴っていたのかも。
「何もしなくていいのか?」「自分に何ができるのか?」

今日 銀行に行き、おろしたお金を窓口で日赤に寄付しました。
ものいりの3月、きつかったのですが、自分自身の気持ちが納得する金額を・・・。
自己満足の世界ですが、意思を表現し、行動としました。
寄付と金額を決めた後、母親に話すと「それはいいことだ。」賛同してくれました。

自分自身への言い訳が終わり、これで免罪符とする気持ちはありません。
ひとそれぞれにできることは様々。
節電や買いだめ中止、物資寄贈、ボランティア。

確かではありませんが、「気持が次の段階に進めそう」な気がします。
コメント (5)
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