元ベース弾きの田舎暮らしは

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「キャリア官僚」

2010年01月28日 | 自己啓発
昨晩は勉強会。

「新見ふるさと塾」の1月の例会です。
ゲストの講師は、岡山県政策審議官付け参与。
国から岡山県に出向中のバリバリの「キャリア官僚」?
テーマは「国から見た地方、地方から見た国」。

さすがキャリア組。
渡された資料には、興味深いデータが・・・。

たとえば人口の長期的推移。
終戦時7200万人→2000年1億2700万人→2100年4800万人。
田舎の新見だけでなく東京でも大幅に減少。

限界集落は中国地方がトップ。消滅する集落も。
険しい山岳と厳しい寒さなどの東北と異なり、穏やかゆえに散在する岡山の村々。
一集落の世帯数や平均人口が少ないためらしい。

地域作りの成功事例も豊富に紹介されました。
高知県大月村のダイバーたちによる「さと海」作り。
山形県の地域ブランド創出、職人技術を結集した「ボディ工房」。

道州制についても・・・。
そのメリットと区域割り?  規模からいって中四国で他地区に対抗も。



町づくりのヒントは
外部人材を使え、とにかく話し合う場を作れ。
補助制度を活用せよ、やれる人で実績を作れ。

面白かった「官僚の自己評価」
国のご都合主義、知らない現場、ひどい縦割り、拙劣な事業実施系統。

返す刀で地方も「ばっさり」
「きれいな政策」、外部人材を入れない、新しものや独自色がない。
これは自分の仕事ではないとの「消極的権限争い」などなど。

まだ若いけど赤裸々で面白い話のできる人。
刺激を受けた夜でした。

画像  伯備線 特急「やくも」(中国地方の大動脈)
     学び広場大ホール(2月7日演奏会場、1000人収容です)

コメント (2)
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