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「まいたけ」は工場生産品?

2009年11月18日 | 農業
友人に連れられ、初めて訪れた「まいたけ」生産の会社。
岡山県に2社しかない「まいたけ」の生産・販売会社です。
これが岡山県新見市神郷の県境にあるのです。

山の中に忽然と現れた大きな建物。
人が少ないものの、フォークリフトや加熱圧縮機や殺菌室などかなりの設備が。
三セクから経営権・建物とも譲り受けたといいます。

道中や入口付近に看板もありません。
あとで聞いた話ですが、一般人が来てもらっても困るとのこと。
直販でなく卸しだから、看板がないのも当然と言えば当然です。

         

「まいたけ」の作り方を初めて見ました。
農場のイメージを持っていた私は、びっくり。
まるで工場の製品置場か、研究室の様相。

図書館の書棚風に、何段にも置かれた「まいたけ」。
数カ月かけて菌から、出荷可能な大きさに育てています。
天井近くから、送風機で「霧」が噴出。大きな加湿器です。

一辺が30センチ程度の床(おがくずを固めたもの)の上部にまいたけが。
それぞれがビニールにくるまれ、生育中。

鍋ものにうってつけのまいたけ。
冬の需要が圧倒的なため、夏場には大きく値崩れするとか。
まさにストーブやエアコンのような季節商品です。
需要の変動の負荷に、会社の経営者の悩みは尽きないようです。

地元の小さな生産会社。何としても頑張って欲しいものです。

画像  新見市神郷のまいたけ(ラベルのイラストは叔父の設計した親子孫水車)
     まいたけ生産現場(携帯で撮ったため不鮮明、もちろん撮影許可後)
     
コメント (2)
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