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元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「老後は何時から?」→「今かも!」

2018年02月06日 | 日常
よく言われること。「老後のための貯金」「老後の収支計画」。

私にとって、老後とは何時のこと? もっと先の話?
そう思っていた自分が、突然気が付いたことは「今がまさにその時?」

昔 子供のころ、60歳は年寄りで「おじいさん、おばあさん」のイメージ。
しかし 自分がその歳を越し、70歳を迎えようとしているのに、老人意識はなし。
新聞・ニュースで70歳の人たちの事件・事故を聞くと「ああ、老人のだ。」と思うのに。
自分がその年齢なのに「自分以外は老人、私は違う」と思うこの矛盾。
矛盾に気が付かないことが、まさに老人であることの証明です。

体力は急降下、夕方には疲労感があるフルタイム勤務。
製造業・安定所・市役所と切れ目なく働き続けて45年。
「退職」意識がないためか、「今 老後のまっただ中!」に気が付きません。

「老後」を考えたきっかけは娘の一言。「えー、お父さんてそんな歳?忘れてた。」
母親との年齢差があるためか、父親の年齢を意識してなかったらしい。

子供に遺す預金や株券などは一切なし。
生活費を、厚生年金や企業年金、かみさんと稼ぐわずかな給料で賄う家計。

今が老後なら、「健康体に感謝し、動ける間に旅行し、買い物をする」。
お金が貯まっても健康を損ねたら「やりたいこともできない。」ため。
そう思った瞬間、目の前の「景色」が少し変わりました。

かみさんと一緒に出掛け、美味しいものを食べることは「浪費」ではない。
そのために、今まで頑張ってきたのだからとの「口実」ができました。



土曜日、鳥取の境港に寿司を食べたくてドライブ。
突然思い立って、雪のちらつく中を2時間。港に近い回転寿司。
今のシーズンの新ネタは、ノドグロの炙り・ほうぼう・カニなど。
でも私が好きなのは、マグロ・エビ・ウニ。中トロも同じ値段だからか、ネタの薄いこと。
アサリの味噌汁・茶わん蒸しなども。二人で20皿、満腹です。店の名は「すし若」。

他に立ち寄ったのスーパー2軒。「プラント5」「米子イオン」。
激安のお菓子をゲット。200円を切る「スニッカーズ」、「「むき栗」「ゼリー菓子」。
母親の好きな生花も。山陽側に比べずいぶん安い花々。

帰途 県境の明智峠や岡山の千屋は猛吹雪。風で舞い上がる雪の国道。
でも満足感で、気持ちは「ほっこり」。楽しいドライブでした。



隣で働く若い同僚の「老後の定義」は、年金以外の収入がなくなった時だとか。
確かに理にかなっています。となると「私はまだ、老後ではないのかな?」


画像   境港の回転すし すし若
     ネタは小さいけど安くて旨い
     毎年取り寄せの 瀬戸田産のネーブル 一番好きな果物
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「冬休み」の「宿題」は大変!

2018年01月21日 | 日常
「冬休み」=2週間の強制休暇に入りました。
数日間は何もせず、買い物やテレビで過ごす日々。
でもどうも落ち着かず、のんびり休暇を楽しむ気持でもありません。

そこで長期の休みでないと、できない作業から着手、
なかなかその気にならなかった庭の木の剪定です。

狭い庭ながら、伸び放題の高い木があり、見通しも悪く、光を遮るのです。
専門家に頼んで、いかにも手入れをしたという庭は、私の好みではなく、「自然」風が好き。
しかし 剪定の知識もなく、高いところの苦手な私には、「ハードルの高い」作業。

でも仕方なく、はしごをかけ、高いところで「ノコギリ」で枝を切ります。
怖かったのは、石垣の上の「イチョウ」の枝落とし。電線・電話線にかからないために。
3メートルの石垣に、はしごが3メートル、身長を加えるとで8m弱の目線の高さ。



下を見るとすくむ足。
テレビや映画でも高いところからの映像を見ると、下半身がマヒしたような気持ち悪さ。
又 高齢になると、反射神経が鈍くなり、体の柔軟性もなくなり、ぎこちない動作。
もし落ちても、瞬間的には頭をかばえないでしょう。最悪状態の想像しながらの作業。

木の上で作業中に電話の着信音が。
片手で木にしがみつき、片手にノコギリの状態で、電話を受けるかどうか迷う瞬間。
作業ズボンのポケットからスマホを取り出すだけでも難しい体勢。
これで落ちたら後悔するし、笑いものではないかとの思いが頭をよぎります。
手短に話し終わり、ほっとする木の上の私。

鳥が好きな赤い実をつける「クロガネモチ」は、5メートル以上の高さのため難航。
「魔除け」の「ひいらぎ」は枯れても葉がとがって痛いため、切った枝をすぐに袋に収納。
常緑樹の「高野槙」や「檜」は適当にカット。冬でも楽しませてくれるのが魅力。
白い「藤」は蔓がほかの木に巻き付き、枯れないように最小限に蔓を切るのに一苦労。
困ったのが「紅葉の木」。ネットの動画でも、手入れは様々。思い切って枝をバッサリ。
「松」は一番難しいらしいが、上に伸びる枝のみを切りました。

3日間 毎日5~6時間の作業でした。足・腰・腕に痛みがあるが、満足感は大。
伐採と切った枝の運搬などは大変な作業でも、手入れ後の庭は気持ちいいものです。



この数日懐かしい友人からの電話も。

昔のお得意先の熊本の問屋の営業責任者。74歳にして地元の市役所勤務。元気な声です。
もう一人は四国の宇和島の医者。大学のオケ仲間のバイオリン奏者。
この時期しか取れない真珠のアコヤ貝の貝柱を送ってくれました。
経済学部卒業後、医学部に入りなおした変わり種の友人。彼も元気。

仕事をしている人は皆元気です。
私も「仕事」があるから「自由課題の宿題」もできるのかもしれません。


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69歳の「冬休み」

2018年01月17日 | 日常
昨日から今月一杯の長い休み。実に16日間。
昨春 転職時も休みがあったが、スケジュールがあっての計画的なもの。
今回は、予定もありません。

市役所に勤務する「臨時職」は1年間の間に、半月間 強制的休暇の「15日休」のルール。
健康保険・年金は一旦打ち切られ、一時的に国民健康保険に加入。
厚生年金は、通常国民年金に変わるところ、高齢のため支払う必要はないとか。

1月は経済的には厳しい奇数月。厚生年金も企業年金も偶数月の給付だから。
本来 贅沢をしなければ生活できる年金額なのに、なぜか苦しい家計。
少ないとは言え、市の給料もかみさんの収入もあるのに。やはりどこか無駄遣い?

昨日は何もせず、一日休みを過ごしたのだが、なぜか落ち着かず。
何もしないことに、少し「罪悪感」。
かみさんにそのことを話すと、「何も考えずにゆっく休んだら?」とのアドバイス。
サラリーマン生活45年の「悲しい性」なのか、「ワーカホリック」なのか?

ただ やろうと思えば、仕事(勤務でなく)はあるのですが。
離れ・ガレージの片づけや、庭木の剪定などなど。
着手するまで時間がかかるのが、私のダメな性格。
しかし今日は雨。雨が止んだら始めようと思う先延ばしの口実。

すぐできそうなのが家事・料理?。
そのことをかみさんに話すと、調理はそう簡単ではなさそう。
短時間に、冷蔵庫に残る食材で調理をするかみさんの姿を見ていると私にも出来そう?
しかし 永年の経験と調理師の資格を持つかみさんならではかもしれません。



我が家の出来の悪かった白菜に比べ、かみさんの知人からもらった立派な白菜からひらめきが。
この白菜を漬物にすることを思いつきました。
ネットで見た「おばあちゃんの漬物」の動画を参考に始めようかと。
余分な水分を飛ばすために干す必要があるとのこと。今日は白菜の「四つ割り」までで終了。
塩分量は必ずレシピを守ることをかみさんから厳命されました。

田舎住まいながら、かみさん任せで着手しなかった漬物つくり。
「未だ昏るるに遠い」時間をどう過ごすかの課題は残ったまま。
でも 目の前の現実を見ることから始める「小さな幸せ」を体感したことは大きな収穫。

今思えば昨年は、家族の転機の年だったことに気づきました。
かみさんと次女以外全員が転職したのです。

長女は育児と仕事の両立のため長年勤めた小売業から土日休みの事務職へ。
三女は、次女の伴侶の経営する病院の医療事務を手伝うことに。
四女は、「グレー」っぽい会社から、デザインも活かせる会社に。
そして私は、国の出先から地元の行政職に。

今年は転職組の娘たちの「飛躍の年」にして欲しいもの。健康が必要十分条件ですが・・。

画像   私の一番好きな果物  瀬戸田産のネーブル
     漬物のための四つ割り白菜
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今年の私・我が家は

2017年12月10日 | 日常
今朝 我が家に届いた歳暮の大箱。
福島県産のリンゴ「ふじ」がぎっしり。配達の人が「重いですよ」というほど。
長く務めた民間会社の、福島の得意先の問屋の女専務からです。79歳。

早速お礼の電話をすると、以前と変わらない「若々しい」声。
息子の社長に替わってライオンズの仕事をこなし、活躍中らしい。

   

12月に入り我が家も、かみさんがクリスマス仕様の玄関先の飾りや、小物の準備。
夜には、入り口近くに「ろうそく」のデコレーション。
慌ただしいけど、人恋しくなる季節。

   

今年も、日常生活では平穏な生活の連続。でも多少はトピックスがあります。

① 今年の変化の一番は、勤務先を変えたこと。
  ハローワークを卒業し、市役所の臨時職に就いたこと。
  フルタイムのために、夕方にはぐったりの毎日。

  労政を担当し、人口減少対策のための「相談員」が役職。
  U・I・Jターン者の増加策の執行と相談業務。求人の開拓。
  入所以来 450社の中小の会社訪問をし、600枚の名刺を配りました。
  会社を訪問し、多くの人と出会う忙しいけど充実の毎日でした。
  
② 春にかみさんと東京に小旅行。
  娘や孫たちとディズニーランドや美味しい店の食べ歩きも。
  かみさんは、12月も「嵐のライブコンサート」に出かけましたが、私は留守番。
  
  インスタグラムも娘たちの「強要?」で開始。LINEで手一杯なのに・・。
  「孫の成長記録が毎日見えるよ!」とのかみさんと娘たちの「甘い誘惑」。

③ 若い親戚や知人の訃報も。喪中欠礼のはがきも年々増加。
  今年初めて「脳ドック」受診、CTやエコー、腫瘍マーカーは継続。
  様々な検査でも「背中の痛み」は解明されませんでしたが・・。

  

④ 趣味の米つくりは平年作。白菜・ほうれん草は不出来。春菊・大根はそこそこ。
  トマト・ナス・ピーマンは上出来。トウモロコシは猿に半分持っていかれました。
  栗の「渋皮煮」は堪能。干し柿は現在進行形。

⑤ 神社の当番組で、祭りの世話。集落の一斉清掃・側溝のごみ取り数百メートルはきつい。
  氏子の減少、集落の高齢化は、ますます進み、私の年齢でも若手?

大病せず、フルタイムで働き、農業の真似事ができることは幸せかもしれません。
あとは年末までに、年賀状を仕上げなくてはなりません。
目の前に積まれた、はがきが私に無言の「催促」。
かみさんが新しいプリンターを購入。「言い訳の出来ない」状況に置かれている師走です。

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私の「残日録」

2017年11月26日 | 日常
先日の夕方、突然 友人の医師が我が家を訪問。
お土産を一杯手に持って。
香川の名物「讃岐うどん」、「食べるいりこ」、チーズ菓子などなど。
先日送った私の作った新米「きぬむすめ」のお礼だとか。

彼は私の学生時代のオーケストラ仲間。
高校まで演奏してきたクラリネットからオーボエにコンバートされました。
大学の交響楽団の部員構成からやむを得ない楽器変更。
「リード」の異なる木管楽器変更は難しかったとのこと。
とは言えオケの花形の楽器演奏者です。

この友人が最近、死の一歩手前から生還したのです。
高速道路を運転中、胸に痛みを感じ、自ら病院に駆け込んだとのこと。
「あと30分遅かったら・・」と病院の医師から言われたらしい心筋梗塞。
「もう死ぬんだ」と意外に冷静で、思い出が頭を駆け巡ったようです。
退院後から医師としてのスタンスや勤務状況、人生感を少し変えたといいます。

「生涯現役だが、ストレスは極力減らす」
「自分にできる社会貢献を続けること」を決意したとか。

  

私も来年は70歳。
贅沢さえしなければ生きていける年金生活者。
でも市役所で、人口減少対策の活動をしています。
それは誰かの役に立ちたいため。自分が必要とされる間は働くこと。
そう決めているため、友人の生き方には共感します。

一昨日は、68歳で亡くなった親戚の葬儀。
誰よりも元気で、退職後も農業専従で野菜・米つくりをしていた男。
でも病魔に侵され、あっけない最後。やりたいことがいっぱいあったはず。
その無念さを考えると胸が痛みます。

昨日は集落の一斉清掃。軽トラ10杯以上の側溝の落ち葉をかき集めました。
5時間近い作業のため、足腰が痛みます。

私の好きな言葉。
藤沢周平の「残日録」の主人公の「三屋清左衛門」の心境表現。
「日残りて昏(く)るるに未だ遠し」
人生も終わりに近づいたが、まだ少し「明るい」間に何をするのか。

この歳になっても、まだまだ「迷い」ながらの田舎暮らしです。
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「人間ドック」と「タペストリー」

2017年08月06日 | 日常
人間ドックを受診しました。

毎年健康診断は受けているものの、今年は「脳ドック」を初めて受けたところ。
祖母・母親がいづれも脳内出血を経験。
私も少し血圧が高めで、いまも通院し、血圧を抑える服薬中。

今回も通常の検診に加え、腹部の超音波・胸部マルチCT・各種腫瘍マーカーなどなど。
そのため支払いは計6万円超。かなりの出費です。
でも今の医療水準なら、早期発見で治療ができることを信じての受診。

検診の医療施設は、岡山の済生会。同級生が副医院長です。
ウィークデイの早朝から、多くの人が順番待ち。
健康への関心の高さがわかります。

もうすぐ69歳になる私は、大病の経験がありません。
盲腸もいまだに大事に持っています。入院経験もなし。
昔 小学校から高校卒業まで皆勤賞だった健康体。
健康に生んでくれた親に感謝です。

あとは検査結果を待つだけ。何にもなければ良いのですが・・・。

    

最近 立派な手作りの「タペストリー」を頂戴しました。
「秋の七草」をモチーフにした季節感あふれる逸品。
友達のお母さんが、施設に入所中の母親に送っていただいたもの。

母親に見せると喜んで、部屋の正面に飾るように言いました。
花が好きな母親は「生花」が好きで、部屋には花瓶が5~6本。
季節の花を楽しんでいます。その上にタペストリーが飾られています。

この友人の女性はかつての職場の仲間。
今は闘病中で自宅療養中。早く元気になることを祈っています。
多分 彼女のお母さんは、娘の快癒を祈りながらの手縫いだったはず。
その気持ちを考えると、胸が痛みます。

通勤途上 車でよく観るDVDがあります。
娘や孫との旅行の記録。帰省時の小旅行もこまめに娘が撮ります。
三女がビデオカメラマン、四女が一眼レフでのスチールカメラマン。
編集ソフトを使っているため、まるでプロ仕様。
景色よりも家族の「笑顔」が観たいためのDVD。

同じように、私が家族に残せるのは、預金通帳や不動産ではなく記憶。
何に関心を持ち、ビビッドに語った表情を覚えておいてほしいから。

画像  昨年旅行した美瑛のパン屋のランチ (美味しかったな、チーズフォンデュ)
    頂いたタペストリー
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春の休日の朝

2017年03月20日 | 日常
朝日が明るくリビングを照らす連休の朝。
寒さに晒されていた室内の観葉植物たちが生き返る春。

庭では紅梅が盛りを過ぎ散りはじめ。
温かな空気が漂い、気持ちよさがこみあげてきます。
こんな朝は、モカコーヒーとグレープフルーツジュースの美味しさ100。

  

となるとあとはBGMの音楽が・・・。
今日はオーディを装置でなく、テレビからの音を気楽に聴きます。
ボタン一つでYouTubeに切り替わり、リモコンがマイク替わりの声の検索。

1曲目 ジプシーキングの「インスピレーション」。
時代劇「鬼平犯科帳」のエンディングテーマ。マイナーな曲調が好きです。
フラメンコのギター曲が、江戸の四季のシーンに合うとは衝撃でした。

続いて「懐かしのフォークソング」メドレー。
「学生街の喫茶店」「神田川」「白い色は恋人の色」「22歳の別れ」「なごり雪」
「遠い世界に」「サボテンの花」「旅立ち」「遠い世界に」「初恋」「わかって下さい」etc。

これらの曲を聴いていると、40年昔にタイムスリップ。
音楽は気持ちを瞬時に若返らせる「タイムマシーン」。

     

先週は私の住む集落の「荒神祭り」。土着の信仰です。
農業や「かまど」の神様を祭る集落のイベント。
宮司を迎え域内の「社(やしろ)」数か所も巡ります。

我が家が「当家(とうや)」。お世話係です。
「直会(なおらい)」という神事の後の宴会の準備。供え物やオードブルの依頼。
輪番制で十数年で順番が来ます。当然会計処理も。
この祭りが済むと春の到来。

そして彼岸。墓掃除も大変。
墓石40本の墓地には落ち葉の絨毯。この掃除で腰痛が再来。激痛ではありませんが。
お供えの「花の木」10束。JAの販売所に予約。経費3,000円。
昔と比べて、墓参りはほんの身内のみ。昔は親戚が多く訪ねてきたものでしたが。

知人からの電話や贈り物も。

昨晩 広島の知人から電話。「元気ですか?」とOB会へのお誘い。
前職の別部門の知人。いつも気にかけてくれます。
「いつまでも働けるのはいいことだ。」激励の言葉が嬉しい。

   

この文章を書いている途中、宅配の荷物が届きました。
福島の前職の代理店のオーナー。中身は私の好きな「柏屋 薄皮饅頭」新小豆だそうです。
商売も順調だと聞き、ほっと一安心。退職後10年近くも経つのにこの心遣い。感謝です。


前の会社を退職し、田舎に帰ってようやく慣れてきて、「浦島太郎」状態の解消中。
職業相談や紹介でフルタイムで働き、農業の真似事の毎日。
田舎の習慣やイベントは忙しいけれど、ストレスのない毎日です。
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旧正月&「老々介護」

2017年01月29日 | 日常
昨日は旧暦の元日。
冷蔵庫に残っていた餅で雑煮。
職場の人たちの口にも旧暦の話題はなし。時代の変化でしょう。

施設に入所中の93歳の母親は、昨日の見舞い時に「今日は元日」との認識あり。
施設も、全員に「餅」らしきものを振舞った様子。
旧い世代には「当然」の季節のイベント。

胃瘻中ながら、口からも食べるようになった母親。
柔らかいイモや豆腐などが、メニューに登場。
4年も食べていないのに、「美味しい」「美味しくない」と味の判断。
人間の本能は衰えないものと驚きです。
設備が整い、新しい10畳以上の個室に入った母親は、まだまだ意気軒高。

国の高齢の判断基準が、変わろうとしています。
68歳の私は、高齢者ではなくなり、「到達したゴール」がまた少し遠ざかります。

職場の窓口に来る、定年退職組の60歳くらいの人の意識もばらばら。
「もう歳だから」と就職意欲の少ない人。
逆に、「65歳以上まで働きたい」と意欲もあり、すこぶる元気な人まで様々。
しかし 求人は、調理補助や介助,品出しや清掃の仕事くらいしかない田舎町です。

高齢の人たちのもう一つの障害が「老々介護」。
実父母や義父母の世話が必須の人がなんと多いことでしょう。
要介護1~2の人は、施設の入所が厳しくなっています。

そのため自宅介護者を抱える人たちは、フルタイムの仕事は無理。
介護や病院・買い物の送迎にも時間を取られるとか。
仕方なく時間と折り合いをつけパート勤務に。
それもできず離職して、親の年金のみの収入しかない壮年・高齢者も増加。
夫婦で分担して、それぞれの親を看たり、夫婦別居の人も。

施設に入所の人たちは、経済的な障壁も。
収入に応じた自己負担額のランクがあるとは言え、深刻な状態。
「世帯分離」の知識があり、手続きをしている人たちは、およそ半分?
入所費用の軽減ができるのですが・・・。

     

電車やバスなど公共交通機関の少ない田舎故の問題も。
最近 高齢者の運転事故のニュースがクローズアップ。
しかし運転免許返納は田舎では死活問題です。
買い物や病院通いができなくなるため、仕方なく運転している人たち多数。
食料の移動販売や市営バスの運行では、カバーできない地区が多いのです。

施設に母親が入所でき、共働きの出来る私たち夫婦はまだ恵まれている方かも。
しかし近い将来、私たちも直面する課題でもあります。
四人の娘たちが全員東京住まい。
子供たちに迷惑をかけないようにしなくてはなりませんが、果たしてそれが可能かどうか。

画像 市内の温泉の雪の露天風呂
    市役所
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平成29年の正月は・・・

2017年01月02日 | 日常
今年の正月は穏やかな天気です。

テレビで中継中の箱根駅伝を見ながら、年賀状の整理中。
その中に、電話をくださいとのコメントのある年賀状が一通。
前職の人事時代、お世話になったキャリアコンサルタントの中のひとり。

退職前の人たちの研修会で、「退職後の人生の過ごし方」について指導してもらった人です。
会社で開催したたくさんの研修会。
お世話になった多くの講師の人たちの中でなぜか、気が合い印象に残っている人。

思い立って電話をすると、まさに今沿道で駅伝の応援中とのこと。それも青山学院。
もうすぐ目の前を通過するので、後で電話しますと弾んだ声。
かけ間違いでないかと思うくらい若々しい声。懐かしさ一杯。
10年経ってもつながる「気持ち」。

今年帰省したのは四人の娘のうち、独身組二人。飛行機のチケットが取れず新幹線で。
在来線も乗り継ぎ五時間かけてのUターン。
と言っても、実家の我が家に住んだことのない娘たち。
転勤族の私のために、全国を転々とした家族。
一番長く住み、学生時代を送り、就職をしたのが東京です。



年内は仕事のために休めないかみさんが、大晦日も帰宅したのが夕方。
早速娘たちと、おせち料理と年越しそばの準備。
母娘で会話しながら料理を作る姿は楽しそう。
具だくさんの「けんちんそば」のいい匂いが漂います。

元旦は、近くの神社に初詣。結婚話もなさそうな娘二人の願いは?。
そのあと倉敷に買い物に。駐車場が満杯のイオン。大混雑です。
私はコーヒー豆の福袋、娘とかみさんは衣類のバーゲンものをゲット。
スターバックスで「お茶」。
買い物中に、帰省しなかった娘たち二人が孫とLINEのテレビ電話の着信。

友人知人の年賀状には、老化を訴える人が増えました。
趣味の状況は多彩。サラリーマン時代には想像もしなかった趣味を持つ人も。
雪山に立つ姿の写真やダイビングでモルディブに6回も行ったとの驚きの報告も。

私たちの住む新見市に初の女性市長が誕生。昨年末のクリスマス選挙の結果です。
過疎地対策をどう打ってくれるか、期待したいものです。

仕事が続けられるか否か?今年は、岐路に立っている気がします。
農業を続けることは既定路線。米つくりに卒業はありません。

画像  家の近くの親子孫水車
     岡山駅前の桃太郎の銅像
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「人間ドックの結果」&体に良いこと悪いこと

2016年09月22日 | 日常
明日金曜日に年休を取り4連休、今日はその初日。

朝早くから草刈りです。
家の下側の車庫の前や、畑周り、田んぼの畔など。
金属の回転刃でなく、ガラス繊維のワイヤーを使うと、石に当たっても大丈夫。
しかし2時間を過ぎるころから雨がポツポツ。今日はこれまで。

先日届いた人間ドックの結果は?
一番心配していた「ガン」はなし。ホッとしました。
胸部マルチスライスCT、腹部超音波、腫瘍マーカーなどなど。費用は掛かりましたが。

ただ 生活習慣病は相変わらず。
軽度高血圧、中性脂肪、コレステロールに問題あり。
間食を減らし、運動をもっとするようにとの所見。

フルタイムで働き、体を動かすのは土日の趣味の農業時のみ。
運動不足は否めません。
食べることが今は唯一の楽しみ。量を減らす覚悟はまだできてないのです。

酒よりも甘いものが大好き。和洋菓子に目がありません。果物にも。
ただし「重い」菓子が美味しいとの「菓子哲学」が持論。
軽いお菓子には手を出しません。よってスナック菓子、ラスク類には興味なし。
かみさんと好みが分かれるところ。ただ二人ともパンは大好き。



私の好きなもの。その第一がコーヒー。
毎日お茶代わり。職場にも大きなポットで持ち込み、がぶ飲み。
一説には、「コーヒー療法」があるとか?
酸味のあるモカ系やキリマンジャロ・ガテマラをミルで挽くことが日課。

ヨーグルトも山盛り。安いプレーンでよいのです。
カットフルーツに加え、フルーツソースにもこだわり。
イチジク・マンゴー・イチゴ・キウイ・ブルーベリー。糖分が少し多いかも。

毎日食べるものに「かえりちりめん」と「とうふ」
小さな「ちりめんじゃこ」より、大きめの「かえり」が好み。
鷹の爪と味の素、醤油で寝かせ保存食品風に。飽きない味。
とうふも、夏には「冷ややっこ」。冬には「湯豆腐」で毎日。

「体に良いものが好きだね」とかみさんが笑います。
あと20年生きるとして、残りの夕食の数はおよそ7000食。
美味しいものは食べたいし、長生きはしたいし・・・。

煩悩の消えない毎日です。

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稲の花&人間ドック

2016年08月28日 | 日常
盆過ぎから、私の田んぼに穂が出始めました。
稲穂には、白い小さな花。この時期に大雨や台風が来ると出来が良くないのです。
花の数はモミの数。この花を、田舎でも見たことのない人が。

盆休みには、三女と遅れて次女夫婦が孫を連れて帰省。

三女は少し長い休み。
今は病院事務が仕事。音楽畑から思い切っての転職。
「今までで今が一番楽しい。」本心かどうかわかりませんが・・・。
音楽を専門に学び、ステージやイベントに参加していた時期は、苦しかったのかな?
母親とキッチンにたつ姿は楽しそう。そして私にはわからない母娘の会話。

次女一家は広島まで車でお迎え。
婿のセミナーに随行した娘と孫をホテルに訪ねました。
孫と現れた娘は、すっかり「母親の顔」。
広島の知人のラーメンが食べたくて、婿と一緒に旅したとか。

広島の義父の墓参りを済ませ、なじみのラーメン屋に。
この暑い時期に、店の前には順番を待つ行列。
持ち帰り用にセットしてもらい、自宅で賞味。
店の店主と幼友達のかみさん。ラーメンが二人のおやつだったとか。

     

長女には2歳弱の男の子、次女には10カ月の女の子。
この孫たちが大きくなるまで、まだ死ねません。
大学のどの学部に入るのかを見極めたいもの。

長女の婿は営業マン、次女の婿は医師。
それぞれ跡を継ぐのか、別の道を歩むのか?
そしてできるなら、大学の教科書を見てみたい。
私の祖父が、私の教科書を見たように。

健康維持のため、先日人間ドックに入りました。
標準コースに加え、胸部マルチCT・腹部超音波・腫瘍マーカーなど追加。
全部で4万円。少し高いけど健康のための投資。あとは結果待ち。

今日も草刈と畑の草取りと耕うん。昨日から急に涼しくなった気温。
いっぱい汗をかき、メタボの体重も少し減りました。

画像   稲の花
     広島のホテルからの眺望
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飲み会&旅行計画、母の近況

2016年03月21日 | 日常
家の上の畑の山桜が咲きました。
明るい日差しに花が光っています。

先週は飲み会二つ。
一つは送別会、もう一つは異業種交流。

職場で4月に3人が転出。大幅な人事異動。
原則2年の任期は、「癒着を防ぐ」という「正論」の公務ならではの定期異動。
民間であれば、業務に支障をきたすかもわからないサイクル。
逆にスムースな引継ぎができるためのマニュアルがあるということかも。

もう一つは、様々な職種の人が集まる異業種交流。
医師・看護師・介護のスペシャリスト、地元の行政担当、ジャーナリストなどおよそ10人。
女性ながらキリマンジャロ登頂を果たしたシニアもいて、称賛の声しきり。
最近行政の要職に就いた人のスタンスも参考になります。
美味しいそばをメインにした懐石で、和気あいあい。飾らない人たちの集まりは楽しいもの。

昨日娘たちからかみさんと私にLINEで連絡あり。
この夏、北海道への家族旅行のお誘い。
東京に住む娘たちが、かみさんを北海道に連れていきたいらしい。

前職時代に、かみさんに北海道行きを約束しながら、果たせなかったことは事実。
そのためにぜひ実現させたい旅行とのこと。
仕事で札幌はよく行きました。多い年は年に5~6回。

お土産には、奮発したカニとチョコレートを空輸。
回数が重なると、もう飽きたと贅沢なことを言っていた娘たち。ロイズの生チョコは好評。
孫も二人になり総勢8人の旅、レンタカーも二台必要でしょう。
ぺーパードライバーの娘たちに替わって、私たち夫婦が運転することになりそう。

母親は胆石が詰まり、救急車で県南の大病院に運ばれましたが無事手術終了。
石が取れると、たった1週間でケロッとして施設に帰還、周りの人を驚かせます。
内視鏡と造影剤によるレントゲンを併用しての難易度の高い手術でしたが・・・。
93歳の手術にためらいがあったものの、今は安堵しています。

何かと慌ただしい3月です。
大きな心配事もなく、贅沢さえしなければ、生きていけることに感謝です。
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初めてのMRI(磁気共鳴画像検査)

2015年12月27日 | 日常
MRIによる検査を受けました。

きっかけは、春先の背中の痛みです。
背骨のあたりに、鈍い痛みを感じ、近隣のクリニックへ。
筋肉痛かもしれないとのことで、湿布で様子見。

夏を過ぎても痛みは治まらず、痛さと違和感で目が覚めることもあり、少々不安。
知人の医師に相談し、エックス線とCTにより検査。
しかし異常は見つかりません。
ただ昼間は何の痛みもなく、仕事をしていても症状を忘れるくらいです。

秋になり、痛みがひどくなり、何らかの詳しい検査を思いたちました。
休日の草刈りなどの農作業もない季節なのに。
知人の医師から、紹介状をもらい、整形メインの病院へ。

院長からMRI検査の指示です。
通常一回のところ三回の検査で詳しく調べるスケジュール。

金属系のもの、ヒートテックの下着、インプラントの歯、入れ墨はダメとのこと。
磁気により、正常部分・病気による異常部位を見分けるらしい。

当日 初めての検査のため驚くことばかり。
筒状の狭い検査台に横になり、検査開始。
騒音状の音の大きさにはびっくり、耳栓をくれた理由がわかります。
およそ20分、高低差や強弱の音の「デパート」体験。
閉所恐怖症の人には、辛い検査でしょう。

二回目の検査の後、一回目の診断告知。
「心配していた癌ではありません。加齢による筋肉痛かストレスか?・・・」
この言葉にほっと一安心。最悪の状況ではなかったから。
あともう一回正月明けの検査で、最終診断をするとのこと。

「病気の予感」が外れて少し拍子抜けがしたのは事実。不謹慎かもしれませんが。
お金の余裕がないことを除けば、心配事がなくなりました。

        

庭では、暖冬で梅が開花し、ヤマブキ系の黄色い花が咲き始めました
今年は、次女の結婚・里帰り出産。三女の転職、四女の就職と恵まれた年。
安心して年を越せる暮れ。「八百万の神」に感謝しなくてはなりません。
コメント (2)
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「旬! 藤の花とタケノコ」

2015年04月29日 | 日常
この春は異常。
4月に雪が降ったり、30度を超える真夏日があったり。

いつもより、早く咲いた藤の花と早く採れたタケノコ。
通常は、5月のゴールデンウィークが真っ盛りの藤。10日ほど早い開花でした。

我が家自慢の白い藤の花。白い藤は、田舎でも珍しい種類。
この藤の木は、92歳の母が24歳で嫁に来たときすでに植えられていたと曖昧な記憶。
古木の大きさと枯れ木っぽい木の傷み具合。花が咲くかと心配なほどでした。

     

ブドウの房のように垂れ下がった大きな花。香りも強烈。
花の周りをアブがぶんぶん、蜜を求めて飛び交います。
花の周辺に藤特有の香りが漂います。
かつて、ある人曰く「まるで香を焚いているよう」だと。

晴天の青い空と対照的な白い藤の花。
花の棚の下に、涼み台(一畳ほどの台)を置き、腰かけてコーヒーを楽しみます。
これこそ贅沢な時間。この季節を愛おしく思える瞬間。

     

かみさんが友人から聞いた「今年はタケノコが早い!」
半信半疑で早起きして二人で、タケノコ掘り。
情報通り、10分ほど歩いた裏山の傾斜地のあちこちにタケノコが頭を出しています。

7~8本の太めで短いタケノコを採り持ち帰り。
これ以上は、重くて運べません。

早速 「米ぬか」で茹でるが、量が多くて3回に分ける必要も。
濃いめに味付けしたタケノコは冷えたものが美味しい。
写真を撮り、ラインで娘たちに送ると「美味しそう」と返信。

     

リビングから、カーテン越しに、若葉がそよ風に揺れているのを観るのが大好き。
田舎に住み、花を楽しみ、旬の味を食べられる幸せを感じています。
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「パトカーを呼んだ日、事故・事件?」

2014年07月14日 | 日常
休日の夕方、かみさんとスーパーで買い物。
突然、店内放送で、かみさんの車のナンバーが流れ、「至急、車に戻るように」とアナウンス。
急ぎ駐車場に駆けつけると、このスーパーの店長が待っています。

「今、お宅の車にぶつけた人がいて、そのまま逃げたようです。」
「しかし、目撃者がいて、相手のナンバーを控えています。」と渡されたメモ。
「通報のお客様は名乗らず帰りました。」

車はバンパーが浮いている状態で大破ではないが、すぐ警察に電話。
まもなくやってきたパトカーと警官二人。
事情を説明すると早速本署で、そのナンバーを照会。

「この番号、ずばりではないが、近いナンバーの車が市内にあります。」
「別のパトカーが、確認のため、その車の持ち主の所に急行中です。」

一時間ほど現場で、警官と待機。
警官といる我々夫婦を好奇の目で、横目で通り過ぎる買い物客たち。

やがて警官の無線に入電。
「相手が見つかりました。本人も認めているため、住所と名前を言います。」
「当事者同士だと感情的になるので、保険屋を通じて話した方が良いでしょう。」
「事故の調書は作っておきます。」

先方の言い分。
「ぶつかったが、傷がなかったようなので、そのまま帰った。」
コンクリートの車止めを乗り越え、バックでぶつかってきた軽トラック。
ブレーキとアクセルを間違えた、年よりの運転らしい。

全額 相手の保険で修理することで決着。
しかしなんとも後味の悪い事故、人的被害がなかったのがせめてもの救い。

歳をとっても、他人に迷惑をかけない生き方をしたいもの。


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