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元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「稲刈り」

2012年10月09日 | 農業
今年の稲刈りも無事終了。

近隣の稲刈りはとっくに終わり、我が家の田んぼのみ稲が残っていました。
植えつけた品種が「きぬむすめ」という晩稲。
周囲が植えていたのは、「コシヒカリ」「あきたこまち」が大半。

コンバインを持ち込んで刈ってくれたのは、近隣のプロ。
私は、田んぼのコーナーの稲を少し手刈ります。
コンバインの小回りの利かない部分は人力で。

一定量を刈ったコンバインから、別の運搬車にパイプを通じて移します。
この作業も昔は、人力で袋による移動をしていたため、結構重労働。
乾燥作業も外部委託。昔は「はで」での自然乾燥。

秋晴れなのに、雨がぱらつき慌てました。
一瞬 低い雲が湧いたらしい。
濡れたモミは機械を詰まらせます。ビニールシートで緊急対応。

昼食は、青空の下でござを敷き、ピクニック気分。
おにぎりや稲荷ずしは最高の味。「秋の空気」が「おかず」だから。

収量は昨年に比べ、若干少なめ。
それでも我が家で食べるには多すぎます
新米を知人・友人・親戚・職場に配り、喜ばれるのも、農業の喜びです。
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「代かき&田植え」

2012年06月06日 | 農業
ようやく田植えが終了。
と言っても専門の人が田植機と共に訪問してくれたのです。
苗は農協が準備。一箱800円の苗が50箱。箱を洗って返すと100円返金。

肥料は「一発」と言われる「一度で二度効く」効能。
田植え時と稲の花が咲く夏場に溶け出す新技術。
おかげで追肥を散布する手間はありません。でも従来よりは割高。

除草剤も田植え時に一度だけ乳剤を。
田んぼの周りの草刈りを頻繁にすることで、あとは薬を撒きません。
でもこの時期の草の伸び方はすごいスピード。
1週間で又刈る必要があるほど。
「日曜百姓」の言葉通り、休日すべて草刈りに追われます。

私が植えている品種は「きぬむすめ」。
もう3年目。味も良く収量が多いため、近隣でも増えてきました。
ただ秋田小町やコシヒカリに比べ、田植え刈り取りが一ヶ月近く遅い品種。
雨の6月初めに植え、早生のミカンの採れる10月中旬刈り取りは昔。

ゴールデンウィークに田を植え、9月の米の端境期に新米を出荷するのは人間の「わがまま?」
昔からやってきた「気候に合わせた」米作りが見直されているのかも。
収量が安定し、季節を感じ取れる米作りで「百姓を気取る」今日この頃です。
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「収穫の秋」

2011年10月17日 | 農業
今年も豊作。

ただし昨年よりは収量は若干ダウン。
稲刈りを昨年より一週間延ばしたが、それでも早すぎた様子。

この1週間は、稲にとって重要。
未成熟の稲穂が急激に成長するらしい。
多くを農協に出荷する農家は、ぎりぎりまで待って稲刈りを。
米が硬くなるけど収量を増やす方法です。
自家消費の我が家は、早めの収穫。
米は多少青い方が美味しいと言われています。

今年の米価は、昨年と比較して15%程度高いらしい。
東北の震災や新潟の水害で、全国的に出荷量が少ないとの市場の見方。
しかし流通がかなりの在庫を持っているため、価格急落の可能性もあると新聞発表。

自家消費だけでは多すぎるため、親戚知人に配ります。
コシヒカリ系を片親に持つ「きぬむすめ」の栽培は昨年から。
倒伏しにくく晩稲タイプで、かつての「日本晴れ」の後継種。
収量が多く、倒れにくく、味が良いと三拍子そろった品種。

稲刈りは専門家にコンバインで刈ってもらうために、楽なもの。
機械の刈りにくいコーナー部分を、手刈りする程度。
農業も楽になったものです。コストを無視すれば・・・。
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「台風の中の田植え」

2011年05月30日 | 農業
昨日から大雨。
一日降り続く中、今日は田植え。
田植えと台風が重なったことは記憶にないと母親。

例年 水の補給で気を遣う田植え。
今年は逆です。
水路からの水を止めても、大雨で田んぼは満杯。
水をどんどん落としても、減りません。

水が多いと田植え機がうまく作動しないと手伝いのプロ。
昨日水の様子を見てくれ、一晩かけて放水。
それでも植えた苗がアップアップの場所も。

台風の影響で、時折突風。
麦わら帽が飛ばされそうです。
田んぼの水面が風を受けて、波が高速で移動。風が「見える」のです。

田植えと言っても、お手伝い程度。
苗箱の苗を、田植え機まで運ぶこと。
田植え機の車輪で、大きくえぐれた田んぼの土を平滑にする「トンボ」による作業。
植え残した田んぼのコーナーを手植えで補植すること。

本格的な田植えの手伝いは、かみさんは初めて。
田んぼに素足で入れず、母親の「田靴」を借用。
私は平気ですが、田舎でも素足で泥田に入れない人も多数います。
合羽を着て働くかみさんは、恰好だけは百姓の「女房」。

二反五畝の田植えは3時間半で終了。
雨も風も終わるころに収まりました。
秋の収穫まで、水管理や畔の草刈りが続きます。
今年の米の出来がどうか、気になります。

今日の歩数は13000歩。結構な歩数。
農業の副次効果で、お腹周りが引き締まれば嬉しいのですが・・・。
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「春耕」

2011年05月04日 | 農業
いよいよ春。
農作業の始まり。
私とかみさんは、ここ数日畑仕事。

畑も田んぼも草だらけ。
畑の草取りと野菜作りのための土作り。
これが結構つらい作業。

伸びすぎた草や、きれいに咲いていた菜の花を刈り払い機でなぎ倒します。
地面に密集した草を鍬で削るのが重労働。
腰と手足にきます。

そのあと小型耕運機(我が家は「こまめ」という機種)で掘り起こし。
馬力が小さいのと回転する刃が摩耗して効率の悪いこと。
市販の堆肥と石灰を事前に撒き、耕運機で土に混ぜます。

田んぼは本職の人に依頼し、大型トラクターで「荒起し」。
プロの腕と馬力であっという間。
機械力の凄さを感じます。

夏野菜の苗を母親や弟が準備中。
レタスは弟が植えてくれました。
田舎うまれながら、野菜の植え付け時期や旬を知らない私。
周囲の人に馬鹿にされながら、農業の真似ごと。

かみさんは畑仕事の経験が全くなし。
鍬を使うのも初めて。
近所の人も多分注目。田舎暮らしができるかどうか?

     

私の好きな庭の白いフジの花が開花し始めました。
多分一週間で満開?独特の香りが庭に充満。
あちこちの友人・知人に声をかけ、花の下でコーヒーを愉しむ日ももうすぐ。

画像  耕した田畑(手前が畑、向こう側2枚が田んぼ、いずれも今日耕しました)
     ようやく開花し始めた白いフジ(低温のため、昨年より1週間以上遅れています)
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「ビギナーズ ラック」

2010年10月13日 | 農業
大豊作です。

農業2年生の米作り。
新品種と天候が後押ししてくれました。
過去の最高新記録に並ぶ快挙です。

我が家の稲のみが残っていた田んぼ。
ようやく稲刈りが終わりました。
新品種「きぬむすめ」は期待に応えてくれたのです。

刈ってくれた近隣のプロの話です。
「田んぼの残留肥料が効いたのでは・・・」
品種を変えると、収量が大幅に増えることがあるそうです。

後は、米の味がどうか?
コシヒカリを片親に持つ新品種のため、まずいわけがないとの太鼓判も。
近隣が注目する中での、農業初心者に天が味方。
来年はこの品種を育てたいとの人も出てきました。

昔の米作りに比べ、最近早くなった農作業。
5月の連休に田植え、9月初めには刈り取り。
サラリーマンが作業しやすいスケジュールです。
端境期を狙った新米出荷も当初の理由だったとか。

6月の田植え、10月の収穫が本来の米作り?
初夏の長雨の影響を受けずに、盆明けの好天に恵まれる確率は高いはず。
ただ 台風襲来のリスクはありますが・・・。

新米の提供を多くの人に約束。
喜んでもらえる農業のだいご味です。
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「焼き米(やっこめ)」

2010年10月04日 | 農業
今年も焼き米(地元では「やっこめ」)作り終了。
手間ひまのかかる古来からの製法です。
保存方法の一種でもあり、田舎の間食だったようです。




青刈り(未成熟の稲)し、脱穀します。
少量のためコンバインは使えず、手作業です。
昔の農機具の足こぎ脱穀のため、運動不足の私には堪えます。

そのモミを流水で、実のないモミやごみなどと選別。
そのまま4~5日 水に晒します。
そして大釜で煎るのです。これは母親の役目。
焦がさないためには、経験が要ります。




唯一我が家でできない工程はこの煎った米を搗(つ)くこと。
昔は水車で搗いていたらしい。
町内の人にお願いしました。母親の知人です。

今日出来上がりました。出来栄えは「青く」きれい。
青刈りのタイミングが難しいのです。
米としてみのる寸前の稲が最高。

早速 少量づつ袋に詰め、近隣に配ります。
「焼き米」を待っている人が少なからずいるため。
昔を懐かしみ、小さいころ食べた味を求めているのです。
手間がかかるため、もう近隣では我が家のみ。個人では岡山県内でもわずかかも?




食べ方はいたってシンプル。
熱いお茶かお湯を注ぎ、塩で味付け。
しばらくおいて、柔らかくなったころが食べごろ。
素朴な味。香ばしさと米のうまみのハーモニー。

母親が元気なうちは続けます。伝統の継承のためにも。

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「稲の花」

2010年08月18日 | 農業
今朝 稲の白い花が咲きました。

昨日はまったく気付かなかった稲穂の成長ぶり。
その穂に無数の花が咲きます。

数分から長くて1時間の命の花。
とても小さく目を凝らす必要があります。

稲の葉の先を虫に食われ、影響を心配していました。
でも 今朝 穂が出ているのに気付き、花も見つけて嬉しい気持ちいっぱい。

この時期の稲は大量の水を吸い上げます。
酷暑の時期でもあり、大急ぎで水路を開放。田んぼの水深を上げます。

昨年までの「日本晴」から新品種「きぬむすめ」に変えた今シーズン。
同じ晩稲ながら、味はいいとの評判から決断。

幸いに今週は雨もなく、温度も上がり、稲の花の開花には最適の天候。
豊作の予感です。
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「土用干し」

2010年08月07日 | 農業
田んぼの水を落とし、干すことまる四日間。
「土用干し」です。

稲の株の「分けつ」を止め、茎の本数を抑えます。
増えすぎた茎に「実」のない稲穂が出来ないように。
また このことによって、倒れない稲が出来るそうです。

県の農業指導課と農協に実施方法を聞きました。
田んぼの表面に軽いクラックが出来る程度が良いとのこと。

農業の素人にとって、程度が分からず「こわごわ」のへっぴり腰。
干した後、水を再び張ります。
この後は、乾かしたり水を入れたりが良いとのこと。

取水路の近くにある我が家の田んぼ。
たっぷり水があるため、ついつい水を入れ過ぎ傾向。
「過ぎたるは及ばざるが如し」。反省です。
つめたい水の取水口付近は、稲の「丈」も短く、「未成育」状態。
今年も「焼き米」の材料となりそうです。

こめ作りと言っても「水管理」だけの私の農業。
でも微妙な調整が必要です。

全国的に大豊作が報道される中、さて我が家は?
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「分けつ」

2010年07月30日 | 農業
稲の株が凄いことになりました。

今年初めて作った稲の品種は「きぬむすめ」。
近所で作っている「秋田こまち」の数倍の大きさの株に成長(分けつ)。

その上 まっすぐでなく、扇状に開いています。
これで穂がでると重みでもっと開くはず。

昨年まで作っていた「日本晴」とは異なる成長ぶり。
近隣で作っている人がほとんどないため、比較できません。
味が良いとの評判で変えたのはいいのですが、未知の生育ぶり。

株の大きさに比して、収穫があるとは限りません。
逆に収量が減る可能性も。
水を落として、これ以上の「分けつ」を抑える必要があるかも。

農業2年生には、応用問題は難しすぎます。
おいしい米への期待は高まりますが。

     

画像  大きく成長した稲の株(近隣もびっくりの大きさとひろがり)
     隣の秋田こまちの株(もう穂が出ています。収穫は一カ月以上早いのです)
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「田植え」

2010年05月30日 | 農業
田植えが終わりました。
農業においては、春 最大のイベント。

田植え日和。
晴天なのに温度が上がりません。汗をかかず作業ができます。
と言っても田植えも専門家任せ。せいぜい苗を運ぶくらい。
田植え機で植えられないコーナーに苗を手植えする作業が少し。
弟・妹・かみさん 顔は揃えたもののみんな手持無沙汰。

このところ低温が続く岡山県北。異常気象です。
湿度も低く、とても6月近くとは思えない気候。
でも暑くならないと米はできません。

今日から数日間は、水管理に気を遣います。
満水の田んぼが必要な期間。
土の表面が水面上に出ると、雑草が生えるとのこと。
せっかくの肥料や除草剤も逃がさないようにしなくては。

今回 稲の品種を「きぬむすめ」に変えました。
今年から 岡山県の奨励米にもなったそうです。
晩稲で丈も短く倒れにくい品種。
その上「美味しさ」では「こしひかり」に次ぐとか。

     

今日 偶然 この品種の情報をいただいた議員さんが立ち寄ってくれました。
稲作から農業一般まで、体験と知識の豊富な人です。
真剣に地域のことを考える議員。奥さんが私の幼なじみ。

田植えが終わり、植えたばかりの田んぼを見ながらお茶の時間。
気持ちのいい風が通り抜け、「農業2年生」を満喫です。
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「春耕」

2010年04月27日 | 農業
初心者には、忙しい春の農作業。
田植えの準備と野菜の種まき。

我が家にあるのは小型の耕運機「こまめ」のみ。
広い田んぼは、大型トラクターでないと効率が悪いのです。
そこで委託専門の近隣のプロにお願いを。
もう数十年お手伝いいただいていて、私より我が家の農業事情に詳しい人。

弟と私は、もっぱら畑の作業に専念。
夏大根の種まきとジャガイモの植え付け。
堆肥と市販の肥料を入れ、土作りから。
万歩計の歩数が大幅アップ、当分筋肉痛が続くかも。

ジャガイモは、種イモを二つ割りにして、浅く埋め込みます。
そして 土が盛り上がるように、上にかけます。
時期的には、ほかの農家はとっくに済ませた作業。
出遅れたため、種イモを探すのに苦労した弟。
これで やっと人並みに追いつきました。

カレーの好きな私たち兄弟。
自分たちの育てたジャガイモは格別です。



画像 我が家の田んぼを耕すトラクター(二反五畝の田んぼをわずか3時間で)
    ジャガイモの種イモの植え付け(この上に土をかけ、盛り上げます)
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「変革」(農業編)

2010年04月23日 | 農業
もう一ケ月もすると始まる田植え。
今年 小さな決断を。

栽培する品種を変えることにしました。
新しく植えるのは「きぬむすめ」。今までは古来からの「日本晴」。
もう数十年作ってきた品種変更は、少し勇気も必要。
農業初心者の私には冒険です。

昨年秋 炊きたての米の食味のブラインドテストを我が家でしました。
世の中で言われるほど食味の差があるのか と。
一方が有名ブランド「こしひかり」、もうひとつが今まで作ってきた「日本晴」。
炊きたてのご飯を食べ比べました。

でも 私にはその差がわかりませんでした。炊きたては、どの米も美味しいのです。
しかし 冷めたご飯に大きな差が。うまみが違います。そこで決断を。

昔から「晩生(おくて)」の米作りが我が家の伝統。
必ず水温の上がる盆過ぎに稲穂が出始めるため、天候の影響が少ないのです。
味がよく、収穫時期の遅い品種を探しました。それが「きぬむすめ」。
普及所や農協に、品種変更のリスクを確認しましたが、ほとんどないとのこと。

     

例年 農協に苗作りを依頼。今年は「きぬむすめ」を頼みました。
費用は、今までと同じ価格。およそ4万円。5月下旬に田植えの予定です。
最近の天候不順によって、苗の生育が遅れているらしい。
多くの農家が5月のGWに田植え。皆困っている様子。

昨年は、大幅な収穫増。Uターン後に開始の農業ビギナーズラックでした。
田植え直後 ヌートリアに苗の一部を食われるハプニングもありましたが。
今年も新品種「きぬむすめ」の新米の豊作を期待しています。

画像  昨年の田植え直後の田んぼ
     コンクリートの畔(水回りをよくするための作業が必要、重労働です)
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「まいたけ」は工場生産品?

2009年11月18日 | 農業
友人に連れられ、初めて訪れた「まいたけ」生産の会社。
岡山県に2社しかない「まいたけ」の生産・販売会社です。
これが岡山県新見市神郷の県境にあるのです。

山の中に忽然と現れた大きな建物。
人が少ないものの、フォークリフトや加熱圧縮機や殺菌室などかなりの設備が。
三セクから経営権・建物とも譲り受けたといいます。

道中や入口付近に看板もありません。
あとで聞いた話ですが、一般人が来てもらっても困るとのこと。
直販でなく卸しだから、看板がないのも当然と言えば当然です。

         

「まいたけ」の作り方を初めて見ました。
農場のイメージを持っていた私は、びっくり。
まるで工場の製品置場か、研究室の様相。

図書館の書棚風に、何段にも置かれた「まいたけ」。
数カ月かけて菌から、出荷可能な大きさに育てています。
天井近くから、送風機で「霧」が噴出。大きな加湿器です。

一辺が30センチ程度の床(おがくずを固めたもの)の上部にまいたけが。
それぞれがビニールにくるまれ、生育中。

鍋ものにうってつけのまいたけ。
冬の需要が圧倒的なため、夏場には大きく値崩れするとか。
まさにストーブやエアコンのような季節商品です。
需要の変動の負荷に、会社の経営者の悩みは尽きないようです。

地元の小さな生産会社。何としても頑張って欲しいものです。

画像  新見市神郷のまいたけ(ラベルのイラストは叔父の設計した親子孫水車)
     まいたけ生産現場(携帯で撮ったため不鮮明、もちろん撮影許可後)
     
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10%アップ

2009年10月12日 | 農業
昨日稲刈り、今日米が出来上がりました。
もちろんまだ玄米段階ですが。

驚きました。
何と昨年より10%アップの収量です。
近隣が昨年を割る中、我が家は前年より大幅増。

理由はおそらく三つ。

①晩稲のため盆以降の暑さが好影響?近隣の作る早稲は長雨の悪影響があったとか。
 よそは「コシヒカリ」「アキタコマチ」。我が家の品種は「日本晴れ」古来の品種

②肥料を変えてみました。一度で二度効く「一発肥料」に。

③暑いさなかの「土用干し」(水を断つこと数回)など水管理の徹底。
 田植え直後の水管理で雑草が減らせるとアドバイスをもらいました。

やらなかったことも。

昨年までのように、草取りを頻繁にはしませんでした。できなかったのです。
(母親と妹は多少草取りはしてくれましたが)
お盆前後の除草剤の散布も止めました。出穂前の追肥も。



しかし 本当は増収の理由はわかりません。
でもたくさん取れたことで農業1年生は満足です。

あちこちの人に「新米贈呈」を約束済みです。
豊作の喜びを共有できます。

画像  稲刈り(コンバイン持ち込みで刈ってもらいます)
     わら(神社のしめ縄用に細かく切らずに残したもの)
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