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元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

新種

2009年09月04日 | 農業
農業で小さなチャレンジ。

1990年に生まれた野菜があります。
その名は「プチヴェール」(「ちいさな緑」の意のフランス語)
国産の野菜ですが。

青汁で有名な「ケール」と「芽キャベツ」の交配種。
結球しない芽キャベツです。高さが80センチになるとか。
一本の木から50~80個も。

栄養価が高く、甘いそうです。(食べたことはありません)
ゆでたり、サラダでそのままも。
青物の少ない真冬に採れるそうです。

遠い親戚筋の友人の勧めで植えてみることに。
苗を数本いただきました。(まだ高価らしい)

農業を60年もしてきた母親も当然見たこともない野菜。
はたして無事に育つか?
「農業1年生」の私には、高度な応用問題です。


自然の力に驚くことも。
年末 丸坊主にしたイチョウの木に多くの葉っぱが。
丸太のような木が、盆栽風の庭木になったのです。

このイチョウを見ながら晩年をおくるために帰郷した私。
色づいたイチョウの木を見ることができそうです。


 

画像  プチヴェールの苗(どうか 無事に育ちますように)
     葉っぱを付けたイチョウ
     昨年末 短くし、枝も落としたイチョウ
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「事件」

2009年06月17日 | 農業
田んぼで「事件」が。

毎朝、田んぼの「水の見回り」が日課の私が見つけました。
30~40株の田植え直後の苗の頭がありません。
すくすく育っていたイネがやられました。

最初、人のいたずらかと腹が立ちました。
落ち着いてよく見ると、切られた苗のそばに足跡らしきものが。
動物か鳥の仕業に間違いありません。水かきがある足跡だから。

岡山県全体に被害を及ぼす動物と言えば、ヌートリアもその一種。
戦争中、軍の毛皮獣として輸入され、戦後放置されたものが繁殖。
ドブネズミに似た6~10kgの水辺に棲む小動物。害獣です。

まさかイネの苗を食べるなんて。
近所に聞くと被害があちこちにでているとか。
まさか我が家の田んぼがやられるなんて。

米作りに「障害発生」。
基礎も知らぬ農業1年生に、いきなり応用問題です。

画像  食いちぎられたイネの苗の横の足跡(水かきと爪のあとのようなものが)
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8本の傘

2009年06月04日 | 農業
今年も「町内名物?」の傘を立てました。
と言っても、母親と弟によってですが。

トマトの雨除けの傘です。
梅雨どきの過多の水を避けるため、毎年傘を立てます。
目的は、トマトの病気予防。連作を避けるため毎年異なる場所に。

87歳の母親のアイデアで、市販のパイプの「雨除け」の代りです。
ずっと独り住まいだったため、自分でできる傘利用の「作品」。
近所の人たちに言わすと我が家の「夏の風物」。

     

小さなトマトができ始めています。

こうして作ったトマトを毎年、宅配便で子供や孫に送ってくれていました。
母親の健在ぶりを象徴する「8本の傘」。
あと何年、この傘がたつ風景を見ることができるのか?

画像  家の下の畑の中の傘(今朝は雨。もう役立っています)
     今年でき始めたトマト
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19584歩

2009年05月25日 | 農業
携帯電話内臓の万歩計の、昨日の歩行数19584歩。
万歩計カウント開始以来の最高歩数です。

これは、田植えと草刈りによるもの。
妹夫婦、弟とかみさんも一緒の作業です。

田植えといっても、専門職の近隣の人が植えてくれます。
大型田植え機によって、あっという間に完了。
われわれの作業は、苗運びと植え損じの補埴がわずか。

幼いころの、すべて手作業時代の記憶が蘇ります。
大勢の助っ人によって、植えていた時代。
耕地面積も今の倍以上、休耕などない時代です。

トラクターによる耕し、代掻き、田植え機の田植え。苗は農協から。
自分で米を作る実感は少ないものです。
経費を計算すると市価の数倍の米の価格。
まして、農機具を自前調達すると償却も莫大です。

     

一番気を遣うのが、水調整。
多からず少なからずが難しい。
大きな田んぼは、水を入れる、減らす時間が数時間単位。
その量と時間の長さの感覚が掴めません。経験が必要な作業。

一日中、田んぼを眺める農業初心者の私です。
見かねて、近所の農業の「熟練者」がアドバイス。
他人の田んぼの状況をよく知っています。
給水口、排水口の位置、田んぼの高低も。持ち主の私以上に。

田んぼ3枚が連なっていて、順々に給水する仕組み。
この3枚に平均の水量調整が必要。
多すぎると苗が水没、少なすぎると雑草の繁殖があるとか。
大きさの異なる田んぼゆえに、水量調整は、連立方程式を解く数学?以上。

はたして、「米作り」の成果は?
農業一年生のスタートです。

画像 代掻き(しろかき、田植え前の田んぼの準備作業、運転者は専門職)
    田植え機(この価格、高級国産車なみ?)
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貸農園?

2009年05月15日 | 農業
二日間2か所の草刈り。

草ぼうぼうの畑です。草丈は長いもので1メートル。
粘りのある雑草が、草刈り機に巻きつくことしばしば。

刈りながら、この畑をどう利用するか考えます。
自家消費用の野菜畑は、すでに家の近くにおよそ80坪。
これ以上、もう畑は必要ありません。

自宅から100m離れたこの畑をどうするか。
場所としては、県道べりの便利のいい土地。
隣の畑は、近隣二軒にすでに貸し出し中。
残りのこの土地およそ100坪?を、貸し出すかどうか?
数区画に区切って。

青空の下での農作業は、爽快感があります。
この充実感を非農家の人に、体験してもらえたら喜ばれるかも知れません。
希望者に家庭菜園用の貸農園として?
安全で安心できる野菜を自分で育てるのです。

畑の利用料は無料で。
小型耕運機などは自由に使ってもらってもいいし。肥料は実費で。
水は近くの用水路からエンジン付きポンプで汲み上げるか?
それとも貯蔵タンクを新設するか?
駐車場は、私道に数台は可能。

休憩場所は、我が家の庭とガレージで。休日はターフをかけるかな。
みんなで庭で花を見ながら、食事できたら最高です。
農業の指導は、87歳の母親?私は農業初心者ですからできませんが。

     

菜園作りの人たちがいっぱい来てくれると嬉しいと夢見ています。
シニアばかりの集落に、子供の歓声が響くと活気づくかも。
しかし 県南と比べて、この田舎で需要があるかどうか?調べてみなくては・・・。

画像  荒地(手前側が草刈りをした元畑、右横を走る県道)
     案内図(わが集落入り口の信号手前の看板)

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重労働

2009年05月01日 | 農業
今日 午前中、農作業の中で最も辛い仕事3時間。

田んぼの端の土あげ。
「くわ」を使って溝を作り、すくった土を田んぼの方に上げるのです。

目的は、田植えのための水路作り。外周を掘ります。
水をまんべんなく田んぼの苗に誘導するためです。
今は機械化が進み、何でも農機がやってくれますが、これは手作業。

満足に「くわ」の使えない農業初心者の私です。
疲れないように右手から左手に、交互に持ちかえ、重労働に耐えます。

我が家の一番広い田んぼは、およそ一反六畝(約500坪)。70m×25m。
この周囲をぐるり、溝を作り土をあげます。直線距離200m。
掘っても掘ってもなかなか進みません。
10m進むたびに小休止。息が上がります。

この田んぼ以外に狭いのが、並んでもう二か所。
しかし、今日は途中で切り上げ。計300mは掘った計算。
腰と腕が痛みます。こんな重労働は久し振り。

作業終了後、流れる汗が、風でスーと退きます。
一気に飲む牛乳の美味しいこと。
達成感が全身に。体はだるいのですが。

画像  田んぼの中の溝(コンクリート壁の横を掘りました。)
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七時間の振動(久しぶりの農作業)

2009年04月18日 | 農業
快晴の昨日。絶好の農作業日和。
小型耕運機による休耕田の掘り起こし2時間。
そのあと、刈り払い機を使っての草刈りを5時間。

暖かな、気持ちのいい春の光に誘われ、久しぶりの農作業です。
県道べりの田んぼを畑にするため、耕します。
何年も休耕していたため、土が硬く、耕運機の爪が跳ね返されます。
昔の廃材が何本も埋まっていたのです。

気がつくと、平衡バランスをとる部品が外れて抜けおちているではありませんか。
振動が大きく、ピンが抜けたらしい。
早速、農機具さんに電話をして届けてもらうことに。
すぐに駆けつけてくれます。たった250円の部品ですが。
こんなサービスは田舎ならではのこと、顧客満足度100%です。

     

午後、畑の草刈り。
水路掃除のための田んぼのあぜ道も。
草ぼうぼうの畑、母親が気になっている様子。

やりだすと止まりません。
もう少し、もう少しと思って結局夕方まで。草刈り機に給油を二回も。
畑すべて刈り取りました。この爽快感は、最高。農業の醍醐味。

耕運機、草刈り機で計7時間。
振動によるマッサージを受けていた同じ。心地よい疲労感。
頭脳労働では味わえない満足感。
刈った草が夕陽を受け光っています。
まるで映画のタイトルバックのシーンを思わせます。

画像  家の下の草ぼうぼうの畑(チューリップの向こうを草刈り)
     小型耕運機(端っこのステンレスの円盤が落下したのです)    
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