初ものの筍

暮れに正月用の買い物をしていたら横に筍をみつけ最初輸入ものだと思い
通り過ぎようとしたら、筍に目がない夫が「熊本産て書いてあるよ」と云って籠に入れていた。
筍をみると暮れだろうがなんだろうがお構いなく買ってしまう。
流石にまだ小さくてほんのお味噌汁一回分の量だけど家計を預かる私は渋々レジーへ。

竹の旬と書いて筍と云い時期的には早くて２月末から３月と思っていたが
近年は暮れになると店先で見かけるようになった。
なんとも早い春の味覚のお出ましだ。
一緒にフキノトウや菜の花までならんでいた。段々季節が早くなっていく感じで
お店の人も「ここ２年ぐらい暮れに出ていますね」と話されていた。
歳をとると時間も季節も過ぎるのが早くて追いつくのにかなり苦労するようになった。

でも翌朝の筍の味噌汁はやっぱり美味しかった。
早く暖かくなって安く出回るようになり、いろんな筍料理を作るのが待ち遠しい。

熊本弁でひとこと

どぎゃんなんでっちゃ、煮しめにするごてにゃ、まあだ買いきらんばい