11月2日、「坂東玉三郎特別舞踊公演」千秋楽の山鹿「八千代座」へ行った。
玉三郎丈は以前は毎年の公演だったけど今回は3年ぶりの八千代座公演となった。
演目は地唄舞三題で「釣簾の戸(こすのと)」『葵の上』『鐘ケ岬』。
地唄舞は長唄と違い演奏も三味線一棹と胡弓か筝の二人で舞の所作もゆっくりとした
動きの踊り。
流れるような動きの玉三郎丈のそのきれいな事。綺麗としか表現できない私だけど
これまでで一番美しさを感じた舞台だった。
地唄舞をこんなにじっくりと鑑賞したのは何年振りだろう!
私は若い頃から舞台にずらりと並んだ地方さん達の三味線、鳴り物などの
賑やかな演奏で舞われる長唄舞踊が好きなのだが今回の地唄舞にもすっかりのめり込んで
しまった。
とにかく玉三郎丈の魅力を再認識した舞踊公演だった。
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