熊本市の川尻町にある市の施設「くまもと工芸会館」。
川尻は古くから桶や刃物などの工芸品が盛んな町でこの工芸会館にも
展示されている。
他に肥後象嵌や小岱焼き等の伝統工芸品と共に、皮細工やステンドグラス等
現代工芸品も展示即売されている。
又体験コーナーも設置されて来館者に好評みたい。
中でも400年の歴史を誇る「川尻桶」は見事!
今でも昔ながらの手作りの手法で作られ、寿司桶、飯びつ、湯桶、そして
今風なワインクーラーや花器なども並んでいた。
材料は国産のサワラ材を使用してあり耐久性に優れ、日常身近に使う
伝統工芸品だ。
いろいろ見て回っていると子供の頃、家で見た道具などもあって懐かしい
気持ちにさせられた。
熊本弁でひとこと
こーまか時(小さい頃)、寒なっと、紐んついた、うーすか(薄い)布団で包んだ
オヒツから、ご飯ば、つぎよったたいね。
それに手触りもいいですし・・・
鎌倉彫は北海道産の桂の木を主に使っています。
段々大きな木が少なくなって、
大きな木地材料がなかなか手に入りづらくなっています。
川尻桶は吸収性があり、樹脂が多く耐久性・ 抗菌・防虫等の効果に優れているといわれていますよ。
昔のものは良いですね。
鎌倉彫はデパートの漆器売り場でしか見たことがありません。
文箱を見たのですがあの色合いが良いですね。お返しに使おうと思ったのですがお値段が良すぎました。