子スズメの声はかなり騒がしい。ちょっと甲高く忙しく鳴く。
表現するのは難しいけど親と子の鳴き方は区別がつく。
親スズメにおねだりする時は騒がしく鳴きながら羽根を震わせる仕草をする。
少し大きくなると親に甘えて親から貰いつつ、自分でもちゃんと餌を啄んで
口に入れる事ができる。
その光景を見ながら私がつぶやく・・
「自分で食べきっとだけん、甘えんにゃ、自分で食べにゃんたい!」
身近にいつも観察しているスズメの子育てには感動する。
生まれてすぐは安全な場所に子スズメを置いて親はせっせと餌運びをする。
何度も何度も餌を口にくわえて往復している。
数えてみたら十数回にも及んだ事があった。自分は食べずに子供へ食べさせたい一心で往復する
親には頭が下がる。
少し経つと餌の側まで子スズメを連れてくる。
同じ餌運びでもかなりの近さになって少し楽なんだろうなぁ!
そして、もう少し子スズメが大きくなると写真のように一緒に食べにくる。その時が面白い!
子スズメは親から貰ったり自分で食べたりと なかなかのちゃっかりさんだ。
春から秋口にかけての子育て観察は毎年の楽しみとなっている。
熊本弁でひとこと
人もスズメも、子育てすっときの気持ゃ、いっちょん、変わらんとだろうねぇ!