博多座で2日間だけの文楽公演を知り急ぎネットでチケットを購入した。
演目は「寿式三番叟」と「摂州合邦が辻」。三番叟は博多座開場15周年を祝っての演目で
二人の三番叟の踊りは見事でまるで生きているような人形振りだった。
文楽は物語や台詞を語る「太夫」、情景を音で表現する「三味線」、一体を3人で操る「人形」がひとつとなった、日本の伝統芸能。
2003年にはユネスコ無形文化遺産に指定されている。
長唄とは又違った浄瑠璃(三味線伴奏による語り物)が好きで太棹三味線の音色と太夫さんの
語りの一体感が生で聴くと尚更迫力がある。
太夫さんも汗を拭きながら語りを熱演、人形遣いも人形の振りに合わせながら汗びっしょりの
熱演だった。
何しろ前から2列目の席なので手に取るように見えた。
語りの内容は手元のプログラムに添えられた「床本」を見ながら聴いていると解りやすい。
歌舞伎舞踊も艶やかで楽しめるけど文楽も語りや三味線に合わせての人形振りに惹きこまれていく。
日本の伝統芸能を身近に触れることができる今にあらためて感謝したい。
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久しぶりに「一人博多」を楽しんだ。
車で高速を走って博多へ行くのは違って、新幹線に乗って博多駅に着き地下鉄で博多座へ行くのは
ちょっとした旅気分を味わえる。
新幹線もネットで買うと往復4,700円ですむ。博多座のチケットもネットで座席が選べる。
今回、最初は後ろの方の席しか空いてなかったが、キャンセル分がリアルタイムで解るので
しばらく経ってから再度アクセスしたら前から2番目の良い席が1席空いたのでそれをゲット。
まさにネットさまさま。
帰りは新幹線の時間までウィンドウショッピングと言っても主にデパ地下。
段々オットーに似てくるのかな?
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