7月、大雨で休講になった第10回の講義が今日に振り替えられての大学院講義。
今日は平成音楽大学療法コース専任講師の村橋和子先生による
「音楽療法で心身のリフレッシュ」の講演だった。
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認知症や障害、病気を持った人たちの機能低下の緩和や苦しみ、悩みの軽減、
又、すべての人たちの健康維持、増進が音楽療法の目的だと話された。
確かに落ち込んでいる時に好きな音楽を聴くと元気が出る。今日はちょっときついなぁという時にお気に入りの
曲を聴くと「よっし!」と云う気持ちになることが
頻繁にある。
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先生のお話によるとお話も出来ないホスピスの患者さんが
その方の好きな音楽を聴かせたら口ずさみながら家族との
コミュニケーションがとれて穏やかな時間を共有されたとの事。
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今はドッグセラピーなども盛んに行われてくるようになっている。
音楽療法もきっと広がっていくだろうと思った。
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【音楽療法の定義】
『音楽療法とは「音楽の持つ、生理的、心理的、社会的働きを用いて、
心身の障害の回復、機能の維持改善、生活の質の向上、行動の変容などに向けて、
音楽を意図的、計画的に使用すること」をさすものとする』(日本音楽療法学会)
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今日のお話を聴いてあらためて「音楽って凄いなぁ」と思った。
そしてあの大震災の時に現地での音楽活動によって沢山の被災者の方々が
慰めらていた事を思い出した。
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熊本弁でひとこと
歌うこつぁ、とんと、でけんばってん、聴くこつなら、誰にも負けんけんね。
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