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二つの展覧会へ

2012年09月22日 | 日常

見学したい展覧会が二つとも期日が迫りとうとう展覧会の梯子となった。
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※ 篠山紀信展  写真力

Img

まず篠山紀信さんの写真展が開催されている「熊本市現代美術館」
会場へ入ってすぐに襖3枚分位の大きな写真の
「きんさん、ぎんさん」
満面の笑顔でお出迎え。
ぎんさんにそっと言っておいた。
「4人の娘さんが頑張ってますよ」と・・・・
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この写真展は篠山氏が50年にわたって様々な手法・テーマで撮影された作品を
厳選し、「GOD」(鬼籍に入られた人々)、
「STAR」(有名人)、「
  SPECTACLE」(私たちを異次元に連れ出す夢の世界)、
「BODY」(裸の肉体、美とエロスと闘い)、
「ACCIDENTS」(2011年3月11日、東日本大震災で被災された人々の肖像)の
5つのセクションに分けて展示されていた。

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百恵ちゃんや玉三郎丈、など私の好きなスター達の見た事のないような
大きな大きな写真に圧倒されながら
「こんなに大きく引き伸ばしてもブレない写真って凄いなぁ」と感心しきり。

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この後は電車通りを挟んで向かい側にある鶴屋へ
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※ 甦る日本の至宝展

Cats
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篠山さんの写真展での感動もそのままに鶴屋ホールで開催されている
「甦る日本の至宝展」へ入場した。
何の予備知識もなくただ国宝級の襖絵がみれると思い入ったら凄い事が・・・

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正式には「高精細複製文化財」と言って俵屋宗達の風神雷神図屏風
長谷川等伯の松林図屏風狩野永徳の花鳥図襖などの対象文化財を
デジタル一眼レフで撮影したデータをパソコンで特殊な画像処理を行い
12色の顔料インクシステムを採用したプリンターで出力する。
印刷する用紙は特別に開発された「和紙」だそうで、この後の金箔を施すのに
最適な用紙だとの事。
金箔だけはプリントではその色が出ないので京都西陣の工芸士が直接金箔を
施す作業をされて完成品となる。

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本物と見間違うばかりの複製品にただため息がでるばかり。
複製品なのでガラスケースもなく目前で観ることができ写真撮影もOKだった。
まさか撮影OKなんて思わなかったのでコンデジも持ってなくて仕方なく
携帯で撮ったけど残念だった。

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今日は一日で展覧会の梯子して感動を沢山貰って気持ちがすごく豊かになった。
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熊本弁でひとこと
よかもんば、観っと、な~んか、気持ちん、やさしゅうなるね。
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