7月の第9回の講座は大雨で中止となり今回は第10回目となった。
久しぶりにみんなに会ったので始まるまでの間、あっちでもこっちでも集まりができて、
ワイワイガヤガヤ、もちろん私も・・・この時間が最高に楽しい。
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さて、今日の講座は「肥後狂句で遊ぼう」、講師は肥後狂句連盟常任の渡辺先生。
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肥後狂句とはユーモアと機知、ぴりっと辛い風刺も織り交ぜた熊本独自の短文芸で
400年も前からあったという。
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出題者の出した課題、肥後狂句では「笠」と云うがその笠を一番上に置き笠の下に
七、五の十二文字で句を作る。
ちなみに川柳との違いは肥後狂句では笠は必ず一番上にもってこなくてはいけないが
川柳はどの部分に入れても良い。これが違うそうだ。
また、肥後狂句は必ずしも熊本弁を使わず、標準語で作っても良いと聞いて
ひとつ勉強した。
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お話の後、先生から笠を出されみんなで肥後狂句を作った。
今日の笠(お題)は「暑さ暑さ」「くたびれて」「のさんねぇ」の3題。
最後に先生がみんなの作品を読み上げられた。
面白い事に女性群の作品で同じ題材の句が多かった。それはどの笠にも共通して
食事の支度をなげく句だ。
例・・・くたびれて、夕飯手抜ビールだけ
くたびれて、夕食作る気にゃならん
みんな思いは同じなんだなぁと思った。
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私の愚作は・・・のさんねぇ 今日も旦那は休みてたい
オットーの名誉の為に言っておくがこれは我が家の事ではない。
世間一般の奥様の気持ちを詠んだもの。
我が家の旦那さんは居てくれた方が為になる。
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熊本弁でひとこと
肥後狂句て、詠んだ人ん、家ん中ん、見ゆるごたるね。
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