今回は「水俣学」の勉強。
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講師は水俣病の患者に寄り添って問題提起を続ける
医師、医学博士 原田正純先生による講義だった。
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・水俣病と原発の共通点と相違点
・水俣病はなぜ公害の原点か?
・水俣病は人類が初めて経験する食物連鎖による
世界で初めての中毒事件
・胎児性水俣病・・・・など
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先生のお話を聴きながらこれまでこんなに近い地元での出来事なのに新聞や
テレビなどの報道によってしか知ろうとしなかった事が恥ずかしく思えた。
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お話の中で特に印象的だったのはアメリカの写真家ユージン・スミス氏の写真で
胎児性水俣病の親娘を撮影した「入浴する母子像」のお母さんの言葉。
「この子が私が食べた水銀を全部吸い取って背負ってくれた。それで家族が助かった
テレビや新聞がこの子を映してくれらすでしょう。それが日本中に流れたら政府の
偉い人や会社の偉い人もそれを見て”ああ 公害は恐ろしいもん”て少しは分かって
あと、注意してくれらすとではなかでしょうか。
やっぱこの子は宝子ですばい」(先生のテキストから引用させて頂きました)
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現在もまだ水俣病問題は解決していない。
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熊本弁でひとこと
こやん話ば聞くと、平和ボケのちぃ~っとどま、ようなるかも知れんね。
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