九州各県の7つの新聞社で作る「九州温泉プレス」と云うサイトがある。
その中に泊まりたい旅館を選んで応募して抽選に当たると「ペア半額宿泊券」が
貰えるコーナーがあって運よく当選した。
ちなみに私が当たったのを知り友達二人がしきりに応募しているがまだダメみたい。
根気よく応募することだよ、と云うことで念願の日奈久温泉「金波楼」へ行ってきた。
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「金波楼」は熊本最古の温泉地、日奈久に
ある今年創業101年を迎える木造3階建の
宿だ。
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平成21年に国の登録有形文化財に登録され
その建物は一見の価値がある。
どっしりとした構え、昔ながらの階段、手すり、
廊下とすべて顔が映るほど磨きこまれて
隅々まで手入れが行き届き、黒光りしている。
案内された部屋は違い棚のある書院造りの
立派な拡張高い部屋で、欄間や磨りガラスの
障子の桟は見事な細工だった。
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でも有形文化財に登録されてからはどんな些細な修理でも文化庁に届けを出してからで
ないと修理できない不便さもあるそうだ。
ギャラリーにはお雛さまが沢山飾ってあったがその中で一番好きなのをパチリ
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お風呂はこの地方の特産、晩白柚と甘夏ミカンを浮かべてあってちょっと贅沢な気分。
又、夕食にだされた「太刀魚のシャブシャブ」は初めての体験だった。
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一度は泊まってみたかった歴史のある旅館。
101年の重みがずっしりと感じられる老舗だった。
でもこの建物を維持していくのはさぞかし大変な努力と費用が要ることだろう。
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熊本弁でひとこと
今からん、100年な、まあだ、
おおごつだろねぇ!
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※歴史ある建物の良さは私の腕とカメラでは写しきれませんでした。
オットー写真館で少しましな写真をみてください。
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