熊本から発信です

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八千代座観劇へ

2016年10月10日 | 観劇、ライブ

久しぶりに歌舞伎鑑賞へ。

演目が私の好きな「勧進帳」とあって、早くから楽しみにしていた。

最初の演目「能楽 安宅」は弁慶が舞を披露する作品のクライマックスを、
面、装束を用いずに紋付袴の姿で演ずる演能形式である「舞囃子」で楽しませてくれた。

華やかな長唄での弁慶も良いが初めて見た能楽の格調高く厳かな感じの舞台は
身の引き締まるような素晴らしい時間となった。

次が海老蔵の弁慶、獅童の富樫で今回のメーンとなる演目。

座席から超近い舞台で繰り広げられる二人の掛け合いは見事だった。

熊本弁でひとこと

やっぱ、歳だろか・・帰ったら、たいぎゃな、くたびれとった。今度から、椅子席だろかねぇ!

 


山鹿 「八千代座」へ

2015年11月01日 | 観劇、ライブ

今年も「坂東玉三郎特別舞踊公演」に八千代座へ。

今年は八千代座にての舞踊公演が二十五周年と云う節目の公演となり演目も「傾城」「藤娘」とあって
とても楽しみにしていた。

恒例となった「口上」は時折、冗談も交えられてのユーモアたっぷりのお話で山鹿八千代座をいかに
愛しておられるかが伺えた。

舞踊「傾城」は艶やかさと格調高い雰囲気で、もううっとり!
「藤娘」は八千代座では3回目の舞台と云う事だが私は毎回でも観たい大好きな演目。

今回の座席はなんと一番前の中央で、どんな小さな所作もバッチリ!何時も思う事だけど今回は特に
たおやかな指先の優美な動きに見とれてしまった。

玉三郎丈の公演には必ず鼓の田中傳左衞門さんの姿が舞台にあるのだけど何故か今回は
見かけなかった。フアンとしては寂しかった。

熊本弁でひとこと

三味線な、楽譜もなかでちゃ、弾きよんなはるけん・・・・ぜ~んぶ、頭ん中だろか?

 

 


博多座開場15周年記念 『博多座文楽公演』へ

2014年12月22日 | 観劇、ライブ

 

 博多座で2日間だけの文楽公演を知り急ぎネットでチケットを購入した。

演目は「寿式三番叟」「摂州合邦が辻」。三番叟は博多座開場15周年を祝っての演目で
二人の三番叟の踊りは見事で
まるで生きているような人形振りだった。

文楽は物語や台詞を語る「太夫」、情景を音で表現する「三味線」、一体を3人で操る「人形」がひとつとなった、日本の伝統芸能。
2003年にはユネスコ無形文化遺産に指定されている。

 長唄とは又違った浄瑠璃(三味線伴奏による語り物)が好きで太棹三味線の音色と太夫さんの
語りの一体感が生で聴くと
尚更迫力がある。

太夫さんも汗を拭きながら語りを熱演、人形遣いも人形の振りに合わせながら汗びっしょりの
熱演だった。

何しろ前から2列目の席なので手に取るように見えた。
語りの内容は手元のプログラムに添えられた「床本」を見ながら聴いていると解りやすい。

歌舞伎舞踊も艶やかで楽しめるけど文楽も語りや三味線に合わせての人形振りに惹きこまれていく。
日本の伝統芸能を身近に
触れることができる今にあらためて感謝したい。

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久しぶりに「一人博多」を楽しんだ。

車で高速を走って博多へ行くのは違って、新幹線に乗って博多駅に着き地下鉄で博多座へ行くのは
ちょっとした旅気分を
味わえる。 
新幹線もネットで買うと往復4,700円ですむ。博多座のチケットもネットで座席が選べる。
今回、最初は後ろの方の席しか
空いてなかったが、キャンセル分がリアルタイムで解るので
しばらく経ってから再度アクセスしたら前から2番目の良い席が
1席空いたのでそれをゲット。
まさにネットさまさま。

帰りは新幹線の時間までウィンドウショッピングと言っても主にデパ地下。
段々オットーに似てくるのかな? 

 

 

 

                                           ※コメント欄は閉じています 

 

 

 

 

 

                   


SMAPライブへ・・・・

2014年11月24日 | 観劇、ライブ

  

チケットが届いてから首を長~~くして待っていた
11月21日!

朝、8時過ぎ我が家を出て一路福岡ドームのある百道へ車を飛ばす(ドライバーはオットー)
何時ものようにドームの傍の駐車場に入れて夕方の開演時刻までは予定している
見学コースへ。

18時半から始まったライブは2年振りと云う事も
あってもう大興奮。
歳なんかどっかへ捨てて大いに楽しんだ。

私たちの席は「着座シート」のブロックで、立ち上がったら駄目な決まりなので
年寄りには都合がよい。子供たちも結構お利口にしている。

前の席に5歳位と3歳位の姉弟が居てちゃんとグッズのライトを振って、時には大いに笑い
知っている歌は一緒に歌ったりしてそれはそれは楽しげに3時間半の長丁場を過ごしていた。

それをみてあらためて小さなお子様から私たちのような高齢者まで
Smapのフアン層の厚さを感じた。

今回はこのライブに来るまであまりにも忙しかったので昨日までは「もう今年で最後にしよう」と
考えていたけど、終わって帰るときは
「やっぱ、楽しかねぇ、再来年も頑張ってこにゃんね」となっていた。

オットーもかなり楽しかったらしく「深夜の運転がきつなったら泊まっとよかたい」と、まだまだライブ参加に意欲的!

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10時に到着してライブ開演の18時半までの時間潰しも楽しみのひとつ。
今年は「福岡市美術館」と「福岡博物館」へ行ってきた。

※ 福岡市美術館

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美術館は大濠公園敷地内にあるので百道からバスに乗って大濠公園前で下車して公園の中を
散策しながら行った。

大濠公園は39万8千㎡もあってその内の22万6千㎡が池という水景公園。
美術館には何回が来たけど大濠公園を通り抜けて行くのは初めて。福岡の中心にこんな広大オアシスがあるなんて素晴らしいと思った。

美術館では『NHK大河ドラマ軍師官兵衛記念官兵衛ゆかりの黒田資料-黒田家の文芸』が
展示されていた。

※福岡市博物館


博物館はドームの近くにあるので最後にしてゆっくりと見学した。
新しく出来た建物らしく外観も内装もそれはそれは立派なもので熊本にもこの位のレベルの高い
施設が欲しいものだと思った。

オットーの今日の目的のひとつ「九州仏」はかなり見ごたえのある展示物だった。
優しいお顔の仏様や迫力のある仏様など九州にもこんなにたくさんの立派な仏像があるのだと勉強になった。

特記すべきことは美術館も博物館も福岡市の施設なので熊本市民である事を証明すれば
入館料が無料と親切に教えて頂き二人で「桜カード」を出してパス!

コメダ珈琲で軽く腹ごしらえしてドームへゴー!

熊本弁でひとこと

オットー曰く、「SMAP」に行かるっとが元気な証拠たい!

 

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「八千代座」へ

2014年11月07日 | 観劇、ライブ





11月2日、「坂東玉三郎特別舞踊公演」千秋楽の山鹿「八千代座」へ行った。
玉三郎丈は以前は毎年の公演だったけど今回は3年ぶりの八千代座公演となった。

演目は地唄舞三題で「釣簾の戸(こすのと)」『葵の上』『鐘ケ岬』。
地唄舞は長唄と違い演奏も三味線一棹と胡弓か筝の二人で舞の所作もゆっくりとした
動きの踊り。

流れるような動きの玉三郎丈のそのきれいな事。綺麗としか表現できない私だけど
これまでで一番美しさを感じた舞台だった。

地唄舞をこんなにじっくりと鑑賞したのは何年振りだろう!

私は若い頃から舞台にずらりと並んだ地方さん達の三味線、鳴り物などの
賑やかな演奏で舞われる長唄舞踊が好きなのだが今回の地唄舞にもすっかりのめり込んで
しまった。

とにかく玉三郎丈の魅力を再認識した舞踊公演だった。


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