暦の上ではもう秋ですね。
吹く風も少し変わった気もしますが、
ほんとはこれからの残暑のほうが厳しくて、長くて、体にこたえますね。
こちらではまだまだ猛暑が続くのに、色づき始めたバラの実があります。
夏が短い地域のバラなんでしょうかね。
早くしないと寒くなると思って急いでるのかな、なんて想像します。

実生タカネバラ
これはpotatoさんの実からのもので、
葉の形も質感も山のタカネイバラに近いかなぁとうれしく思っている株です。
花はピンクで暖地タイプでしたが、実の形はお母さんと同じです。
萼片が閉じて下を向いていますね。

名札はタカネイバラ
葉の質感、形などは図鑑とは違うけど、暑さに強くて元気なのがうれしい株です。
横を向く丸い実、ぱっと開く萼片など、図鑑のものとはかなり違いますね。
色づくのもわりとのんびりしています。
丸い実で横を向くといえば、

ロサ・フォリオロサ
実の形、萼片の開き方、色づき具合なども名札タカネイバラに似ていますね。
葉の細さこそ違いますが、なにか共通するものがあるのかなと興味を持って見ています。

実生マジカルファンタジー
実の形はお母さんと一緒でした。
やっぱりカロリナ節のバラなんでしょうかね。
萼片が落ちかけていますよね。
キナモメアは残り、カロリナは落ちるのだそうです。

ハマナス
やや平たい実で、萼片は下を向いて閉じています。
熟するのは早いですね。
ハマナスは次々花が咲いて次々実が熟して、花も実も同時に楽しめるのがいいですね。
(しかもおいしい)

ハマナス八重
こちらは丸い実です。萼片の閉じ加減も微妙に違いますね。
こういう形はなにが混じっているのかな、なんてつい想像します。
形の違いや熟れる時期など、興味がわくことがいろいろあって、バラの実の観察も楽しいですね。