直方の晩秋~初冬の風景(4)「鞍手高校」
このシリーズでは、直方の黄葉(特にイチョウ)、紅葉を取り上げています。
直方の駅裏、山部地区のお寺のついでに、併せて、学校関係も見てみようと
思い、近くの鞍手高校にも行ってみました。

1.正門
鞍手高校の正門です。背景に六が岳です。
①

昔は坂の両側に鞍高の校章でもあるプラタナス(すずかけ)の木が正門前の坂に沢山
ありましたが、現在は数本が残っているだけのようです。
②⑤③



正門から坂道を振り返って見ると、真正面に福智山が見えます。
④

2.鞍手高校本館です
⑥

本館前のソテツと鞍手高校の校歌碑です
⑦

シンボルのプラタナス(すずかけ)です。
⑧


イチョウの樹もあります
⑨

西徳寺に鞍手高校、直方は本当に色彩豊かですね。
私が初めて直方を訪れた時は蒸気機関車全盛期の梅雨時、今でも黒と灰色のイメージが残っていますが、そのイメージを打ち消すようにいつも楽しく拝見しております。
これからも楽しみにしております。
直方機関区には忘れられない思い出があります。
新幹線が岡山開業した年の3月、福岡市在住の従兄弟と機関区を訪ね蒸気機関車の写真を撮りたいと相談しましたら、当日公開日でないにも関わらず非番の方が付添って下さり、機関庫(扇型車庫)や転車台、入れ替え中の機関車を間近に見ることができました。
極めつけは、付き添って下さった方から「昼頃にC55機関車の(廃車)回送があるから見送ろう。それまでゆっくりして行き。」とのお誘い。転車台辺りから回送機関車が走る下り本線まではかなり離れており、自力走行の出来なくなったかつての強者も小さく見えましが、機関車のふるさとで本物の鉄道マンと一緒に体験した機関車との分かれ、今思い出しても胸と目頭が熱くなります。