私の直方の風景

私の住んでいる直方の好きな風景を紹介します。

◎「中泉駅」の事

2017年08月22日 23時14分32秒 | 郷土の歴史
「中泉駅」の簡単な紹介です。

中泉駅は、明治31年(1898)開業となっています。今は、大阪市に本社を置く
ディスプレイ業者の大阪サン・ニュースがネーミング権を取得し、
「大阪サン・ニュース中泉駅」となっています。


直方方面に向って、右手が中泉駅舎で、「ちくまる号」が左手奥(藤棚駅)に向います。
奥に200号線バイパスの陸橋が見えます。


田川方面に向って、左手が中泉駅舎で、「なのはな号」が右手奥(市場駅)から近付きます。
背景は福智山(901m)を主峰とする福智山系です。


中泉駅は、無人駅ですが、駅舎は理髪店「おしゃれステーションふじた」との併設になっていて、
こじんまりとした、クラシックな佇まいで、きれいに手入れされています。風情ある珍しい光景です。










かつては貨物線分岐駅としてにぎわった広い構内で、昔の面影を偲ぶことが出来ます。
その一部の広場では、早朝から、年配者グループがパークゴルフを楽しんでいる光景を
通勤の列車から、しばしば目にします。
左手の移動トイレや物置、そしてパークゴルフが出来る芝生広場が広がっています。
直方方面に向って、背景の中央から右手に見える陸橋は200号線バイパスで、その奥は、藤棚駅になります。
駅の左手奥(南側)は、中泉工業団地になっています。


駅舎の中に楽しい絵が飾られていました。中泉小学校3年1組2010年一同となっています。
そして、良く見ると、担任の先生(ハセガワ)駅や、線路の枕木に書かれた学童たちの名前が
並んでいます。この楽しい絵を描いた小学生は、時を経て、もう高校生なんですね~。


走行中の列車から、岡森堰(右手)を瞬間的に見ることが出来ます。
左手にメタセコイア(石炭の原木)、背景に福智山(901m)を主峰とする福智山系の風景です。


中泉駅から徒歩で、彦山川に架かる岡森橋に着きます。ここから、大きな岡森の井堰が見えます。
画像の中央に英彦山の山並みが見えます。


ここは江戸時代に直方藩が造った利水施設の大事業だった歴史的な場所です。
この堰が潤す地区は広く鞍手郡から北九州まで及んでいます。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿