私の直方の風景

私の住んでいる直方の好きな風景を紹介します。

西日本集中豪雨の時の直方(7月6日点描)

2018年07月14日 09時58分14秒 | 日記
西日本集中豪雨の時の直方(7月6日点描)

このところ、毎日の暑さには、閉口しますが、市内を見ると、
先日の西日本各地の豪雨の際の爪痕が垣間見られます。

例えば、いつも通る「日の出大橋」周辺です。




流木などの漂流物の付着した跡が、橋脚上部付近の高さまで見られます。
私が見た7月6日の夕刻には、橋上の歩道から1.5m下くらいまで、濁流があふれていました。

中の島に架かる沈下橋の破損状況です。
市民の憩いの場所でもあるチューリップ広場や桜並木に向かう沈下橋が無残です。


今回の、西日本各地の豪雨では、岡山県と広島県、愛媛県で被害が大きく、
連日厳しい被害状況が報道されています。

直方では、特に7月6日の夕刻から翌朝にかけて、豪雨に伴う不安な一夜でした。

遠賀川に氾濫警報が出され、地区巡回や放送での避難勧告も何度も出され、
市内全域の学校や公民館が避難地域に指定され、市民の皆さんも続々と避難していました。

今回の大雨は、数十年に1回の集中豪雨・・・ということで、
直方市役所前の遠賀川本流は、河川敷も含めて約350mの川幅いっぱいに
濁流が流れ、日の出大橋の橋下1.5mまで水位が上がっており、
近くの支流では、あふれ始めているところもありました
集中豪雨がさらに半日続くか、遠賀川堤防が切れれば、直方も一気に水浸しに
なろうか、という状況でした。
かって梅雨前線を原因とする集中豪雨による大水害をもたらした65年前の
1953年(昭和28年)6月25日~6月29日の九州地方北部(福岡・佐賀・熊本・大分)を
中心に発生した大水害のことが、頭をよぎりました。
当時幼かった私ですが、直方でも遠賀川や支流の堤防が決壊し、周辺の広大な
住宅地・田畑が一面に冠水し、我が家も含め、大水害となった当時の記憶が鮮明に
よみがえりました。北九州の山並みのふもとにあった親戚のお宅も甚大な被害に
会ったことを思い出しました。

****ライブカメラ;7月12日の今の状況と7月6日の豪雨時との比較************
現在、彦山川と嘉麻川が合流して遠賀川本流となる直方市役所前の中の島は、
桜並木やチューリップ広場が、毎年、美しく楽しい春の季節を演出してくれます。
今では、直方の代表的な風物詩・憩いの場にもなっています。
ここには、「国土交通省 九州地方整備局 遠賀川河川事務所」があり、、
この付近の遠賀川ライブカメラの映像を見ると、7月6日の豪雨時の模様が
わかりやすいので、今の状況と比較して、引用します。

◎「国土交通省 九州地方整備局 遠賀川河川事務所」遠賀川ライブカメラの
ページのURLはコチラです。
遠賀川ライブカメラのページへ(外部リンク)
http://www.qsr.mlit.go.jp/onga/cctv/

(1)直方市役所付近(直方市溝堀)「遠賀川河川事務所(下流)」カメラ
遠賀川H30.7.12の19時


遠賀川H30.7.6の19時



(2)直方ハローワーク付近(直方市頓野)「直方出張所」鉄塔カメラ
遠賀川出張所H30.7.12の19時05分


遠賀川出張所H30.7.6の19時10分



*西日本豪雨による災害で、甚大な被害にあわれた
皆様方へ謹んでお見舞い申し上げます。*

コメント (2)
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