のんちゃん雲に乗る

平成17年8月に還暦を迎えた記念に、ブログを始める。
私の趣味や日常を記録して、足跡としたい。

高校の同窓会

2018-05-20 | Weblog
昨秋より全く記事をアップせず、半年以上のご無沙汰です。

五月晴れの今日、奈良市立一条高校の卒業生全体の同窓会「真澄会(しんちょうかい)」の66回目が、開かれました。
今年卒業したばかりの66期生が多く参加し、企画運営もしてくれていました。
因みに私は12期生です。2期生の方も来られていて、まさにおじいさんおばあさんの年代から、親の年代、子の年代と三代が一堂に集まると言う、素晴らしい同窓会です。

私が同じクラスの人たちにに電話して、同窓会に行かない?と誘ったのですが、それには理由がありました。
私達が入学した年(昭和36年・1961年)より少し前(昭和33年・1958年)に立てられた講堂が、60年経って老築化して、建て替えられることになりました。そのため古い講堂での同窓会は今年最後だと言う事です。在校中は、入学式もアセンブリーも卒業式もこの講堂でしたので、とても懐かしい場所です。
名残を惜しむために集まったというわけです。
同じ思いの人も居て、いつもより参加者は多いようでした。そして、カメラに収めている人もいました。

講堂全景

講堂内部


初代校長の肖像画と扁額

同窓会総会のお決まりの行事が終わって、映画の上映をするというので、ビックリしました。
それは、同じ卒業生(36期生)の「河瀬直美」監督の映画でこの一条高校で全場面を撮影したというものでした。
一条高校のダンス部が出演しています。ダンスをしている孫なら共感するものがあったのかな?と思いましたが、
やはり私達の年代には少しわからない所がありました。
短編なのですぐに終わりましたが、終わった所で監督ご本人が来られているということで、舞台に上がられ、一条高生の頃の話などされました。結局は6月に封切る映画の前宣伝も兼ねての事だったみたいです。
少しミーハーですが、生で河瀬監督に会えて良かったです。

最後に十代から八十代までの老若男女みんなで、校歌を歌いました。忘れた~と言っていた人も音楽が流れると自然に歌詞が口をついてでてきます。古い講堂に別れを告げるように、大きな声で力いっぱい歌いました。気持ち良かったです。
友達と、ワイワイしゃべって楽しいひと時を過ごしながら、こうして会えるお互いの健康に感謝し、懐かしい講堂と最後のお別れをして、とても有意義な同窓会だったと思います。
新しい講堂が建ったら、また来たいなぁと思います。それまで元気で!

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