6の獣[生活][仕事][夢]

●生活

今夜寒すぎるんだけど、ばかじゃないの？
現代の東京で風呂まで十五分歩かなきゃいけない生活環境とか、ほんとどうかしている。
と、年に何回か思う。

でも歩いて五分もすると結構ポカポカしてくるし、月は丸いし猫に会うし、銭湯の湯船は広いし、なんだかんだで気分良くなっちゃって…
風呂のない暮らしを続けること早数年。
問題あるな。

肌が乾くから化粧水びたびたシアバターべとべとで寝るよー。


●仕事

前の職場は出版社で、社員はもちろん文系。
「コミュ力抜群だけどパソコンは苦手なんだよねー」みたいな人が多かった。
おじさんでも年齢なりに垢抜けてて、どっかチャラい。

今回は理系だ。
自分の専門のことを語り出すと止まらない感じとか、なんかオタっぽい謎のユーモアとか、身だしなみの気にしてなさとか。

どっちが良い悪いじゃないけど、違うもんだ。


●夢

バリ島みたいな南国のリゾート地の夜。
暖かくて、夜空は星がきらめいて、ホテルのプールはライトアップされてて、プールサイドのテーブルで知人と喋って笑って一緒にカクテル飲んでた。
この人といるのがやっぱり一番楽しいなーって思ってた。
何かバリバリする音で目が覚め、自分の部屋の窓を開けたら、植木に十センチくらいあるトノサマバッタがついて葉っぱを食べていた。
よく見るとバッタは草の中に何匹も何匹もいて、それを目で追っていくと窓の外はジャングルで、バッタは無数にいた。
全部食べられてしまう、と思って泣きたかった。

そこで本当に目が覚めた。
楽園と蝗襲来って、キリスト教の始まりと終わりみたいな夢だ。