カルチュラルウィメンズ[ 東京][本 ]

●東京

ママンと印象派絵画を見てフレンチレストランでお食事しましたの。

東京駅のそばのブリヂストン美術館で「印象派はお好きですか？」という展示を見てきた。
マネ、モネ、マティス、ピカソ、ルノワールなど。
ユトリロとルソー(好き)も少しあった。
絵のことなんてわからないけど、「好きな画家」というのができてくるのが嬉しい。

それからお昼を食べて、丸の内オアゾの丸善をうろうろ。
品揃えがすごくいいのか、偶然私の趣味にあったのか、やけに欲しい本が多かった。

母が「フクロウはいいけどミミズクは嫌い。だって……耳があるじゃない」
と、言ってたのに妙にウケた。
夜は実家で、母の日兼弟の誕生日でみんなでご飯。


●本

今日買ってしまった本。

・大崎梢「配達あかずきん」
書店員が探偵、書店が舞台のミステリー。
本屋の仕事ぶりがリアルで、殺人事件も起こらないほのぼのさ。
それでいてしっかり謎があって、なるほど！な解決があって、面白かった。

・シャーリイ・ジャクスン「ずっとお城で暮らしてる」
タイトルに一目惚れして手にとって、あらすじを見て買うの決定。
家族の殺されたお城に閉じこもって暮らす姉妹の狂気と、お城を取り囲む“善良な村人”達の悪意。
わくわくしながら読み途中。

・クラーク・アシュトン・スミス「イルーニュの巨人」
クトゥルー物の「白蛆の襲来」の作者の短編集。
この人の本、探してたんだ。
2008年再版となってたから、最近のクトゥルーブームのおかげかも。
白蛆は収録されてないけど、ラブクラフトをモデルにした「死の顕現」という作品があるみたい。