二重生活~ふたえぐらし

日々のこと、読んだ本や漫画、ライブの感想等

心痺れて【バイト】【漫画】

2007-03-13 23:26:41 | 本・漫画
●ファッション誌の創刊が相次いで、ファッション誌を読む仕事をしている私の忙しさ数割増し。
単純に記事が増えるし、発行部数とか広告料金を調べるのがめんどい。
また、新創刊だからって代わり映えのしない内容だし。
姉キャンとか、ふざけるんじゃないよー、もう。
なんか斬新な雑誌を希望。


●バイトの昼休みに本屋のマンガコーナーをうろうろ。
何か目新しい物がないかと思っていると、お試し読みがあった。

中山昌亮「不安の種」

黒い表紙。岩井志麻子が帯を書いている。
手に取って、数ページ読んで衝撃。

こえぇぇぇ!!!

超怖いこの漫画。ぼっけえきょうてぇ。
久しぶりに漫画を読んで心が震えたので即購入。
三巻まで出ていて、話題になるところではなっていたらしい。

「いつ」「どこで」だけが妙に具体的で「なぜ」「それからどうなった」は一切説明されない、都市伝説風ホラーオムニバス。
風呂で頭を洗っていて、ふと顔をあげたら“いる”とか、読んでいる最中よりも、読み終わってから思い出して怖いような話満載。
一人暮らしの部屋で読んでは危険そうだったので、バイト帰りにモスバーガーで読んだ。

絵(写真)が、それだけで怖いよ。
血が通ってない、なのに存在感がある。
でも「メッセージ」という話だけはヌイグルマーな感動あり。


高橋葉介「夢幻紳士 幻想篇」も買って読んだ。
こちらもホラー風味ながら、ぐっと美しくてロマンティック。
頭の大丈夫じゃない主人公。


●「不安の種」の続刊が欲しかったので地元の本屋に行ったけどなかった。
が、また別の漫画のお試し読みを発見。

真鍋昌平「闇金ウシジマくん」

一巻だけ読んで、これも怖かったー。
正体不明の不安より、取り立て屋にボコられる現実が百倍怖い。
済滞者を「奴隷くん」と呼ぶ闇金融の取り立て屋が主人公で、前から怖そうだとは思っていたんだ。
読みごたえあって、かなり面白かったけど買わなかった。
いつかマンガ喫茶で読もう。


なんか漫画への勢いがついて、さらにブックオフで立ち読み。

望月峯太郎「座敷女」

突然変な女にストーカーされる、これまた都市伝説系ホラー。
途中までは怖かったけど終わりがいまいち。
最後、カサカサッとならない方がよかったな。


怖い物だけ読んでから部屋に帰るのはよくなさそうなので、他にも。

えすとえむ「ショーが跳ねたら逢いましょう」

これはBL。悪くないけど、いまいち。
この人とかオノナツメさんとか、オシャレな絵はちょっと苦手。


●このところ、急にテレビとお笑いへの関心縮小中。
一時、頭おかしいかってぐらいバラエティー番組あらかた見てたのに。
お腹いっぱいになったかな。