超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

ニセコイ 第46話「エンゲキ」 感想

2012-10-15 08:24:49 | クロス・マネジ(WJ系)








盛り上がってきましたね。








◆楽の心境の変化

千棘が気になって、演劇にも集中出来ないし
どころか、小野寺さんの前で必要以上にドキドキする事もあまりない
とにかく今楽の頭の中には「千棘!千棘!千棘!」って感じなんでしょうけど
この時点でまた小野寺さん噛ませフラグが立っているとは思いますね(笑
ただ、脈絡のないものではなく
今週の描き方は物凄く丁寧で良かったです
普段コメディやってる作品がシリアスやると人気落ちますけど
個人的にはそういう部分こそしっかり見て欲しいんだがなあ、と思います
一面的な作品には一切用はないので。私は。

でも、「ロミオとジュリエット」っていう正(まさ)しく好きな女の子と恋愛模様を演じられる絶好の機会
なのにも関わらず、一番に気になるのは千棘の様子って言うのは結構な進歩なんじゃないですかね
まあ彼女の気持ちや本心には気付いてないっぽいですが
自分の芽生えつつある気持ちにも気付いてない
しかしそういう「じれったさ」こそがラブコメの醍醐味であり
そこから考えると今週の内容は真っ当だったように思える
まあクジ引きの部分はあまりに都合の良い転がし方してんなー、とは思ったけど(笑
それでも、楽の自覚のない恋心に似た何か、がはっきりと生まれ始めている
それを確信出来たのは非常に良かったな、と

「オレはただお前の事を心配して オレは―」
って、
こういう風に自分に言い訳してる時点で、
それ以上の意味がある、と認めてるようなものですからね(笑
後は、徐々に徐々に彼が自覚していけば良いな、と
このブログはあくまで千棘推し、なのでね(笑 はてさて今回はどういう風に転がしてくれるのかな?
ここまで非常に良い雰囲気で良い感じに来てるので、今回は見事に着地して欲しいです。
とはいっても先週の感想を読めば分かる通り、全否定してた訳じゃないですからね
後半は後半で、ラブコメらしくて良かったって今でも思うし。



◆「なんで・・・ジュリエット役断ったんだよ」

この台詞での楽の顔がね、物凄い真剣なのね(笑
まるで「何で俺じゃダメなんだよ」って女に懇願してる男みたい
恋人同士を演じる役割だけならば
ここまで思い詰めたような、悲しい顔なんて普通はしないと思います
この表情の意図って言うのは、そのまんま心の中では千棘とやりたかったって気持ちがあるということ
それ即ち、所謂「引き」の効果が如実に出てるというか
逆に楽が千棘を求める構図になっている
今までは進展してるようで、実はあんまり進展してなかったと感じてるので
その意味ではこういう楽の表情だったり、態度を描けた時点で個人的には合格点
先々週の感想で「女の子ばかりが頑張ってる」みたいな事を書きましたが
今週は、楽もきちんと考えたりしてて読んでて楽しかったなと

要するに、「いつもと違う」っていうのを受け入れられないってことは
内心「いつもと同じ」って事柄を望んでるのも同じで
やっぱり千棘とのじゃれあい(?)が彼にとって欠かせないものになっている、ということ
それが楽にとっての「自然」になりつつあるって話なんでしょうね。
だからこそ「不自然」を嫌がる訳で。
この流れだったら、千棘が最終的に優遇されるのも許されるんじゃないかな、と思う
まあ最後のコマの台本を持ってる辺りが分かりやすいフラグではあるかな(笑
とはいえ、
ちゃんと物語の進行を感じれたのは大きい
この調子で、今後も良い物語を紡いで欲しいですね。



◆一方、千棘の心情は・・・?

色々考えたけど、
多分「期待するだけ無駄」状態になってるんじゃないかな~と
自分は意識しちゃうし、ちょっとずつ好意も芽生えて来ている訳だけど
しかし相手の方が多分自分を意識する事は絶対にない
そう考えると
自ずと引いてしまうよね・・・っていう。
ただ、その行為がナチュラルに楽に動揺を与えて、図らずも意識を促してる訳ですけど(笑
悟りきったような表情の数々が素晴らしい。これぞ正に「期待しない」人そのもの
そういう表情の描き方は向上して来たかなって思います
何だかんだいって千棘が一番可愛いんですよね(笑
他のキャラって、初めから、或いはすぐ楽への好感度がレベル99まで上がってて
でも千棘はレベル1の状態から徐々に徐々にここまで来てる訳じゃない? それが凄く良いなあ、って
お手軽ではなく、確かな「経緯」を感じさせてラブコメの醍醐味そのものだと思うんです
その意味でも千棘エンディングに向かって駒を進めていくのは良い事だと思う
そういう姿勢は何だかんだ言って買ってる部分ではありますね
余計な茶番は要らないから
今週みたいに繊細な心情を以って前に前に進んで行って欲しいな・・・と。そう切に願います。
先週は色々とバッシング(?)も受けた、というかこのブログも批判したけど(笑
それでも、やっぱ面白い作品なのは変わらないと思ってます
これからも応援していくので。
本誌も、単行本も感想バシバシ書いていくよー!

最後のページの千棘は、単純に迎えが来るのを待ってる、という意図があるんでしょうね
果たして楽はこの事態をどう乗り切るのか、期待しています。
素直に面白かったです。







写真の件は、
先週の楽がどう贔屓目に見ても紳士的ではなかったので
ある意味そのリベンジみたいな役割を感じて結構好きでした。
それもまたラブコメ主人公らしい爽やかな行動だね。




恋染紅葉 第23話「2人きりデート!?」 感想

2012-10-15 08:23:28 | クロス・マネジ(WJ系)








絶好調だな(笑








◆紗奈の掘り下げ

なるほどね。確かに、ここで彼女を掘り下げておかないと後々不利だもんなあ
小鳥一強になってしまう(笑 それも、所謂「弱点描写」ってヤツですよ
正直ここが彼女に足りない部分だったのかなあ、って思った。
完璧人間、
美しい「だけ」の人間に共感なんて出来ないんですよ
誰でも程度の差はあれ、欠陥の一つや二つは抱えてるものですから
彼女をある種記号のように感じてた、
感想でも書いてたけど「由比ちゃんに比べて人間らしくない」と揶揄したのは
裏を返せば「完璧過ぎた」って事の証明なのかもしれない
勿論初期にもこういう設定はあったけど
結局活かされなかったからね
その意味でも、掘り下げのエピソードとしては中々に上出来なのではないでしょうか
こんな良い漫画がこんなに低い位置なんて分かってても納得出来ませんぜ!
その評価はあくまで「個人的」なものですけどね。念の為。



◆翔太のナチュラルな格好良さ

マックの手助けをしたくらいで・・・って思われるかもしれませんが
想像してみて下さい、いいとこのお嬢さんだった紗奈ちゃんにとって、
こういう場所は勝手の分からない異世界のようなものです
恥を怖がるのが人間ですから、
失敗すればするほど不安になって堪らなくなってしまうはず、
そういう時に助けてくれる人間って本当に心強いものなんですよね・・・。
その存在がたまたま翔太だった
要するにラッキーなのは間違いないんですけど(笑
ただ、そういう一般的な常識を知らない彼女にとって、翔太の姿は格好良いものに映ったに違いない
それと、気になってる人物に関しては少しの事でも格好良く映るものですし(笑
前回は前回でめちゃめちゃ頑張った訳ですからね。
良いご褒美ってところかな。
翔太に関しては、何も言わずにエスコートしてくれたのも大きいですかね
「知らないの?」とか笑われたり、やれやれって態度を取られると正直傷つくからね(笑
その意味でも、ナチュラルに性格の良い少年としては描けてたと思います。
やっぱ最近の翔太、以前よりも好きになって来たかもしれません。
いや、初期から個人的な好感度は中の上くらいなんですけど。
何だかんだいって良い男、だよね。



◆紗奈ちゃんのあまりの可愛さ

ここ最近は小鳥ちゃんがあまりに可愛すぎた、魅力的すぎた為、忘れかけていた
紗奈ちゃんもめちゃめちゃ可愛い、という事を・・・!
恋する女はキレイ、って本当だったんですね。
いや、これは漫画なんですけど(笑
でも、どんどんと垢抜けて来ているような印象を受けますね
弱点がきっちり提示されたっていうのもありますけど、それを抜きにしても表情の一つ一つが可愛い
特にストローで顔を赤らめてたシーンに関しては今までの臨界点越えてましたね(笑
理屈ではなく、本能で素敵だなあ、とかグッと来たと思えた
そういう表情やラブコメ感を
今は紗奈できちんと出せるようになってる、というのが実に良いですね
今は翔太も結構攻め気味で頼りになったりしますからね。ペース的にもちょうどいいかと。
何より、言い方が微妙にいじらしくてたまんなくなってしまう(笑
めちゃめちゃ良い雰囲気ですけど
考えて見れば翔太は今までずっと紗奈ちゃん一途で来てるんですよね
それでいて告白されたり、返事を引き延ばしてるでもない、何気に真っ当な奴なのでは?と
まあ今後の展開によっちゃどうなるかは分からないですけど(笑
久々の紗奈ちゃんのターンとしては
個人的には及第点を付けられる出来だったと思います
真剣に恋愛、純愛を描いてる作品だと思うので、棲み分け的にも是非生かして欲しいな。
取り敢えず、記事書き終わったら今週もポストに向かってアンケ投入だっ!



◆今後の小鳥ちゃんは・・・?

連載が続けば、の話ですけど
今後も単発でいいから小鳥ちゃんのエピソードも欲しいですね。
悪意を好意で返されて再び白く染まった小鳥ちゃん
是非その「優しさ」を受け継いで欲しいし
7ドロップスが正しく改心された場面も是非見てみたい
一応は、好転に向かっていくようなニュアンスで締め括られましたけど
やろうと思えばその辺のエピソードだって絶対に出来るはず
それとは別に
小鳥ちゃんの恋の目覚めも描いて欲しいですけど
だって、あんだけ尽くされて惚れない方が絶対におかしいでしょう(笑

それに、由比ちゃんの話も基本クオリティ高いので是非読みたいし
翔太がどんどん成長したりするのも読んでみたい
掲載順は沈んでますけど
内容は回を重ねる度に良くなっていると思うし、実際に好評の声も聴こえて来る様になったし
その意味でも今後の展開には大いに期待してしまいます。
実際、
「SKET DANCE」なんかは明らかに浪漫登場が危機を救ってくれたし
「銀魂」も真撰組の登場が大きかったと思う
そんな訳で(?)、この漫画も小鳥ちゃん登場で救われないかなあ・・・だとか
密かに夢見ております(笑
でも夢見るだけじゃ無駄ではあるので
こういう地道な感想だとかアンケは欠かさず続けましょう、って事で
勿論、一番は「内容が面白いから」「単純に好きだから」書くのは変わらないんですけどね。
ようやく積み重ねが活きる様になって個人的には良い頃合だと思っています。面白い!







・・・それにしても、
巻末コメントが「タカマガハラ」と完全に繋がってるのは何なんだろう(笑
もしこれが仲良しの作家だったならば絶対わざとだと思うだろうけど
この場合、多分偶然ですよね。なんかすごい。
ミウラさんが出血したみたい(笑)。




クロス・マネジ 第5話「決意」 感想

2012-10-15 08:22:09 | クロス・マネジ(WJ系)






いやあ、良い漫画だなあ。








◆日本人特有の差別癖

女子部のマネージャーごときでからかわれる?って意見も見ましたけど
甘い甘い
奴らは他人とちょっとでも違う部分を見つけるとすかさず叩いてくる生き物ですから(笑
そういう意見を言えるって事は、きっと幸せな学生生活を送れたって事なんだろうな。羨ましい話です。
でも自分の物差しだけで物事を図ってるのはどうかと思うけど。
所謂「想像力の欠如」ってヤツですか?(笑)。

でもねえ、結局一番下らないのはそういう誰もを自分と同じにしたがる人種というか
個性を認めない、無個性を薦めて去勢を図る連中
そういう奴らが最も厄介なんですよね。
自分だけの世界で生きてるというか、自分の中の「常識」と当て嵌まらないと途端に非難をする
だけど、それで磨り減ってるのがどっちの方かと言うと・・・火を見るより明らかですよね。
そうやって人を見下す事を愉しみとしている輩をブン殴る
友達がやってくれる
いかにも青春漫画って感じで素敵やね・・・。
この漫画も地味だしジャンプ的な面白さがあるとは言い難いですけど
しかし内容は実に堅実で見ていて爽やかな気持ちになれる漫画だと思う
例えそれに同意してくれる方が少なかろうと、
その少ない人の為に感想は書きます
少しでもその熱が伝わってくれたなら、「個人的」に嬉しいです。



◆「恥ずかしい」のは夢中になってないから

体裁だとか、気持ちの悪い連帯感だとか、思想の共有だとか
そんなものにかまけていると、本当に自分のやりたい事を見失ってしまう
そんな雑念を抱えてるのは
そいつ自身の本気が足りないから
それは正に最もで、その通りで、純粋なメッセージだとも思う
この時点で個人的には「最高!」って思っちゃうんですけど、それは私が大人だからでしょうか(笑
自分の心に素直になって、向き合って、確かめる事が出来れば、集中する事が出来れば
自ずとそういう未熟な感情も消え去っていく
所謂「ストイック推奨」みたいな流れになってるのが実に少年漫画らしくていい
堅実なのは受けない、とはいっても
堅実なのが受けて欲しい気持ちもあります
パッと見で衝撃的なものだったり
美少女美少年を売りにしている漫画でもないので
居場所は元々ないだろうな、っていうのは好きな私でも分かってる
この応援が無駄になる事くらい自分でも分かってて書いてはいるんですけど
それでも、そこに向かう事自体は価値のあることだと思ってるから。
厳しい戦いになるのは目に見えてるけど、
だからこそ応援のし甲斐があるのもまた事実ですよね。「世間様」に流されて本音を言えない大人には
せめてネットの中だけではなりたくないな。
そんな訳で高いメッセージ勢と皮肉を感じる良回でした。



◆櫻井の決意

櫻井くんは、ずっと逃げ続けていた
スポーツに関わるものから目を反らしたいと思っていた
それでも、スポーツに関わる事を選んだ
それ即ち、本当の意味で逃げるのを止めた、という事で実に少年漫画らしい爽やかなシーンでした
決意の複線としては、先週のラクロス猛勉強と、深空の言葉がきっかけでしょうね
ただ、個人的には庇ってくれる仲間が居た事も大きいと思う
誰かに支えられて人は「その先」を目指す事が出来る
そういった一連の流れだったり、少年漫画らしい真っ当さが光ったラスト
個人的には抜群の出来だったかと。ようやく、櫻井くんも格好良くなって来たね!
そして友人二人のキャラも一気に立ちました(笑
引きに関しては未知数ですけど、
よもやラブコメにする気じゃあるまいな・・・?それはちょっと勘弁願いたい・・・けど
まあそれは来週を観てから判断しましょうかね。爽やかで素晴らしい決意回でした。
「一緒に逃げてくれてありがとうな」
この台詞が一番良かったです。







まあ、こんな地味な漫画を支持してる時点で異端なんでしょうな(笑
でも別に、自分の本音だから気にする事もないですけど。
当たって砕けろの精神ですな。今週も深空ちゃんはユニークで健気でめっちゃ可愛かったです!

★追記:あれ、でもtwitter眺めてると割と今週は賞賛の声が多いッスね。
ここから持ち直せるかなあ。ガンバレ!!






SKET DANCE 第253話、「恋愛銀河区石川荘」宮島京平(2012年 少年ジャンプ46号) 感想

2012-10-15 08:21:12 | クロス・マネジ(WJ系)







個別感想で頑張り過ぎたので、超簡易です。






◆SKET DANCE

いや、今週面白過ぎでしょう・・・。
ブッチギリで一番面白く感じちゃったよ。
物凄い特大ホームラン打ってくれましたね。
完敗でした。
思わず、記事タイトルにしちゃうくらいに(笑)。

何が面白いのか?って言えば
正直脳内妄想を形にするのが本当に上手いんでしょうね
独りよがりではなく
きっちり読者も楽しめる妄想になってるし
画力のお陰でその変貌っぷりも増長っぷりも異様に楽しくて仕方がなかった(笑
「ニセコイ」とか「恋染紅葉」をプッシュしてる今ではありますが
今週に関して言えば、
この漫画が一番面白かったです。
過程とか出だしのインパクトは勿論、オチまできっちり面白くて笑えるっていう
正に作者の書きたいものと読者の読みたいものが完全に一致した傑作回に仕上がってました
やっぱりこの漫画好きだなあ。


ごめん、伊達センパイは当然、斉木ですら今回のスケットの前では無力化してしまう
本当は斉木を大々的に取り上げるつもりだったのに・・・!
ギャグ漫画殺しだろこの作品。
そりゃ、純粋なギャグ漫画も根付かなくなるよなあ。
ボッスンをイケメンにするだけで、これだけ面白くなるのは凄いわ。




◆斉木楠雄のΨ難

いくらなんでも、自虐的な始まり方(笑
巻頭で引き用意、とか
恥ずかしい表紙とか、照橋さんの安定の可愛らしさとか
スケットさえ普通の回だったら間違いなくギャグとしてトップの出来だと思う
それ故にスケットのホームランにブチ当たってしまったのが惜しいね。
それでも、照橋さんの可愛さだけはガチですけど(笑

それと、巻頭カラーのイラストは最高です。こういうのが見たかった。
次号も注目の内容ですな。ちゃんと面白かった。



◆恋愛銀河区石川荘/宮島京平

正直、NEXTの時は印象に残ってなかったんですけど
改めてきちんと読んでみると面白いッスね。流石フェイバリットにパッパラ隊を挙げるだけあって
非常にギャグセンスに満ちた仕上がり、最後まで安定して笑える良い漫画でした
ただ、割とスクエニの方が似合う気もしなくはないけど(笑
ジャンプって感じではないような・・・。
絵柄的にも。

やっぱり、頑張って恋愛が絡む漫画を育てたいんでしょうかね。
年齢層が上がるって事は、多種多様な漫画を求めるようになるって事でもあるから
今までみたいに単純なバトル漫画だけじゃやっていけない、というのが増えてる理由なんじゃないかな
事実、ここ一年で受けてる新連載はラブコメ、スポーツ、ギャグ、邪道、って感じで
王道バトル、ファンタジーはことごとくコケてますしね。
編集部の意向云々って話は良く聞きますけど、
実際はそういう作品群を受け入れなかった過程が今この現状なんだと思う
しかし、それで多種多様な漫画雑誌にシフトしていくなら、それはそれで面白い気もするね。
何にせよようやくまたWJが面白い雑誌になって来た、という事です。

この作品は、物凄く「漫画的な面白さ」を追求してる作品ですね
リアリティとか全部初めから放棄して
コミカルさだけを極めてる作品
中途半端でないからこそ、突き抜けて見えるのは間違いなくプラスになってると思う
ヒロインもヒーローも格好良く、脇を固めるキャラの印象も良い
NEXTの時よりも読みやすく感じたし
(だからこそ、改めて褒められる)、
個人的にはめっちゃ楽しめた快作ラブコメでした。連載に向いてるかどうかは分からんけど、
この作者の別の作品もそれはそれで面白そうだなあ、と思います。








ああ・・・今週は色々な意味で満足だ。

榊健滋「楽園条例」、神海英雄「SOUL CATCHER(S)」 ジャンプNEXT!2012年AUTUMN秋号感想
増刊号の感想も文字数多目に、ガッツリ書いたので良かったら是非。
エニグマの人の読み切りも、神海っちゃんの新作も期待以上の内容だったので。


「ニセコイ」「恋染紅葉」「クロス・マネジ」の個別感想も良かったらよろしくお願いします!