超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

恋染紅葉 第24話「紅葉祭りで」(少年ジャンプ2012年47号) 感想

2012-10-22 07:45:49 | クロス・マネジ(WJ系)








う~ん・・・。








◆こんな事、書きたくはないんだけど。

いや、これ正直打ち切りに向かってるな、と・・・。
よーく考えないでもこの後由比ちゃんをフッて、そっから紗奈に告白して、
その返事の回があって・・・とか考えるとちょうど収まりがよくなるっちゅうか
まあ下位漫画の宿命よろしく終了までのビジョンが見えてしまって
素直に読めませんでした・・・。
これが上位中位漫画だったなら、
素直に「急展開か?」って楽しめたんですけどね。
この漫画を一番最初に読まなくてつくづく良かったです。


◆それでも、由比ちゃんの覚悟は良かった

急と言えば急ですけど、数週前に紗奈ちゃんに向かって「負けない」と宣言しただけの事はあり
由比ちゃんなりに勇気を持って踏み出した行動ではあったのでしょう
小鳥ちゃんに仲の良さを見せ付けられ
紗奈ちゃんともまた意識の面で進展があったご様子
明らかに一番出遅れてる、関係を持ててないのは由比ちゃんな訳で。
打ち切りの為~って見方はね、それこそ汚れた大人の見方であってね(笑
そう考えると
納得は出来るタイミングだったと思います
やっぱり普段は行動読めないけど、時折人間らしい繊細さを見せる由比ちゃんが好きだ!
翔太は真っ直ぐな男だから、答えは半分出ているようなものですけど
それでも、そこに踏み切った勇気は本当に素晴らしい。
大きな花火を打ち上げてくれたと思います。


◆ただ、

個人的に、ですが
一応段階は踏んで目的は果たせたと言えば果たせたとは言えるので(ドラマもヒットしたし)
その意味ではここで終わるのもきれいに、遣り残しなしで終われそうとか
そんな風にも思ったりもする
短期の良作と呼ばれる可能性もあるんじゃないか、と。
実際ここで終わったとしたら、翔太は一切の心移りがなかったWJラブコメ史上でも
相当に男らしい男として物語を終えれますもんね。少なくとも誰も選ばないというのは論外ですから。
小鳥ちゃんも結局は妹というポジションで終わったし7ドロップスは、
その後の改心の模様を映せばOKだとも思う
元々ドラマが終われば会えなくなる、という複線も張ってるし・・・なんて、
要するに物は考えようだよねって事を書きたいんですけど(笑
それでも、
真剣に読んで来ただけに実直に終わりに向かってるのを突き付けられたのはショックでした
でもこの「痛み」こそがそれだけ好きだったんだろうな、って証明でもあって。
なんだかへコんでしまうなあ・・・。







でも、ちょっとネガティブに考え過ぎてるだけで普通に続くかもしれませんけどね(笑
翔太の真っ直ぐさというのがここ最近際立って来たので、
その意味でも終了するとしたら惜しいんですが。
まあ、固唾を呑みつつここからの展開も見守りたいと思います。
・・・・・けど、翔太既に固い決意をしちゃってるからこっからの逆転は考えられないなー。
その辺も含めて、来週の展開は注目させてもらいましょうか。
どうやって折り合いを付けるのかっていうね。


あまりにショックが強すぎた・・・なんで自分でもこんなにショック受けてるのか分からない位、
非常にショッキングな回でした。本当にWJ購読再開したのは間違いだったかも。
という訳で、
WJ自体の雑記は今週はなし
最後にプチ感想を付け加えておくのでそれで何とか。




◆家庭教師ヒットマンREBORN!

この漫画もそろそろ終わりですかねえ。
主要キャラ全員勢揃いで、微妙に懐かしい気分になりました。
あの頃はまだ挫折のざの字も知らない子供でした(笑 いや、辛い事も多々あったけど。
あの頃って言うのは勿論初期の事ですが、
何気に憶えてるもんですね。どのキャラも色々なエピも。
失礼な話、熱心なファンでもないのに感慨深い気持ちになってる時点で
8年強という連載期間の重みを感じたりもしました。ここで終わるなら間違いなく円満ですよね。

前にも書いたけど、あっけらとかM&Yとかはすぐに変身後の姿を見せてたけど
今考えればあれはやっぱり展開の安売りだったんだな、と
改めて思いますねえ。
だって、何だかんだいって大人になったリボーン見たらちょっと感動しましたもんね(笑
「いつになったら見れるの?」っていうのがあるから観続けちゃう訳で。
この漫画がここまで続いて来た理由の一環を垣間見れて良かった。


◆黒子のバスケ

もう一度対戦済みのカードだから・・・と
個人的にはそこそこのテンションで見てたんですけど、
ここに来て異分子投入ですか。
流れの描写も含めて、結構盛り上がって来ましたね。
そして何気に解説役に回ってる紫原がちょっと面白い(笑


◆斉木楠雄のΨ難

つくづく斉木は可哀想な星の元で生まれてるなー(笑
この漫画を読んでると、真剣に、過度に満たされるのも危険だよなあ、なんて
そんな風にも思えてくるから不思議です。
物足りないのがちょうどいい。

こっからの暴走パートも楽しみ♪






自分の好みではない連載もありますが、ここ最近は新連載陣が好調のようで
どんどん巻頭を取って誌面が賑わってますね。
更には長期作品も何だかんだ畳むのは多かったし、今年に関しては良い具合に新陳代謝が進んでる
そう思えないんだとしたら、単にその人の好みの漫画が少ないってだけでしょう。
そう言い切れるぐらいは風通しの良い流れだとは思います。

クロマネとニセコイの個別感想もよろしく!