今週のパジャカノはCカラー♪
◆パジャマな彼女。
絵が荒れ気味でした。入稿遅れでこんな位置なんでしょうね。
それはそれで心配ですけど(笑)。ただ、内容は素晴らしく面白かった。
何が素晴らしいかって
計佑が結局は近くの花を選んでくれたことで
高嶺の花と憧れの恋をするよりも、身近にいつもいてくれる女の子を選んでくれた
その事実だけで自分はすっごく嬉しくて・・・先輩は先輩でいじらしいし可愛いと思います
だけれども、誰よりも計佑の側に居たいとずっと願ってたのはまくらだから・・・。
すいませんが、道を譲って下さいって感じですね。
望んだ展開通りにはなってるけれど
ここで衝撃の初キッス!?いや~どうなるんでしょうねえ。
この回は本格的なお色気シーンがたっぷりあるっていうのと、
後は前述のキスシーンがあるって事によってセンターカラーで推されたと思うんですけど
同時にここで元に戻ったら連載終わるの?って疑念もありますが、
流石に早期終了漫画のクライマックスの為に
センターをくれてやるほど温情に厚い雑誌ではないことはよ~く熟知してるので
その点では元に戻って新展開とかあるのかな?とか思いつつ
あったらあったで楽しみではあるんですけど
この漫画独自の特性は消えそうで
その点は不安だったり・・・って言っても来週待ちでしかない事は定かなんですけど
取り敢えずはセンターでありながらも少々不安にはなったのでアンケは欠かさず出して置きます。
でも、まくらからのキッスだから一応は無効って話になっちゃうのかな。
その辺は何とも言えないですけど
自分から身を引くと宣言した後でのキスって事で
そういう思春期ならではのジュブナイル的な要素を久々に感じるシーンで
単体のシーンだけ切り取ってみれば本当に最高の終わり方だったなあ、とは感じましたね。
彼女はどんな気持ちで最後のつもりのキスを済ませたんでしょう。
計佑に自由になって欲しい気持ち?
でも、それならばまくらだってもっと自由になっていい
逆に先輩の存在がまくらにとっての足枷になっている訳で・・・難しいなあ。
ただ、結果的にきちんと結ばせなかったって事は意外と道のりは長い様な気もします。
何にせよ、そこに至るまでの過程が非常に丁寧なものだったので
実直に感情移入出来たラストシーン付近になってて
それが最高なお話でした。
サービスシーンも確かに多かったけど、重要なのはそこではないので
本当に重要なのはその場で零れた先輩の本心とまくらの心境の変化なので。
その辺を履き違えて欲しくはないかな、と思いつつ実直にサービスシーンのレベルは高かったです(笑)。
いくら婦女子や紳士が不潔云々言おうが書こうが、男はいつまで経ってもスケベな生き物なので。
若干まくらの胸が控え目に描かれてるのだけは気になりましたけどね(笑)。
まあそれはそれでスレンダーでいいかもなあ、と。
とはいえ、もう立派に大人の世界で仕事をこなしてるのに
まるで無垢な少女のような表情で恋焦がれる5ページ目の先輩の表情は素敵でした。
何ていうと結局どっちなのよ?って思われそうですけど(笑)。
やっぱり自分を危険から救ってくれたって経験は後々まで確実に残るから。
先輩の動向にも注目の念は置きつつ、取り敢えずは半分くらい成就した二人の様子に最注目です。
ここ数週のパジャカノは通常の2割り増しくらいで面白いです。好みですね。
◆二セコイ
こっちは掲載順が高いので何の心配もなく読めますね。
自分の学生時代にもこういう写真の大規模な売買がありまして
密かに好きな女の子の写真探してたりしてたなあ・・・今や完全に遠い思い出ですけどね(笑)。
小野寺さんが楽の事が大好きなのはご承知のことだとは思うんですが
この間、一緒に肝試しを出来る機会を仕方ないとはいえおじゃんにされてからは
一つの疑念がつきまとってるみたいで
なまじ演技だよ~って事実を彼女知ってるからこそ
じゃあ何で演技なのにそこまで頑張る?写真も買うの?って見方も出来る訳で
その辺は非常に上手い設定の使い方だなあ、と思いました。
っていうか、
まるでベタなドラマみたいなすれ違いのラストが逆に振り切ってていいなあ、と。
これはもしかしなくても亀裂が入って益々千棘が有利になるパターン突入の流れですもんね(笑)。
とはいえ別に付き合ってる訳ではないので亀裂って言い方は大げさかもですが
楽も言っちゃえば一種のツンデレキャラなので
お互いどんどん惹かれていく可能性
どっちかっていうと反発し合ってた二人が同じ鞘にどんどん収まっていく模様のが想像されるんですけど
まー、そこがそんなに上手く行くのかな?って話もありますけどね。
その辺は読んで見ないと分かりません。が、
何にせよ、安定のデレデレ表情を魅せる千棘は可愛すぎです・・・!!
ぶっちゃけ色気の無い絵柄なだけに、この漫画の武器は表情にあると思っていて
何度もフィーチャーされてるような赤い表情でも
何度読んでも面白いっていう
そこがこの漫画の大きな強みの一つだなあ、って個人的に感じてるんですが
そんなこの漫画ならではの過剰なまでのデレ表情の表現が惜しげもなくバンバン使われていて
読んでるだけでニヤニヤ出来るような、そんなお話でもありました。
千棘は第2話を読んでても分かるように結構思ってる感じてる事が表情に出やすいキャラクターだと思うので
それ即ち徐々に徐々に楽の存在を強く意識しつつあるっていう一つの確かな証でもあって・・・。
元々恋愛の進行区分に関してはいい意味でスローペースな作品なので
これからもこんな調子でニヤニヤを振りまいてくれたら、と。
後はちょっとづつ楽くん千棘ちゃんの事もちゃんと意識してくれたら嬉しいな、って思いつつ。
まあ彼もまた一途って性格のキャラ造詣だと思うので、そこまで行くにはもう一つイベントが必要か。
その辺の描写を待ちつつも、今週は素直に千棘の表情ごちでした!って感じで。
ごまかせない芽生え始めた恋心の描写が秀逸なお話でした。
今週はラブコメ3本ともきちんとした進展があっていつも以上にジャンプ読むの楽しかったです。
やっぱり今は、人間関係のお話のが自分は好きみたい、ですね。