超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

けいおん!!第6話「梅雨!」 感想

2010-05-12 02:41:29 | けいおん!&けいおん!!


相変わらずめちゃくちゃ面白れえなぁ。「けいおん!!」の感想です。



梅雨のお話だったんですけど
全体的に漂う空気感がかなり自分のツボでした。
上手く説明できないんですけど、こう、良い意味で生温い感じというか。
或いはちょっと童心に帰ったような感覚になれたというか。
にしても本当登場人物ぴゅあぴゅあ過ぎて良いですね~(笑)。
なんかこう、優しい気分になれますよね。
今回みたいな話は特にね。
「修学旅行!」に続く傑作回だと思います。
2期になってからどうしたんだろ、このクオリティの高さは。

んで、とにかく唯が可愛い!
基本自分はムギ派なんですけど、やっぱり唯も可愛いなと。
改めて男心くすぐられるキャラ造詣してる。
天然ぽわぽわというか、軟体動物みたいな。
声もいつもより色っぽかった気がしますね・・・。

ムギに関しては、非常にお嫁さんライクなのが堪らなかったですよ(笑)。ええ。



タイトル通り梅雨の話。
でも、ただ梅雨で鬱だな~と言う訳ではなく
そこにギー太を絡めてくるのが面白いところ。
と言うか、冒頭からして絡み合ってたしね(笑)。役得ですね。

それはともかく、ギー太に首ったけな唯はとにかく雨からギー太を守ろうと。
その為には自分が濡れても構わないと。
っていうある意味男らしい心意気で通学した訳ですが
そこで不幸なアクシデント連発!
犬の身震いの後に車に水ぶっ掛けられてその後転ぶ下りは正直声に出して笑ってしまった。
クスクスではなくニヤニヤがこの作品の売りだと思ってたのに!やるなあ。

学校には辿り着いたけれど、
唯自身はびちゃびちゃ。そのまま授業を受ける訳にも行かないし、風邪を引いたら困るので
取り敢えず体を拭いて貰って、体を温めてもらって、服を用意して貰う事に。
こうして書くと唯は改めて周りの人にすっごく助けてもらってますね~。
特にムギの貢献度は高いですよ。
途中から奥さんみたいになってたし。
ムギなら良いお嫁さんになれそうだなあ。ってかなるでしょう。
ああ、それとやっぱメイド服姿の唯は可愛かったですね。
一人だけあの格好ってのが何とも。
さわ子先生も文句は言えないですね(笑)。

その後ムギにアイロン掛けてもらって律に制服のほつれを直してもらって、
びしょ濡れに関しては解決したんですけど
まだまだ雨は降り続いてるわけで、
ギー太を守る!って心意気もまだまだ続きます。
 あ、ちなみにこの間にさわ子先生と絡む下りもきちんと面白かったです。
唯の動きは観てて飽きないな~。色々と。
そして何気にさわ子先生もここ数週プレッシャー懸けられて大変だ。


Bパートでは梓にギターのメンテナンスをしてもらう唯。
ここで梓の真面目な知識もゾクゾクと披露された訳ですが
本当そういうこと話すの好きそうですね、彼女。
一応大人びてるキャラ設定だとは思いますが、そういう部分はまだまだ幼くて良いですね。
唯とギー太の仲に嫉妬したり(笑)。
ただまあ、確かにギターの弦がほっぺに当たって喜んだり
嬉々として話しかけまくってるのはちょっと行き過ぎですけどね。
でも、ある意味振り切っていて面白い、ってのが勝るかな。
弦を切ったところはなんであんなに気合入っていたんだろう・・・(笑)。

雨が止んだ時にすかさず帰って、そのまま家でギターをじゃかじゃか弾く唯。
ギー太への想いを語りつつ、
雨の風景と併せて「雨雨降れ降れ~」と憂と一緒に歌って演奏する場面は
掛け値なしに素敵だったと思う。
こういう感じのシーンとか演出とっても好きだ。
深夜に和ませてくれますね。

それでも、次の日も雨だったわけでまだまだ戦いは続く!
今度はもうガッチガチに縛って、絶対に水が入らない状態にして持って行った訳ですが
その分開ける特に大苦戦。
結局ボロボロに千切ってしまって帰る時は完全にビニールが使えない状態に。
 澪が学校にベースを置いていってるのを見て
「君は学校に捨てられちゃうんだよ・・・」と悲しむ唯。
エリザベスって名前も勝手に付けました(笑)。
 しかし、確かにその方法が一番無難であるわけで
梓に諭され唯も一夜だけギー太を学校に置いていく事に。
・・・ま、その後の過程はあえて記述せずとも予想できますでしょう(笑)。
当然、次の日の学校では超ゴキゲンの唯。
一晩逢えなかった事で更に愛しさが増した模様。
傍から見ればバカらしい話かもしれないけれど、
これはこれで独自の味と言うか思いやりがあって良いですね。
 ちなみにそんな唯の様子を見て澪も感化されてました。伝染?(笑)や、元々の要素もあるか。
律の回想だと。
ちょっとあれ初々しかったですよね。



しかし改めて思ったんですけど
原作だとたった8ページの話をよくここまで膨らます事が出来てるなと言うか
そういう雰囲気に持っていけるなっていうか。
趣をだせるもんだなっていうか。
今週は全体的な雰囲気が最初から最後までずっと良かったので
そういった意味でも退屈せずに面白いって感じたまま見切ることが出来ました。
うーむやっぱりセンスありますねこのスタッフ。

それと、久々に唯節というか、唯の可愛さを思いっきり見せるって感じの回で
何だかんだいって唯って存在感あるな、って事も強く思いました。
そんな彼女も今やギターが生活に不可欠なものになっている、ってのも初期と比べて面白い部分。
ギターっていうか、ギー太か。
今後とも仲睦まじく過ごしていってもらいたいものですね。はい。
あずにゃんともね(笑)。
にしても、「むったん」って。聞き逃さないムギも流石。