アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

アンティマキのパンとスコーンの講習会、今年もやります!

2013-05-15 11:49:02 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   好評の、アンティマキの「易しく優しいパンとスコーンとスープの講習会」、昨年は、稲武地区どんぐり工房で3回、豊田市街地の交流館で1回行ないました。今年も、まずはどんぐり工房で第一回目を開きます。 

   詳細は下記のとおりです。

   *日時:7月19日(金)午前10時から午後2時頃まで
   *場所;豊田市稲武地区 どんぐり工房厨房
   *料金;2000円
   *問い合わせ・申し込み;アンティマキ(問い合わせメイルからどうぞ)
   *講師:アンティマキ 村田牧子

   まったくこねないで作るパン3種類ほどと、乳製品も卵も入らないスコーン、動物性食品もスープのもとも使わないスープを作ります。なお、昨年の講習会の様子は、こちらからごらんください。
   
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chie流マクロビオティック料理教室、まだ少し空きがあります!

2013-05-15 11:38:12 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   今年7年目を迎える、chie流マクロビオティック料理講習会。来週金曜日と日曜日に開催します。まだすこし、定員に余裕があるので、再度お知らせします。

   この教室は、マクロビオティックにちょっと興味のある方、マクロビには親しんでいるけれど、料理がマンネリになっているな、と思っている方に、気軽にご参加いただけます。

   詳細は下記のとおりです。

   *日時;5月24日(金)・26日(日)午前10時から午後3時ころまで
   *場所;豊田市稲武地区どんぐり工房
   *料金;2000円(別途材料費1000円程度)
   *講師;森ちえこ(大阪在住)
   *問い合わせ・申し込み;アンティマキの問い合わせメイルからどうぞ。
 
   なお、この教室の過去の様子は、カテゴリー「マクロビオティック」でご覧ください。        
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5月19日の草木染め講習は藍染めです!

2013-05-15 11:24:48 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   今度の日曜日・5月19日は、恒例のいなぶふれあいウォーキングが開催されます。

   ウォーキングの出発場所はどんぐり工房前の駐車場。この日、工房の裏庭では、インド藍の藍染め講習会を開きます。いつもの講習会は予約制ですが、この日に限り、飛び入り歓迎! 予約なしで参加していただけます。

   時間も、布選び、模様付け、水に浸して藍液につける、5分ほどで日にさらし、またつける、という行為を数回続ければできあがるので、30分から1時間もあれば終わります。

   詳細は以下のとおりです。

   *日時;5月19日(日)10時半頃~2時半頃
   *場所;どんぐり工房
   *料金:布一枚に付き、染め代500円から(布代別途。エコバッグ・各種スカーフなどを用意しています)
     例・バンダナ 500+500
       ふろしき・麻混スカーフ 500+800
       のれん 1000+1700
 
   なお、5枚以上染める場合は、染め代2000円で、小さなバケツ1杯程度染められます。持ち込み可。ただし天然繊維に限ります。洗濯をしてきて下さい。

   雨天決行。新緑のまぶしい山里で、さわやかな青をご一緒にそめましょう!
       
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都会の消費者をおもてなし

2013-05-12 16:09:02 | 稲武のモノ・コト・ヒト・バ
   昨日11日(土)、稲武のどんぐり工房で、大野瀬町の筒井重之さんが主宰する生産者グループ、いなぶクリーン農園と、彼らが長年野菜やきのこを卸している自然食品の会社、らでぃっしゅぼーやが、消費者を招いて、山里の春の味覚を満喫してもらうイベントが開かれました。私は、こめこなクラブの有志としてお手伝いにいってきました。

  この日、都会からいらしたお客様は5家族、17人。朝9時半にどんぐり工房に集合し、筒井さんを案内人にして、まずはコゴミとミョウガタケ採りに。その間、らでぃっしゅぼーやの若いスタッフとわたし達は、お昼ご飯作りに専念しました。

   作ったのは、まず、五平餅。このあたりの山里で人を招く、となれば必ずといっていいほど登場します。この日は、前夜、筒井さんたちがすでに60本以上の五平餅を握ってきてくれました。あと、3升、あらたにご飯をたいて、お土産分を作ります。お米は筒井さんのはざかけ米。

   クリーン農園の女性陣は、なれた手つきでてきぱき仕事を進めています。この五平餅、私は未だに、手伝いしかしたことがありません。ぜひ一から作ってみたいのですが、なかなか機会がありません。でも、この日お手伝いして、今度こそぜひとも作ってみたくなりました。串にご飯をさしてからぐっと押す感覚、なかなかいいものです。

   山菜取りから帰ってきたお客さんたちにも、実演していただきました。

   いろりの前で五平餅を焼いているのは、筒井重之さん。この日は、4種のたれの五平餅があったのですが、たれはすべて彼がしこんできたものです。いろりで使った炭も、彼の手製。
    
    五平餅のほかにもたくさんご馳走を作りました。材料は、ほとんどがクリーン農園の方たちが持ち寄った山里の豊かな春の恵みばかりです。

    テーブル中央の飯切りには、タケノコ、蕨などがたっぷり入った炊き込みご飯。汁は山菜とあげ、豆腐の味噌汁。出始めたばかりのミヨウガタケを散らしました。タケノコ、コゴミ、ミョウガタケ、シイタケ、トウダイノメなどのてんぷらに、春菊と折菜の胡麻和え、サトイモの煮っ転がしにダイコンとあげの煮物。ワラビの酢の物もありました。

    そしてたくさんの種類の漬物。いなかのご馳走が所狭しと並べられました。いろりでは、五平餅のほかにアマゴも焼きました。香ばしくておいしかった。    

    「わたしの作ったものを食べて下さるお客さんとは、顔の見える関係でいたい」とは、常に筒井さんが言っている言葉です。苦労して工夫して作ったものだからこそ、どんな方の手に渡り、どんな感想をお持ちになったか知りたいと思うのは当たり前です。わたしも、いつもそう思っています。いいことも悪いことも聞きたい。どんな言葉であれ、手ごたえがあってこそ、やりがいもうまれるというものです。

    この日のイベントは、生産者と卸会社がお客様をもてなす企画でしたが、それでも、スタッフや消費者と多少なりとも交流のできた生産者の一人は、「らでぃっしゅぼーやが近くに感じられた」との感想をもらしていました。彼らは30年ほど前からこの会社の生産者として関わってきたのですが、今回一堂に会して、消費者や橋渡しをする会社の存在を身近に感じたというわけです。

    参加した消費者の方々のご感想をお聞きする機会はもてませんでしたが、彼らもきっと、同様の気持ちをお持ちになったことと思います。もし、これからもこういった場がもたれるのなら、より、生産者と消費者の交流ができるような形になると、もっと楽しい時間が過ごせるな、とおもったことでした。

    
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星農園の野菜の宅配

2013-05-09 15:35:16 | たべもの
   今年の冬から、新城市にある有機農法家・星農園の野菜の宅配便を利用しています(コチラ→)。
   わたしのところは所帯が小さいので、月2回、隔週で届けてもらっています。ダンボールの中には、時時に採れた野菜と、切干ダイコン、干し芋、トマトピューレ、乾麺などの加工品も。最初のころは、ニンジンや大根が主だったのですが、春になった頃から葉物が豊富になってきました。箱の中を見るたびに、稲武よりひと足季節の早い東三河の畑の様子が目に浮ぶようです。

   今月はじめころに届いた便には、初のエンドウマメが入っていました。届いたその日にゆでました。

   甘味があっておいしい! グリーンアスパラみたいな味がします。香りもアスパラみたい。青い野菜があまり好きでない家人もあっというまに食べました。こんなにおいしいエンドウマメははじめてたべたかもしれません。

    今回の便に入っていた野菜。チンゲンツァイ、小松菜、キャベツ、カブ、小さな葉付きニンジン、小さな葉タマネギ、ダイコン、切り干し大根、それにこのエンドウマメ。

    毎月箱の中には、星農園からのお便りが入っています。畑の様子や星さん達の活動が分かります。

    最近増えている野菜の宅配便は、お店で買ったり、生協などで注文したりするのとは違って、農家でそのとき採れた野菜や前の季節に作りおきした加工品を送ってもらうシステムです。あくまで中身はおまかせ。毎回、どんな野菜が入っているか、楽しみです。青菜はなるべく届いた日か翌日には煮炊きしておこうと思うのですが、料理しそびれて、枯らしてしまうことも。もったいなくて、作り手にももうしわけなくおもいます。作った人が手をかけていることがわかるだけに。

    さて、野菜の宅配を利用し始めて思ったことがあります。

    当然のことですが、旬の野菜は一時期にどっと採れます。お店で買うときは、消費者が選んで買うので、献立が先に頭にあることが多いのですが、宅配便ではそうはいきません。だから、そのときどきの旬の野菜を送ってもらうということは、その農家の事情に従って生活する、ということになります。つまり、ダイコンが豊作の年は、ダイコン中心の宅配便になるわけで、そういうときは、こちらもダイコン料理をいろいろ工夫して食べる必要に迫られます。

    農家の方は、いろいろ気を配って、ダイコンばかりにならないよう、多種類の野菜を作り、バラエティに富むよう工夫して下さっています。それはありがたいことなのですが、無農薬・有機肥料で作り続けるという困難な仕事をしてくださっているお百姓さんが、無理して作りなれない野菜を作るのではなく、作りやすい野菜を作ってほしい、とわたしはおもっています。考えるべきは、こちら、つまり消費者の側なのだと。

   わたし達消費者が、送られてきた野菜をみながら献立の工夫をすることが大事であって、農家の方は好きなように野菜を作ってほしい。つまり、農家に寄り添う形で、あるいは農家に教えてもらう形で、食生活をいとなむよう、消費者のほうが頭を切り替える必要があるのではないでしょうか。それが、農家をささやかながら応援していることになり、さらに、農家と同じように自然の営みに応じて暮らすことにもつながると思うのです。
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失敗しないゆで卵のつくり方

2013-05-09 15:30:38 | 手作りのたべもの
   たまたまテレビを見ていて知った、画期的な卵のゆで方をお知らせします。

   卵を鍋に入れます。何個でも。スタジオでは10個くらい鍋いっぱいに入れていましたが、私は最初は4個、昨日は7個を大き目のしっかりふたのできる鍋に入れました。そこに、水を50ccくらい注ぎます。テレビでどういっていたか忘れましたが、わたしはだいたいで、やっています。多くなくてけっこう。

   そして、いきなり強火にして5分。ふたがカタカタ音を立ててもとりません。空焚きが心配だったら、中の様子がわかるガラス蓋の鍋にしてください。そして放置。ある程度冷めたところでふたを開けてとりだします。

   ほぼ8分通りに茹で上がった卵のできあがりです。水につける必要もありません。つるっとむけます。写真の卵は、昨日朝ゆでたもの。一日経っても、きれいにむけます。半熟にしたければ、3分くらいで火を止めたらいいのではないかと思います。

    このゆで方でできた卵は、白身も一段とおいしい。無水煮に近い方法でゆでるからではないかと思います。時間がかからなくて面倒でない、殻がつるっとむける、そしておいしい。いいことづくめです。お勧めです!
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ぬかで処理した甘夏ピール

2013-05-09 15:13:26 | 手作りのたべもの
   先日蒲郡の知人宅でいただいた大量の甘夏を使って作った最初の加工品は、ピール。新作の玄米粉入りのマフィンに入れるため、たくさん作りおきすることにしたのです。

   私はいつも、皮の白いところもすべて使うのですが、必ずと言っていいほど苦味が少し残ります。大人のわたしには、その苦みもアクセントとしておいしく感じられるのですが、新作マフィンは小さいお子さんに食べて頂きたいと思っているので、苦味は邪魔ものです。だから、フェイスブック友達が以前、「糠を入れたら苦味が消えた」と投稿していたので、だめもとで、糠を入れてあく抜きをしてみることにしました。

   ところで、この白い部分については、今回参考にしたネットのレシピには、「皮の裏の白いところは取らないでください。この部分が甘い」とありました。一般には、白いところを取るよう指示してあるのですが、私は面倒だからと言う理由で除いたことはありません。だからこの記述を読んで、うれしくなりました。

    手順は以下のとおりです。    

   まず最初は、甘夏を四つ割りにして皮をむきます。一晩水につけてから、翌日、たっぷりの水に皮を入れて火をつけ、ガーゼに包んだ糠の袋を何個も一緒に入れました。

   3,4回ゆでこぼします。水を替えるたびに新しい糠を入れてまた火をつけました。柔らかくなったら、また一晩水でさらします。苦味はかなりなくなりました。さすが、ぬか。役に立っています。

    そして最終日、ゆでた甘夏の皮の8割ほどの粗糖をはかり、その3分の1を皮と一緒に鍋に入れ、煮とかします。溶けたら、また3分の1を、さらにまた溶けたら3分の1の砂糖を入れ、弱火で煮つづけます。

    液がまだだいぶ残っていましたが、ざるにあげて外に。今日一日干して最後にビートグラニュー糖にまぶしました。あとで袋に小分けし、冷蔵と冷凍にします。

    レシピどおりにしましたが、使った砂糖は粗糖。そのせいかどうか、アクセント程度の苦味は残っていますが、濃厚でおいしいピールができました。でも、甘すぎる。それに、前作ったときより色が悪い。粗糖の茶色が甘夏の黄色を覆ってしまった感じです。水けを吸った皮の8割の砂糖は、わたしには多すぎるようです。冷凍保存するなら、こんなに砂糖を入れることはありません。次回は6割くらいで試してみようとお思います。

    さて、いまから、玄米粉と甘夏ピール入りのマフィンの試作に取り掛かります。
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ナゴヤビーガングルメ祭りに行ってきました。

2013-05-09 11:54:42 | 小さな旅
   毎年秋に行なわれるビーガングルメ祭り。私は第一回目から出店していたのですが、今年は春開催となったことをまったく知らなくて、気がついたときには出店申し込みがとっくの前に締め切られていました。それで、今年はお客として見学に行ってきました。今週日曜日、5月5日です。

   五月晴れのもと、いつものようにたくさんの人でにぎわっていました。お店の数は昨秋より少し少なめ。出店者の顔ぶれも、だいぶ変わっていました。店舗を構えている店が目立ちます。

   こちらはにんじんクラブ。野菜の産直グループで、前から気になっていた会社です。在来種の大豆をいろいろ売っていました。店頭には、大豆の栽培の様子が順をおってパネル展示してありました。無農薬有機肥料での栽培です。

   私が買ったのはこちら。べに大豆の炒り豆と甘納豆。それに在来種の豆のミックスです。甘納豆は薄味でいくらでもついつい食べてしまえます。いいものでした。ほかはこれからいただきます。

   福蔵寺ご縁市やグリーンママンの朝市などでよくご一緒する、わっかっかそーすふぁくとりーも出店。おからカレーのお弁当です。

    稲武の友人達と毎月共同購入している、瀬戸市の豆腐屋しろのYさんが、FBでときどき紹介しているベーグルの店、ウブントゥのベーグルです。前から食べてみたかった。今回はしろと同じブースで販売していたので、やっと購入できました。もっちりしていて小麦の味がしっかりします。わたし好みのベーグルです。

    名古屋の自然食品店、ヘルシーメイトのブースで売っていたドイツのノンアルコールビール。完全なアルコール0%です。右の瓶入りのほうは、アインベッカー。ドイツでノンアルコールビールの最高の賞を取っているそうです。日本のノンアルコールビールはいろんな味付けでビール風味にしていますが、これはどちらもいったん麦芽とホップだけのビールを作ってから、アルコールを抜いたもの。本格的なノンアルコールのビールなのです。飲むのがたのしみ。

    東京豊島区に店を構えている、ともえグランマ。古代小麦や有機ライ麦、有機全粒粉のパンのお店です。膨らんでないし、砂糖も入っていないのですが、すっぱくなくて、穀類の味がどれも甘かった。しみじみおいしい食べ物でした。後のオリーブ油とオリーブの実はこちらで販売していたもの。有機にしては手ごろな価格でした。

    このお店、ピタゴラスイーツというのだそうですが、写真の本の作者の製作。左の「クシガーデンの本格マクロビオティック本格スイーツ」(山崎友紀著・講談社刊)という本は、わたしも持っています。アンティマキのカボチャケーキはこちらのケーキを参考にしています。だから、とても惹かれ、スコーン、クッキーなどいくつも買いました。どれも、期待にたがわずおいしい。それも、派手な味ではなくて、じっくりおいしさがこみ上げてくる感じ。現地や帰り道でほとんど食べてしまったので、写真を撮りそびれました。

     三州三河みりんのブースです。中央の2本、左は売っているみりん。右はその中に入っているもち米と麹とうるち米です。同じ量だけの米類にこの半分量の焼酎をまぜて発酵させるのだそう。一般のみりん風調味料は、これだけの米類でほぼ4倍の量をつくるのだとか。三河みりんは高いけれどしっかりした甘さがあって飲むとおいしい。値段が高いのには理由があること、納得です。

     ほかにも、いろいろ買いました。右はめぐみ農場のスナックエンドウ。あまくておいしかった。下中央は米粉パンの店(名前を忘れました)のイングリッシュマフィン。左側はコバレレコーヒーのコーヒー豆。こちらとはいろんなイベントでご一緒するのですが、どのコーヒーもおいしいのです。上中央はドイツのチョコレート。小川真貴子さんのスパイスのお店で入手しました。

     入手したスイーツは、どれも落胆させない味でした。例年に比べて、スイーツに関してはレベルアップしているみたい。来年のビーガン祭りに向けて、精進しようとおもいます。










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今年はじめての福蔵寺ご縁市に出ました。

2013-05-04 12:48:49 | イベント記録
    暦では晩春、稲武でも毎年5月の連休は汗ばむことがあるほどなのに、なんと一昨日朝7時、ごみ捨てに行こうと外に出たら、車のフロントガラスがこのとおり、凍っていました。

    昨日、5月3日も、同様。豊田市旭地区の福蔵寺で開かれたご縁市に出店するため、朝6時半に商品の積み込みをしようと車のドアをあけに行くと、やはり凍っていました。

    腹巻やレッグウォーマーなど冬と同じように着込んで、大きめのウールのストールも持って、出かけました。

    このご縁市は、3年前の春から開かれています。旭に就農したm-easyというグループの拠点・福蔵寺で、年に3回行なわれています。四方を山に囲まれた小さな寺の本堂と境内で繰りひろげられるこの催し物、なかなか気持ちがよいのです。

    アンティマキがこの日出品したのは、黒ビールケーキ、おからのガトーショコラ、ニンジンパン、黒ビールパン、ハーブのフォカッチャ、オカキ、穀物クッキー2種、カカオニブ・クルミ黒糖・リンゴ・ブルーベリー・ラフランスの5種類のスコーンです。

     奥三河Three trees+のひとり、Miki-Co-Laboのみきさんもいっしょです。彼女が販売したコンフィチュールは、ブルーベリー、ラフランス、紅玉、グリーントマトなど。

     地元の人たちの五平餅や山菜てんぷらなどやまの幸もいっぱい。歌も踊りもある、和気藹々としたイベントです。山菜ツアーもあって、周辺の野山で草摘みに興じた人たちも。

     「田舎に暮らしたいとおもっているんです」とおっしゃる方にも、このイベントではよくお会いします。「来たい来たいとおもっていて、ついに念願がかないました」という方にも。

     いつにも増して賑わいを見せた6回目のこのイベント。持っていったお菓子やパンは次つぎに売り切れ、終了前の午後1時過ぎには完売しました。「アンティマキさんが出ると知って、このイベントに来ました」とおっしゃったお客様は、紙袋二つにいっぱい買ってくださいました。うれしかった。コンフィチュールもまずまずの売れ行きでした。

     初参加のみきさんも、おなじくはじめてこのイベントの手伝いに来てくれた若い友人・Kちゃんも、ご縁市ががすっかり気に入ったそうです。次のご縁市は8月25日。Kちゃんは、また手伝いに来ると、申し出てくれました。ありがたい。

     お天気は終日上々。心配していた寒さもさほど感じずに、楽しい一日があっという間に終わりました。この日、買ったのは、ひなたぼっこの米粉蒸しパン、あすかさんの味噌マフィン、旭に就農したさわやんの奥さんのライスベジバーガー、しろさんのすくい豆腐、みすよさんのワラビと手作りこんにゃく、松原さんのハーブティー用のローズ、明子さんの紫陽花のようなウツギです。まだまだゆっくり見て回って買いたかったものはたくさんありましたが、今回はこれだけにしました。どれも、ほっこりおいしかった。

    あ、忘れていました。m-easyの石窯ピザもナイス! それと、隣のブースの小原の梅の家さんの急須。万古焼きの古いのです。前に買ったのですが、とても使いやすくて色も形も気に入ったので、今度はおおぶりのものを買いました。500円です。
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甘夏狩りとカフェ・オーシャン

2013-05-04 12:41:26 | 小さな旅
   今年の春も、蒲郡の知人宅に甘夏狩りに出かけました。毎年この時期に、無農薬で育った甘夏みかんをたくさんいただき、ジャムやピールを大量に作っています。それらは、アンテジマキの焼き菓子やパンの貴重な食材になるのです。

   去年から、蒲郡に行ったときには必ず寄ることにしているのが、西尾市旧幡豆町のカフェオーシャンです。三河湾のまん前にあるこの自然食カフェは、景色もいいし、室内もかっこよくて落ち着くし、食べ物もとてもおいしいのです。

   注文したのは、畑のランチ。最初に出てきたのはとれたての野菜のサラダです。

   ランチプレート。左は豆腐にドライトマトのソース、右手前はタルトに黒大豆のめースト、向こう側は、マイタケやタケノコの餃子。具には、板麩も入れてお肉っぽくしあげてあります。上にはコリアンダーのソースが。左のガラス鉢は自家製のゴマ豆腐です。ドレッシングやソースがいつもおいしい。

    そしてご飯は、何種類もの古代米など7種類の穀類が入った虹色米。味噌汁の味噌も自家製です。このカフェのシェフはじゅんこさん。素性のいい野菜をおいしく食べる方法をいろいろ工夫しています。

    畑のランチのメニューは、2週間に1回変えているそうです。野菜や野草、山菜のの旬の時期があまり長くは続かないからでもあるのでしょうが、「2週間作り続けると、修練できるから」とじゅんこさん。貴重なことばです。

    これまでわたしは4回ほど訪れたのですが、同じメニューはご飯だけでした。いつも、意外な取り合わせやうまさに、おどろいています。

    スイーツは、スタッフ達の制作。こちらもおいしいのです。この日、注文したのはクルミとイチジクのブラウニー。豆腐入りです。でも、豆腐の水っぽさや豆くささがない。そして濃厚です。アンティマキのガトーショコラにはココアパウダーとカカオマスを使って味の深みを出しているのですが、こちらはココアパウダーだけだとか。それなのに、濃いチョコレート味が出ているのは、すばらしい。コーヒーがマグにたっぷり入っているのもうれしいことです。

    昼食後、蒲郡の知人宅へ。こちらの家には、2本の甘夏みかんの木があります。1昨年、剪定しすぎたとかで、昨年は不作でした。かわりに、知人が山の畑で採れた甘夏を用意して下さったのですが、今年は昨年分もまとめて一気にならせたみたいに、2本とも、みごとにたわわに、実っています。

    収穫に来たのが遅すぎたこともあって、木はいささかつらそう。あと10センチほどで地面につかんばかりの実もあります。

    こちらの木の高さは、2mほど。背を伸ばせば、てっぺんの実も採れる程度の高さなのですが、たった2本で、ミカン箱にして10箱以上採れました。今までで一番の豊作です。

    すべて実を採った後のみかんの木。重い荷物をおろして、すっと背が伸びた感じです。

    帰り道、ナビの指示通りにすすんだら、いつもの道とは違う道に入りました。山道です。

    山桜と新緑の美しい、蒲郡の山々。海も山もある土地なのだと、初めて知りました。4月21日のことです。
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