アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

さくら村の石窯で遊ぶ会のお試し会

2022-03-28 10:55:02 | アンティマキの焼き菓子とパン

  豊田市旭地区にあるガキ大将養成講座の拠点さくら村。このさくら村にある石窯を使って、お試し版石窯で遊ぶ会を開きました。

   ハウスポニーにある石窯よりずっとコンパクトですが、下で焚いて上で焼くという方式なので、見た目より多めのピザやパンが焼けます。一回目のお試し会の時は、焼成室の床の部分の温度が高すぎて、フォカッチャの裏が黒焦げになりました。今回は、この失敗をクリアするため、床に薄めのレンガを敷き詰めました。これで、庫内の温度が少し均一になるかもしれないと期待して。

 

    旭地区は稲武より標高が低いため、空気はすっかり春めいていました。さくら村に至る小径にはタンポポの花が咲いていました。

   見晴らし台の上はポカポカ。

   ピザは、全くこねずに仕込んだ薄焼きバージョン。オリーブオイルとニンニクを混ぜたソースを塗った上にジャガイモとローズマリー、タケノコ、自家製ベーコンをそれぞれトッピングして、上からまたニンニクオイルを塗って塩をぱらぱらとふりかけました。トマト缶に塩コショウしただけのトマトソースを塗ったピザには、セルロース抜きのチーズを。

   薄焼きピザ、稲武の石窯での試作の会でも作りましたが、かなり好評。「ピザにはチーズがつきものと思っていたけれど、乗せなくても十分おいしい」と口々に喜んでもらえました。ジャガイモもタケノコもおいしい。

  メンバーの一人が朝掘りたての筍を持ってきてくれました。アルミホイルに包んで下段の火の中に投入。ほどなく芯までやわらかくなった焼きタケノコ。えぐみはほとんどなくて、香り高い春の味を楽しめました。

   こちらは全くこねずに作ったフォカッチャ。床の上に敷いたレンガの効用は優秀。庫内の温度差は100度程度ですみました。でも、火の勢いが少々足りなかったので、時間がかかりましたが、なんとか焼けました。

   最後は、乳製品、卵不使用のケーキ。有機レーズンと梨の赤ワイン煮が入っています。こちらも時間はかかりましたが、よく膨らんでふわっとしたケーキができあがりました。

   さて、このさくら村でのお試し会は、今回でいったん終了。できれば5月以降、養成講座のスタッフが自主講座として、ガキ大将養成講座の受講者親子を対象に、「石窯で遊ぶ会inさくら村」を不定期に開く予定です。詳細はただいま検討中です。ご興味のある受講者さんたちは、告知をお待ちください。

   


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