アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

Mさんの野菜

2009-12-03 09:44:39 | たべもの
 畑で採ったばかりの大根、にんじん、春菊、小松菜をいただきました。どれも、Mさんが実家の小さな畑で作っているものばかり。


 彼女は数年前、不耕起、無農薬、無化学肥料での栽培をはじめました。肥料は籾殻を炭にしたクンタンとよばれるものと落ち葉だけ。畑には草が、野菜より高くない程度に茂っています。

 草をほとんど抜かないこの畑は、周りの畑の中ではいささか奇異に写るらしく、彼女の家族はともすれば草を抜きたがるのだそうです。

 でも、小さいけれど、暖かい季節は一面緑のこの畑を、私はとても気に入っています。時々訪れて、間引きした菜っぱや芋類、なりものなどいろいろいただいて帰ります。先日はちゃんと結球した白菜をもらいました。いつもらっても、Mさんの野菜は甘くてやわらかいのです。

 写真の大根はおでん大根という種類だそうで、小ぶりなのが特徴。いっとき虫にやられて、「全滅するかもしれない」とあきらめかけていたところが、「虫に勝った!」のだそうです。りっぱな大根に成長しました。

 夕飯はこの大根でスープを作りました。

 大根は厚めのいちょう切りにして、にんにくオリーブオイルでいため、冷凍しておいたひよこ豆、たまねぎ、じゃがいも、乾燥させたシメジ、それにちょっとだけのベーコンと一緒にスープにしました。五分搗き米の残りご飯をバターライスにして、はやりのスープご飯に。固めだよといわれた大根ですが、どうしてどうして味がしみておいしかったあ!小松菜は胡麻和えにしました。

 大根の葉っぱは干葉にして足湯に入れようと思います。残りは干しえびといためたり菜飯にするつもり。

 

 

 
 

 
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