アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

赤い花のゲンノショウコ

2010-01-05 17:35:53 | アンティマキの場所に生きる動植物
 「現の証拠」の意味でゲンノショウコという薬草があります。名前だけ知っていましたが、見たのは今の家に引っ越してから。どこでもみかけるポピュラーな雑草らしく、地元の人には珍しくもなんともない植物のようです。

 名前の由来は、下痢止めに速やかな効果があることから。実際に試した人の話では、「ほんとに現の証拠!」だそうです。

 この花は、初夏のころから秋にかけて、かれんな姿を見せてくれます。木賊やギボシなどといっしょに寄せ植えにしたこともあります。葉の形も面白いので、山里らしいひっそりした趣の一鉢になりました。

 昨年9月の終わりころ、近くにある面ノ木の原生林の自然観察会に参加したときのこと。白やピンクのゲンノショウコを指差して、講師が、「東日本は赤い花が多く、西日本は白い花が多い。愛知県は中間にあるので、ピンクの花が多いのです。白も見かけますが、赤はめったにありません」と説明されました。家にあるのも講師の言われるとおり、白かピンクだけ。赤いゲンノショウコの花は見たことがありません。いつか見てみたいものだと思っていた矢先のことです。

 なんと、荒れ果てた庭の一角で赤いゲンノショウコの一群を発見したのです! 

 突如現れたゲンノショウコ。うれしい発見です。せっかくなのに、写真を撮り忘れたようです。残念!

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