アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

アンティマキの草の庭の春

2022-04-02 17:18:26 | アンティマキの場所に生きる動植物

  昨年に比べたら、今年は春が来るのが遅いのですが、それでも、梅はもう満開。こちらに引っ越した18年前に比べたら、まだ早いほう。

 さて、私の草だらけの庭は、ただいまこんな様子です。

   だいぶほほけてきました。今年は、隣地との境の崖で、いくつかフキノトウを発見。近くの道の駅で購入したものとあわせて、何度か食しました。毎春、一度は食べたくなる食材です。

   うちで最初に咲く水仙。この八重の水仙ばかり増えています。

   やせ地でも数年頑張って生き延び、この2,3年前からやっと花が咲くようになりました。今年は花の数が多い。ドライフラワーができるというので、ただいま干しています。

   春先、寒冷地の山里の住人なら誰しも、無事、庭や畑の植物が冬を越してくれたかどうかとても気になることとおもいます。ほぼほったらかしの状態にしている私は、なおのこと、心配です。写真はたぶん、ハナズオウ。寒さだけでなく獣害に会いつつも生き延びた植物のひとつ。まだ小さいけれど、地に下ろして2年は経っているので、もう安心してもいいのかしら。

  こちらは昨年もらったビヨウヤナギ。何とか生きているようですが、草に負けそう。少しは手を入れてやらねば。

   シカに食べられたワサビ。半月ほど前は、右の小さい株だけ食われていたのに、今日見たら大きい株の葉も食い荒らされていました。以前は大事にして竹の枝で囲ったりしていましたが、特に荒らされることはなかったので、シカはワサビ嫌いなんだろうと高をくくってこの頃は何にも防備していませんでした。そうしたらこの始末。

   すぐそばにあるこちらの株は健在。

   やられるのは時間の問題みたいなので、周りに竹の枝をおきました。シカは腹が柔らかいので、傷つくことを恐れ、細い枝や棘のある枝を越えてまで食べようとはしない、と聞いたので気が付いたときに、こうして防備しています。

   すっかり食べられているナンテン。実だけでなく葉っぱも若芽もありません。

   稲武の野原はまだまだ冬景色。ほんのちょっとずつ緑の色が添えられてはじめたばかりです。今のうちに、蔓草や禾本科の枯草、野茨の新しい枝など刈っておくと後が楽なのですが、さあ、できるかしら。

 

 

 


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