アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

ムクゲの林

2010-04-20 10:18:59 | アンティマキの場所に生きる動植物
 数年前知人の家からもらってきたムクゲの木から、無数といえるほどたくさんの実生の苗木が育ちました。

 もともとのムクゲの木は日当たりの悪い斜面にあり、コケが生えたり洞ができたりと、あまり健康な様子ではないのですが、落ちた実のすべてから芽が出たのかと思われるほどの、旺盛な繁殖力です。

 崖に木を植えると根を張って崖を壊すからよくないそうですが、樹間を狭くして根を張りすぎないようにしてやれば、かえって崖の保全によいともきいたことがあります。

 わざわざ木を買って植えるのはめんどうですが、落ちた実が育ってくれてそれが保全に役だつなら願ったりかなったり。おまけにムクゲの花はほんわかしてて、私はけっこう好きです。

 おおもとのムクゲの木の洞を覗いたら、なんと小さなカエルがすんでいました。春とはいえ気温は10度以下の日のこと。冬眠から目覚めたものの外に出たくても出られなくなったのでしょうか。ほんのわずか、足を動かしたなとおもったら、あとはじっとしていました。写真中央の茶色の部分の右側、白っぽいまだら模様がそのカエルです。

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