アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

漫画「とりかえ・ばや」

2020-06-13 17:18:51 | 映画とドラマと本と絵画
   日本の古典「とりかえばや物語」を基にした漫画「とりかえ・ばや」。全10巻。

   平安時代後期の作者不詳の作品をまんが化したこの作品、よくできています。上流貴族の二人の妻に、同日に生まれた姫君と若君。母が違うのに瓜二つの美形。でも性格は正反対で、姫君は活発で社交的で明るく勇敢。若君は引っ込み思案でおとなしく優しい。

   そのふたりが成長して、成り行き上(!)、姫君は元服の儀を、若君には裳着の儀をとりおこなうことに。美しい二人は、それぞれ異性に愛され(ほんとは異性なのですが、相手は同性の親友だと思い込む)るという、なんとも奇妙な生活をおくります。

   姫君(男装)の親友(男性)は、男装の姫君を男の親友と思っているのですが、あまりの美しさに、女性であったらいいのに、と思い続けます。あるときひょんなことから彼女を抱くことになり、女性と発覚。懐妊させます。それから姫君も若君も周囲もさらにすったもんだします。

   田辺聖子の現代語訳もあるようですが、私はいきなり漫画を読みました。原文はちょっとだけ、いつか読んだだけ。名前などいろいろ変えてあるようですが大きなところはそのままみたい。

   日本の古典を、こんな風に漫画にするの、大賛成です。教科書では、中古は枕草子や源氏物語ばっか。もっと簡単で、わかりやすい物語を使ったら、古文好きが増えるかもしれないのに。

   日本版シンデレラストーリーの「落窪物語」を底本にした、漫画「おちくぼ」もおすすめです。
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米ぬか入りカレークッキーの作り方

2020-06-13 16:36:42 | アンティマキの優しく易しい焼き菓子とパンのレシピ
  おいしくて安全な米ぬかが手に入ったときだけ作る、ちょっと夏向きのクッキーです。カレー粉はお好きなものをお選びください。わたしは、豊田市旭地区の森のスパイス屋ニランジャンのネパールカレー粉を使っています。たっぷり作って、缶に入れ、おやつやおつまみにしてください。

<材料>
  薄力粉400g 全粒粉50g 米ぬか50g(炒った状態で)
  甜菜糖60g 塩5g
  カレー粉12g
  菜種油150g 豆乳120~140g
<作り方>
①米ぬかは、フライパンでいるか、120度くらいのガスオーブンで15分ほど焼成。サラサラにする。ざるでふるって、こまかくしておく。
②①が冷めたら、そのほかの粉類もふくめて一つのボウルに入れ、ふるうか、あわだて器でよくかきまぜる。
③分量の菜種油を①のボウルに一気に入れ、手でよくすり混ぜる。
④豆乳を注ぎ入れ、ヘラでさっくり混ぜる。
⑤マットの上に生地をのせ、スケッパーで半分に切り、一方を上に載せる。
⑥⑤の動作を2,3回繰り返すと生地がなじむ。なじんだら、5mm厚さくらいに生地を伸ばす。
⑦生地に適宜切れ目をつけ、フォークで穴をあける。
⑧150度~160度に熱したガスオーブンで10分から15分焼く。
⑨取り出して切れ目をはずし、間をあけてからさらに焼く。140度くらいで20分ほど。
⑩焼成後もオーブンに入れたまま30分ほど置いておくとカリッと仕上がる。

*アンティマキのカレークッキーの原材料は、下記の通りです。
  オーストラリア産有機薄力粉 オーストラリア産有機全粒粉 
  設楽町名倉産有機米ぬか  国産甜菜糖 オーストラリア産湖塩 
  ニランジャン有機カレー粉 国産圧搾菜種油 有機豆乳
*水分量は、粉の水分含有量によって違います。調節しながら入れてください。
*ガスオーブンの温度も、機種によって違います。電気オーブンの場合は、ガスオーブンより20度以上高めに設定してください。

  カレークッキーは、昨日、ヘルシーメイト岡崎店、暮らしの学校、ラカンカ、ベーグル庵に納品しました。

なお、カレークッキー以外に、ココア入り、ゴマ入りも時々作ります。いろいろの具材を入れて、お楽しみください。
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昨日ヘルシーメイト岡崎店・暮らしの学校・ラカンカ・ベーグル庵に納品しました。

2020-06-13 15:50:01 | アンティマキの焼き菓子とパン
   稲武も梅雨入り。今日会った友人が、「いろんな植物の花芽が、今年は多い」と、庭先のコアジサイの花を見ながら言っていました。帰宅してうちの石垣に生えているコアジサイを見たら、やっぱり花つきがいい。そういえば、ブルーベリーも、やたら今年は花が咲き、実もたくさんついています。温暖化によるものなのかどうなのか、気になるところです。

   さて、昨日ひと月ぶりに、岡崎方面に納品に行きました。

   まず額田のベーグル庵、それから来月開講予定の暮らしの学校、JR駅近くのヘルシーメイト岡崎店、竜美が丘のラカンカの順で。

   お持ちしたのは、穀物クッキー3種におかき、米ぬか入りカレークッキー、タマネギクラッカー。

   カレークッキーに使ったカレー粉は、旭地区のスパイス屋ニランジャンのネパールカレー粉です。香りの高さがすごい。米ぬかは名倉の三川農園産。ひさびさにいい米ぬかが手に入ったので、作りました。

   タマネギクラッカーは、シンシア豊川の新タマネギを使用。こちらの無農薬栽培のタマネギは、あまくてやわらかくておいしい! 粉と塩のほかは、水や豆乳を使わず、タマネギの水分と圧搾菜種油だけで作っています。

    ヘルシーメイトは、今月末、恒例の10%セールを実施します。セール期間は23日から28日。いつものような業者の出店はありませんが、アンティマキのパンやケーキ、スコーンなど、賞味期限の短い品の納品を、23日と27日にいたします。何をお持ちするかは、これから考えます。お目にはかかれませんが、商品のみ店頭に並ぶので、ぜひいらしてください。

    暮らしの学校の定期講座は、7月から再開します。7月は10日、8月は7日にひらきます。くわしくは、暮らしの学校HPをごらんください。なお、7月29日は、インド藍の染め講座を開催。9月4日は、まったくこねない玄米ご飯パンとバター卵をつかわないスコーンの会をひらきます。

    日程は決まっていませんが、10月には、暮らしの学校主催の稲武の大きな石窯で遊ぶ会も開く予定です。

    どんぐり工房での定例の染め講習会も今月20日から再開。少人数でたのしめる会として実施の予定です。今月の染め材料はフジ、桑、葛などの若葉。来月は25日、8月は22日に開催の予定です。
   
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