このところ毎日いいお天気が続いています。がけ下にある家の中よりも、外の方がずっと暖かいので、デスクワークをしているときは、ときおり外に出ては体を温め、また部屋の中に入って仕事を続けています。灯油も乾いた薪もほとんどなくなったのですが、新たに買い足す気にもならず、こうしてなんとかしのいでいます。
さて昨日は、豊田森林学校のスタッフでもある友人と、そのこどもたちと一緒に、大野瀬町にある子持ち桂を見に行ってきました。
子持ち桂は、ブルーベリーの摘み取り園・まいにちブルーベリーの農園の前をちょっといったところに小さな駐車場があり、そこから徒歩。まわりは常緑樹に囲まれていますが、間伐がなされているので光が適度に入り、灌木やまだ小さい広葉樹が結構育っています。谷川沿いを歩くのですが、道はよく整備されていて、急な斜面などはなく、とても歩きやすい。
山に入ってすぐに見つけたのはヤマルリソウ。やわらかい毛が生えているのか、全体がなんだかふわっとした感じです。あちこちに咲いています。
コクサギ。といっても、クサギの仲間ではないそうです。葉っぱの付き方が独特で全体がぐるぐるらせん状のようになっているところがかわっています。まんべんなく日の光を吸収したくて(?)こうなったのでしょうか。
友人の話では、このコクサギのあるところは多種の植物の生息が見られるらしい、とのことです。つややかな緑の葉は、さわるとにおいがあり、臭いと言えば臭い。
スミレの一種。名前をおしえてもらいましたが忘れました。
こちらも同様。なにしろ、小さい花があちこちに咲き乱れ、どれも形がかわいくてなかなか前に進めません。
倒木に絡まった蔓草。これだけでも美しい。
ネコノメソウというのだそうです。黒いところが猫の目みたいだからついた名前。春の早い時期に咲くので目立つそうで、ネコノメソウファンは多いのだと。似たような草、うちにもありそう。
これもスミレ。家に群落のあるタチツボスミレかな? ちょっと色が薄い気がしますが。
歩き始めて40分ほどで子持ち桂到着。普通に歩けば20分ほどでつくと思います。桂のてっぺんは見えません。想像以上に大きい。
この大木は信仰の対象だったようで、今も毎年お祭をしているそう。
桂の葉はハート形でかわいいのですが、新緑の今は小さくてさらにかわいらしい。
「子持ち」とはいっても「親」は見当たりません。中はなくなり、空洞。子や孫だけが繁栄しています。
桂の木の近くにはベンチがあり、そこで休憩。朝焼いたマフィンを子供たちと一緒に食べました。
桂のある場所から林道に上がり、里に下っていきました。林道沿いは新芽をつけた木々や花がいっぱい。見飽きません。
ミツバツツジ。いい色です。
リョウブの新芽。リョウブは「令法」と書き、昔法律で、飢饉の折の救荒食として大事にするよう決められていた木なのだそうです。新芽をつかったリョウブ飯がおいしいというので、摘んで帰りました。
モミジイチゴ。手の届くところにあるので、実がなったら取りに来たいけれど、きっと猿やリスに先を越されるだろうな。
ニリンソウ。うちにもありますが、日陰に植えたせいかいま一つ増えません。でも、こちらは日当たりがいいせいか、広い群落をつくっていました。
10m以上あったのではないかと思うのですが、とにかく崖一面ずらっとニリンソウ。壮観です。
このスミレは、まさに「スミレ」という名前なのだそうです。数あるスミレ、一つ一つ何とかスミレと名付けられているのですが、これだけは「スミレ」。典型的なスミレらしいスミレということでしょうか。色は紫。スミレ色ってこんな色でしたっけ。
ヤマブキ。こちらに来て初めて一重のヤマブキを見ました。ヤマブキと言えば八重に決まっているものと思っていましたが、あれは栽培種。太田道灌の有名な歌は、栽培種のヤマブキのことで、在来種のヤマブキはちゃんと実をつけるのだと、知りました。私は一重のほうが好き。
ゆっくりゆっくりあるいて、休憩も十分とって、往復2時間。いいウォーキングでした。近いところに、歩きやすくて美しくて、興味の持てる草がたくさんある場所がいくつもあることに、いまさらながら感謝。
午後は敷地内のつる草取りや整理をしました。岩場で見つけたこの二つの草、この日森で見たものに似ています。
こちらはネコノメソウに。
こちらはクジャクシダに。ただいま、友人に問い合わせ中です。
さて昨日は、豊田森林学校のスタッフでもある友人と、そのこどもたちと一緒に、大野瀬町にある子持ち桂を見に行ってきました。
子持ち桂は、ブルーベリーの摘み取り園・まいにちブルーベリーの農園の前をちょっといったところに小さな駐車場があり、そこから徒歩。まわりは常緑樹に囲まれていますが、間伐がなされているので光が適度に入り、灌木やまだ小さい広葉樹が結構育っています。谷川沿いを歩くのですが、道はよく整備されていて、急な斜面などはなく、とても歩きやすい。
山に入ってすぐに見つけたのはヤマルリソウ。やわらかい毛が生えているのか、全体がなんだかふわっとした感じです。あちこちに咲いています。
コクサギ。といっても、クサギの仲間ではないそうです。葉っぱの付き方が独特で全体がぐるぐるらせん状のようになっているところがかわっています。まんべんなく日の光を吸収したくて(?)こうなったのでしょうか。
友人の話では、このコクサギのあるところは多種の植物の生息が見られるらしい、とのことです。つややかな緑の葉は、さわるとにおいがあり、臭いと言えば臭い。
スミレの一種。名前をおしえてもらいましたが忘れました。
こちらも同様。なにしろ、小さい花があちこちに咲き乱れ、どれも形がかわいくてなかなか前に進めません。
倒木に絡まった蔓草。これだけでも美しい。
ネコノメソウというのだそうです。黒いところが猫の目みたいだからついた名前。春の早い時期に咲くので目立つそうで、ネコノメソウファンは多いのだと。似たような草、うちにもありそう。
これもスミレ。家に群落のあるタチツボスミレかな? ちょっと色が薄い気がしますが。
歩き始めて40分ほどで子持ち桂到着。普通に歩けば20分ほどでつくと思います。桂のてっぺんは見えません。想像以上に大きい。
この大木は信仰の対象だったようで、今も毎年お祭をしているそう。
桂の葉はハート形でかわいいのですが、新緑の今は小さくてさらにかわいらしい。
「子持ち」とはいっても「親」は見当たりません。中はなくなり、空洞。子や孫だけが繁栄しています。
桂の木の近くにはベンチがあり、そこで休憩。朝焼いたマフィンを子供たちと一緒に食べました。
桂のある場所から林道に上がり、里に下っていきました。林道沿いは新芽をつけた木々や花がいっぱい。見飽きません。
ミツバツツジ。いい色です。
リョウブの新芽。リョウブは「令法」と書き、昔法律で、飢饉の折の救荒食として大事にするよう決められていた木なのだそうです。新芽をつかったリョウブ飯がおいしいというので、摘んで帰りました。
モミジイチゴ。手の届くところにあるので、実がなったら取りに来たいけれど、きっと猿やリスに先を越されるだろうな。
ニリンソウ。うちにもありますが、日陰に植えたせいかいま一つ増えません。でも、こちらは日当たりがいいせいか、広い群落をつくっていました。
10m以上あったのではないかと思うのですが、とにかく崖一面ずらっとニリンソウ。壮観です。
このスミレは、まさに「スミレ」という名前なのだそうです。数あるスミレ、一つ一つ何とかスミレと名付けられているのですが、これだけは「スミレ」。典型的なスミレらしいスミレということでしょうか。色は紫。スミレ色ってこんな色でしたっけ。
ヤマブキ。こちらに来て初めて一重のヤマブキを見ました。ヤマブキと言えば八重に決まっているものと思っていましたが、あれは栽培種。太田道灌の有名な歌は、栽培種のヤマブキのことで、在来種のヤマブキはちゃんと実をつけるのだと、知りました。私は一重のほうが好き。
ゆっくりゆっくりあるいて、休憩も十分とって、往復2時間。いいウォーキングでした。近いところに、歩きやすくて美しくて、興味の持てる草がたくさんある場所がいくつもあることに、いまさらながら感謝。
午後は敷地内のつる草取りや整理をしました。岩場で見つけたこの二つの草、この日森で見たものに似ています。
こちらはネコノメソウに。
こちらはクジャクシダに。ただいま、友人に問い合わせ中です。