骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

神谷傳兵衛を骨で聴く

2007-10-23 11:00:38 | 骨で聴く癒しの世界

 神谷傳兵衛といえば電気ブランで有名な浅草の神谷バーです。
 80年以上も前に、店舗内部を西洋風にした「神谷バー」は、 現在も使用している建物だからすごいものです。

 そして電気ブランは文豪にも愛され、今尚特別な嗜好品として確立しています。これまたすごいものです。

 店舗の改装といい、独特の商品といい、神谷傳兵衛は偉大な実業家だったといえるでしょう。現代でも通用するマーチャンダイジングと、ヴィジュアルプレゼンテーションの実践だったのかもしれません。

 ⇒ 現代の店舗ではより簡単に

 意外と知られていないのが、神谷傳兵衛と名鉄三河線との関係です。
 故郷の三河で鉄道事業もしていたのです。それが名鉄と合併して現在の名鉄三河線になっています。

 これだけの事業家を骨で聴きます。
 最新の特許技術であれば電気ブランに対抗できそうです。

 ⇒ 骨で聴く特許技術
                              

小豆島「二十四の瞳」を骨で聴く

2007-10-23 09:31:51 | 骨で聴く癒しの世界


 香川県小豆島を舞台に、教師師範学校を卒業したばかりで赴任した大石久子と、その年に小学校に入学した12人の児童のふれあいを描き、太平洋戦争を背景にした時代と社会動向とを絡めた小説です。
 発表は1952年、作者は壺井栄です。

 2度映画化され、現在では舞台となった小豆島に「二十四の瞳映画村」という施設もあります。瀬戸内海に浮かぶ小豆島には欠かせない観光施設になりました。

 この作品の評価について引用してみます。

「この作品は、平和な漁村を昭和の戦争がどのように影響を与えたかを、子どもたちの運命を中心に描き出した作品として、高く評価されてきた。しかし、この作品では日本の加害性が描かれていないという批判もある」 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 評価はともかく、この地を舞台にした昭和を代表する文学・映画が誕生したことは紛れもない事実です。また資源の少ない瀬戸内の島々の中で、小豆島だけがここまで知名度を挙げた大きな要素になっているのも事実です。

 まさにプレゼンテーションです。よく見せ、よく理解し、魅力を伝える原動力になっています。

 ⇒ よく見せれば‥‥

 この映画を骨で聴きます。
 子供たちの声が骨から脳へと伝わります。暗い戦中を背景としながらも、明るい未来に向かって進んでいく声が聴こえてきます。

 ⇒ そこで、骨で聴く特許技術「骨伝導」とは

 小豆島への旅情が湧いてきます。