骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

真徳稲荷神社を骨で聴く

2013-06-18 12:13:34 | 骨で聴く巡礼旅

 東京の中心部・千代田区の区立千代田小学校のすぐ近くにある真徳稲荷神社へ、骨伝導ヘッドセットともに参拝に行きました。都会の神社らしく、小さいながら何ともいえない存在感を醸し出しています。

 やはりこのエリアでは突出して神田明神が有名な神社となりますが、この真徳稲荷神社も神田明神との関係がありそうです。神田明神の鎮座と同時期に京都伏見稲荷大明神の御分霊を勧請したものだそうです。
 それだけの歴史を誇る神社ですが、明治6年には神田明神の兼務社となったようです。

          ⇒ 神田明神を骨で聴く

 以前に神田駅の近くにある神田佐竹稲荷神社にも参拝に行きましたが、ここも祭祀は神田明神の神職が兼務するようになり、護持は地元有志に委ねられ、火伏の神様、商いの神様、さらには神田の守護神として機能していました。

          ⇒ 神田佐竹稲荷神社を骨で聴く

 真徳稲荷神社の社殿は太平洋戦争の戦災により焼失してしまい、同じ地域(神田司町)の二つの稲荷神社を仮社殿に合祀したといいます。

 境内掲示の文章によれば、昭和27年には、町会結成禁止の解除に伴って、3稲荷神社を伏見大社へ還座しました。そこで改めて御分霊を勧請し、真徳稲荷神社として発足しましたそうです。

 都会の神社は境内も狭く、周囲の騒音が祀られている神に直接届く構造になっています。それでも鎮座し続け、地域のシンボルともなっているのが特徴です。
 耳だけでなく骨から脳へ、直接音声を伝達する骨伝導機器を使って参拝することにより、都会ならではの参拝が生まれてくるような気がします。

 ただし、米軍で採用された特許技術を誇る骨伝導製品でなければ意味はないでしょう。やはり神への祈りには「本物」でなければならないと確信します。

          ⇒ 特許技術の「本物」骨伝導製品


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